第1部:挑戦者インタビュー
晴れる屋メディアチーム
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岡井 俊樹、石渡 康一、小田 光一、鳥海 貴、そして嘉藤 裕樹。前期の神決定戦を見事に勝利した、5人の神たち。各フォーマットにおいて卓越した技術を持った彼らのことは、既にご存知の方も多いだろう。
だが、神討ちに臨む挑戦者についてはどうだろうか? いずれの挑戦者も各フォーマットの挑戦者決定戦を勝ち抜いた強豪プレイヤーだが、神に比して彼らの情報はほとんど知られていないと言っても過言ではないだろう。
そこで、我々は今回の第12期神決定戦を控える挑戦者たちへと書面インタビューを行った。今回神と戦う者たちは果たしてどういったプレイヤーなのか? ぜひご覧いただきたい。
Q1. 神・石渡さんとは旧知の仲ということで今までデッキリストをシェアしたり、一緒に練習もされていたようですが、今回はどのように調整してきましたか?
「彼からのフィードバックがないことを除けば普段通りです。『ラヴニカの献身』発売後すぐということで、カードリストを眺めながら既存のデッキに入りそうなカードと新しく作れそうなデッキを整理。
今回はショックランドに加え強力なマルチカードなどもあり大変でしたが、一通りのデッキ草案を構築しました。その後、一人回しをしながら時間的に完成度が低くなりそうなものや習熟度、メタに合っていないものを除き、最後に彼の使用してきそうなデッキを考えてデッキの選択、微調整を行いました」
Q2. 「フロンティア」フォーマットの創始以来ずっとフロンティアをプレイされているとのことですが、三科さんの考えるフロンティアで勝ち進むコツはなんでしょうか?
「どのフォーマットでも変わらないような気もしますが、カードとデッキを理解してデッキパワーの高いものを使用することですかね。フロンティア特有のコツとしては、《時を越えた探索》とどのように向き合うかが分かりやすいです。ヴィンテージ制限は伊達じゃないパワーカードなので、使用するか打ち勝つか、いずれの場合も対策やゲームプランは考えておいた方がいいでしょう」
Q3. 神・石渡さんに対する意気込みをお願いします。
「最後に楽しく、悔いのないようなプレイができたら最高なので、集中して試合に臨みたいと思います。何も関係ないですが、彼が家に遊びに来たときカードを片付けるのが面倒だったので、友人との神決は所々面倒だなと感じました(笑)」
Q1. 長い間ヴィンテージをプレイされているようですが、高橋さんが考えるヴィンテージの魅力とはなんでしょうか?
「ヴィンテージはいいぞ。(実際にやってみればすぐに取りつかれると思います)」
Q2. 高橋さんと言えば、《ドルイドの誓い》デッキに独自のチューンナップを施して改良することで有名ですが、いつもどのように調整されているのでしょうか。
「初めはどんな相手に有効かを考えてテキストでカード検索して調整します。その後、紙やMOで実戦に直接投入して感触を確かめながら手探りで構築します。回していて面白いデッキに仕上げられれば完成です。」
Q3. 5度の「ヴィンテージ神挑戦者決定戦」の入賞の末、ついに今回初めて神に相まみえることとなります。神の頂へ挑戦する意気込みをお聞かせください。
「まずは楽しむことを第一にやりたいです。ヴィンテージの面白さが伝わるようないいゲームになればいいなと思います。後はカセルに感謝するだけです」
Q1. 小笠原さんは昔からレガシーを楽しんでいると伺っていますが、始めた当時のエピソードやきっかけがもしあれば教えてください。
「レガシーが制定された翌年に知り合いからやってみない? と誘われ、子供の頃の憧れのカードを使って遊んでる内にレガシーの楽しさにどっぷりハマっていきました。今でこそ晴れる屋で毎日大会がありますが、その頃はレガシーの大会に出るために遠征していたのもいい思い出です」
Q2. レガシーで最も好きなカードとデッキ、またそれぞれの理由がありましたら教えてください。
「《闇の腹心》。何度も土地をめくって勝ったし、それと同じくらい《意志の力》や《墓忍び》をめくって負けたりした。」
Q3. 神である嘉藤さんに対する印象、そして当日に向けた意気込みをお聞かせください。
「上手い人なので勝てる見込みは薄いですが、それでも応援してくれる友人の期待に応えられるようにしたいです。」
彼らが今回神へと挑戦する3人のプレイヤーだ。彼らの人となりやマジックのプレイスタイルについて理解していただけたかと思う。
果たしてこの中から神討ちを達成し、次代の神となる者は現れるのか!? 彼らと神が繰り広げるであろう激戦の模様はYouTubeLiveにて実況解説つきでお届けする予定だ。ぜひこれを機会にチャンネル登録をしていただき、神決定戦を見届けてもらいたい。