5色の固有色を持つ 統率者 まとめ【カードアーカイブ】

いってつ

(最終更新日:2024/03/03)

統率者戦の5色統率者カード

統率者戦カードアーカイブへようこそ。

このアーカイブではテーマに沿って統率者戦でのオススメカードを紹介します。

随時更新していきますので、新しく統率者戦デッキを作るとき、改良したいときにぜひ見返してみてください。

今回は「5色統率者」カードを広くご紹介します。

5色統率者とは

今田家の猟犬、勇丸祝福されたエミエル

統率者戦には固有色のルールがあります。統率者の色にテキスト中のマナシンボルの色を足したものが固有色です。《今田家の猟犬、勇丸》は白、《祝福されたエミエル》はテキスト中に白緑の混成マナがあるため固有色は白と緑です。

固有色の多い統率者ほどカードや戦術の選択肢が広がるので、高レベルの統率者戦では3色以上の統率者が多くなっています。

彩色の灯籠彩色の宇宙儀晶洞ゴーレム

5色の統率者となるともはや固有色の制限はなくなってしまいます。基本でない土地は1枚しか入れられない統率者戦で5色を安定して供給するのは少し大変。強力なアーティファクトを採用したり、フェッチランドや5色出る土地でマナ基盤を整えましょう。

現状共闘を持つ統率者2枚をどう組み合わせても固有色の組み合わせが5色になることはなく、5色デッキは5色統率者だけに許された特権とも言えます。

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5色の統率者

《片目のガース》

片目のガース

登場時に大きな話題を呼んだ、《Black Lotus》を内蔵したクリーチャー。

解呪Braingeyser恐怖
シヴ山のドラゴン新たな芽吹きBlack Lotus

自身のタップで初版からマジックに存在する名カードのコピーを作って唱えることができます。中でもやはり《Black Lotus》を統率者戦に持ち込むというキャッチーさで人気があります。その一方、統率領域にクリーチャー除去と置物除去、Xドロー呪文を置いておくことができ、継戦能力はなかなかのもの。中長期戦を見越したコンボデッキで活躍できるかもしれません。

《アトガトグ》

アトガトグ

《アトガトグ》はエイトグ・クリーチャーを生け贄に捧げることで、自身のサイズを上げることができるエイトグ。エイトグは何らかの生け贄を捧げることで自身をパンプアップできるという特徴があります。統率者のサイズを大きく育てて統率者ダメージでの勝利を目指せるかもしれません。

エイトグサイカトグメガエイトグ

しかし肝心のエイトグが《アトガトグ》を除いて11枚しか存在しないのがネックです。「多相」を持つクリーチャーを利用したり、墓地からのクリーチャー蘇生で再利用したいです。

《アラーラの子》

アラーラの子

トランプル6/6とそこそこ大きく無視できないクリーチャーですが、除去すると土地でないパーマネントをすべて破壊してしまいます。全体除去を統率領域に置いておくことができます。

不死の贈り物埋葬布を纏う者、エイスリオスマラキールの再誕

クリーチャーを何度も戦場に戻す《不死の贈り物》《埋葬布を纏う者、エイスリオス》などを使って何度も戦場墓地を行き来させ、対戦相手のリソースを破壊しつくそう。

《クロウマト》

クロウマト

マナを注ぎ込んで自身を強化できる統率者です。サイズを上げて空から殴れ。

《概念の群れ》

概念の群れ

《概念の群れ》は5色マナを支払えば墓地からエレメンタルを唱えることができます。

発現する浅瀬怒りの座、オムナス孤独

『モダンホライゾン2』の「想起」エレメンタルの登場で注目されている部族「エレメンタル」のデッキを5色で組むなら、首領としてこれほどふさわしい統率者もいないでしょう。

《邪神カローナ》

邪神カローナ

速攻

各プレイヤーのアップキープの開始時に、そのプレイヤーは邪神カローナをアンタップし、そのコントロールを得る。

邪神カローナが攻撃するたび、あなたが選んだクリーチャー・タイプのクリーチャーは、ターン終了時まで+3/+3の修整を受ける。

毎ターンコントロールが移動してしまう統率者。選んだクリーチャー・タイプを一斉に強化する能力も馬鹿にできません。自分はクリーチャー・タイプをそろえることで高い打点を出すことができます。

3人が結託すると8/8になった《邪神カローナ》で3回攻撃して統率者ダメージで1人を沈めることができます。うっかり自分が沈められないように注意。

《ニヴ=ミゼット再誕》

ニヴ=ミゼット再誕

パイオニアやモダンでも活躍する天才、ニヴ。何が手札に入るかは基本的に運否天賦であるものの大量のハンドアドバンテージを得ることができます。

《復讐の神、大口縄》

復讐の神、大口縄

《復讐の神、大口縄》は自分を殴ってきたプレイヤーを殴り返して戦闘ダメージを与えるとそのプレイヤーのパーマネントをひとつ追放できます。殴り合いのゲームでは強力なけん制です。

《大祖始》

大祖始

プロテクションすべてという極端すぎる能力。あらゆる呪文や能力の対象にならず、エンチャントされず、装備されず、ダメージを受けず、ブロックされません。殴れ殴れ。

《刈り取りの王》

刈り取りの王

カカシというマイナー部族のロード。色マナが合わなくても不特定マナで無理やり唱えることも可能です。

屑山の人形わら人形の兵士ピリ=パラ

カカシが出るたびにパーマネントをなんでもひとつ破壊できてしまいます。《屑山の人形》が万能除去になるすさまじい統率者です。

《始祖ドラゴンの末裔》

始祖ドラゴンの末裔

《始祖ドラゴンの末裔》は2マナでライブラリー中のドラゴンのコピーになれてしまいます。《世界喰らいのドラゴン》を墓地に送り、《動く死体》で吊り上げて無限マナを成立させる「ワールドゴージャーコンボ」にもアクセスしやすく、単なる「ドラゴンいっぱい!かっこいいぞ!」デッキ以上のパワーを持ちます。

《始祖ドラゴン》

始祖ドラゴン

「威光」をもつ強力な統率者《始祖ドラゴン》。5色を含む9マナということで唱えるのが非常に大変なのですが、無理に唱えなくてもドラゴン呪文を唱えるコストを軽減してくれます。

うまく戦場に出すことができれば、ドラゴンが攻撃するたびにドローしてパーマネントを手札から出せるという尋常ではないアドバンテージを稼ぎ出します!

《ティアマト》

ティアマト

『ダンジョンズ&ドラゴンズ』の世界からやってきたドラゴン。

唱えて戦場に出すことでライブラリーからドラゴン5体をサーチすることができます。《始祖ドラゴン》デッキで《峰の恐怖/Terror of the Peaks》や《帰ってきた刃の翼》をサーチする仕事もしているらしい。

《統べるもの、ジョダー》

統べるもの、ジョダー

伝説のクリーチャーのロードでありながら、伝説の呪文を唱えると「続唱」のようにライブラリーの上から伝説の呪文を追加で唱えることができてしまいます。伝説のクリーチャーを唱えると伝説のクリーチャーがもう1体出てくるわけで、そうすると《統べるもの、ジョダー》のロード能力の修正値も一気に大きくなります!好きな伝説のクリーチャーをパンパンに詰め込みましょう。

《トム・ボンバディル》

トム・ボンバディル

英雄譚デッキの統率者。ひとつの英雄譚が終わりを迎えると、次の英雄譚をライブラリーから語り始めます。この能力は毎ターン1回のみですが、「増殖」でタイミングをうまく操作すれば毎ターンのように英雄譚をライブラリーから出すこともできそうです。

帝国の誕生くらやみのなかにつなぎとめるダーレク族の誕生

英雄譚というカードデザインは『指輪物語』などのコラボセットと相性がよく、ユニークでフレーバーに富んだカードが多数登場しています。自分が好きなエピソードや作品を集めたデッキも楽しそうですね!

《万物の座、オムナス》

万物の座、オムナス

色が1色ずつ足されてきたオムナスがついに5色に!

《マナの座、オムナス》のように、余らせたマナを黒マナに変換しながら保持できるようになり、毎ターン手札を増やしながら、引いたカードを公開すればマナ加速までできてしまいます。

破滅の根本原理大渦の放浪者衝合

3つ以上の色マナシンボルの呪文を多用することでボーナス!せっかくの多色デッキですから、強力な多色呪文をたくさんつめこみたいですね。

《至高の者、ニヴ=ミゼット》

至高の者、ニヴ=ミゼット

単色からの呪禁を持ち、統率者戦のポピュラーな除去《致命的なはしゃぎ回り》《剣を鍬に》をかわすことができます。自身の能力で墓地にあるインスタントやソーサリーの再利用が可能に!

納墓見張るもの、ヴェイガ

これ単体ではアドバンテージを稼ぎにくいですが、《納墓》がスペルサーチのように機能したり、手札以外の領域から呪文を唱えたときボーナスを利用しても楽しそうです。

《ギルドパクト、ニヴ=ミゼット》

ギルドパクト、ニヴ=ミゼット

こちらは多色からの呪禁を持つニヴ。2色のパーマネントをばらまいておくことで大量ドロー、除去、ライフ回復!ギルドの力を集結し本領を発揮しましょう。

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5色のスリヴァー

スリヴァーの首領初祖スリヴァースリヴァーの女王
巣主スリヴァースリヴァー軍団スリヴァーの墳母

スリヴァーと言えば往年の大人気部族。『デュエル・マスターズ』の主人公、切札勝負君も大好きな部族です。

スリヴァー統率者デッキの統率者候補は6枚もあります。お好みと戦略に合わせてお選びください。

生物学者、ルカルメル

《生物学者、ルカルメル》《湿布スリヴァー》《休眠スリヴァー》などのフレイバー・テキストに登場していたスリヴァーの研究者です。

仮に《生物学者、ルカルメル》の能力で「ゴブリン」を宣言した場合、スリヴァーはゴブリンでもあるということになり、《ゴブリンの女看守》でなんでもサーチできるようになったり、《ゴブリンの王》でスリヴァーに+1/+1修正と山渡りを与えることができるようになります。

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5色の統率者に指定できるクリーチャーではないカード

ジャレッド・カルサリオン

《ジャレッド・カルサリオン》は5色と非常に唱えるのが大変ですが、[+1]で3/3のトークンを生成していくことができます。マイナス能力はいずれも5色の呪文と相性がいいですね。「5色」の「統率者に指定できるプレインズウォーカー」とかなり希少な存在。

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5色ではない5色統率者

《樹の神、エシカ》

樹の神、エシカ

《樹の神、エシカ》は第2面が5色のエンチャントなので、固有色も5色となっています。

第1面は自身がマナクリーチャーであることに加え、伝説のクリーチャーも《極楽鳥》にできます。警戒も持たせるのがシブい。

第2面は毎ターンライブラリー上からクリーチャーかプレインズウォーカーを戦場に登場させます。《渦まく知識》《吸血の教示者》などを駆使してめちゃくちゃしてしまいましょう。

《湧き出る源、ジェガンサ》

湧き出る源、ジェガンサ

「相棒」としても使用可能な《湧き出る源、ジェガンサ》。一挙5マナも供給してくれるので、5色の呪文を簡単に唱えることができます。

《永遠の大魔道師、ジョダー》

永遠の大魔道師、ジョダー

《永遠の大魔道師、ジョダー》を出せばあらゆる呪文を(白)(青)(黒)(赤)(緑)で唱えることができます。《召し上げ》《無限への突入》《全知》

《帰還した王、ケンリス》

帰還した王、ケンリス

言わずと知れたガチ統率者《帰還した王、ケンリス》。高速コンボというより、じっくりと有効牌を集めていく統率者です。速攻付与、ドロー、リアニメイトが特に強力で、非常に多くの勝利コンボを採用できます。

自身をサイズアップしてトランプルを付与してくるマッチョケンリスパンチで殴り切ってしまうこともしばしば。

《刃を咲かせる者、ナジーラ》

刃を咲かせる者、ナジーラ

《刃を咲かせる者、ナジーラ》は戦士が攻撃するたびに戦士トークンを大量に生み出します。5色5マナを支払うことで追加の戦闘フェイズを得ることができ、無限戦闘での勝利が狙えます。

プロプレイヤーであるジェイコブ・ナグロ/Jacob Nagro選手曰く最強の統率者。

《ウェザーライトの艦長、シッセイ》

ウェザーライトの艦長、シッセイ

(白)(青)(黒)(赤)(緑)を払うとライブラリーから伝説のパーマネントが戦場に登場!《ウェザーライトの艦長、シッセイ》のパワー未満のマナ総量のもの限定ではありますが、《ウェザーライトの艦長、シッセイ》自身の能力で最高7まで上がります。

こちらも《帰還した王、ケンリス》のように様々なコンボルートを持つ強力な統率者です。

《団結の標、タズリ》

団結の標、タズリ

「パーティー」を揃えればたった1マナで登場!序盤は「パーティー」をなすクリーチャーを並べていき、リソースが減ったところで《団結の標、タズリ》で手札を補充できます。スタンダードではぱっとしませんが、カードプールが広大な統率者戦なら強力なパーティーが組めそうです。

《神河の魂、香醍》

神河の魂、香醍

瞬速で唱えることができ、パーマネントに破壊不能を与えることができます。複数のパーマネントが絡んだコンボを守るのによさそうです。

無限有色マナが発生したときには無限パワーの飛行アタッカーになれます。

《生命起源の御神体》

生命起源の御神体

「祭殿」の数を参照する祭殿デッキにとってこれほどの統率者はいないでしょう。祭殿が戦場に出るたびに祭殿・トークンを生み出して数増しをしてくれます。コストが重いですが墓地からエンチャントを戦場に戻す能力もあるので、継戦能力もなかなか。

Mike&Eleven

Mike, the Dungeon MasterEleven, the Mage

SECRET LAIR『STRANGER THINGS』で登場したカードの中には、共闘と似た「Friends forever」という能力を持っているものが存在します。そんななか、《Mike, the Dungeon Master》《Eleven, the Mage》の組み合わせでは「統率者を2枚指定しながら5つすべての固有色を持つ唯一の組み合わせ」になっています。

《Mike, the Dungeon Master》(1)(緑)(白)
伝説のクリーチャー – 人間

(2),(T):このターンに戦場から墓地に置かれたクリーチャー・カード1枚を対象とする。それをタップ状態で戦場に戻す。

Friends forever(両方がFriends foreverを持つなら、あなたは2体の統率者を使用できる。)

2/2

《Eleven, the Mage》(1)(青)(黒)(赤)
伝説のクリーチャー – 人間・ウィザード

あなたの手札の上限は11になる。

《Eleven, the Mage》が攻撃するたび、あなたは1枚のカードを引き、1点のライフを失う。あなたの手札に11枚以上のカードがあるなら、あなたは手札からインスタントかソーサリーである呪文1つをマナ・コストを支払うことなく唱えてもよい。

Friends forever(両方がFriends foreverを持つなら、あなたは2体の統率者を使用できる。)

3/5

《流浪のドルイド、ジェンソン・カルサリオン》

流浪のドルイド、ジェンソン・カルサリオン

《流浪のドルイド、ジェンソン・カルサリオン》《水晶の採石場》を思わせるフィルター能力を持っています。とりあえず5マナ出れば5色のマナを供給できるため、緑の土地加速・マナクリーチャーで下支えして5色の呪文を繰り出すことができそうです。5色の呪文を唱えたときに出る《セラの天使》相当のトークンも無視できません。

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無色の5色統率者

残念ながら《不屈の巡礼者、ゴロス》は禁止推奨カードに指定されてしまいましたが、私たちにはまだまだ選択肢があります。

《騒々しい写本、コーディ》

騒々しい写本、コーディ

戦場にいるとパーマネント呪文が唱えられないという非常に大きなデメリットを抱えています。しかし《不敬な教示者》の登場で評価が一変。

《騒々しい写本、コーディ》の能力を起動したうえでマナ総量1の呪文を唱えると、ライブラリーの中のマナ総量0のインスタントかソーサリーを唱えることができます。これを利用して《不敬な教示者》を唱えて《むかつき》を引き込み、大量ドローの後なんやかんやで勝つというデッキが考案されました。

《限りないもの、モロフォン》

限りないもの、モロフォン

戦場に出たときに選んだクリーチャー・タイプの呪文を唱えるコストから色マナ各色1点分を軽減します。スリヴァー統率者デッキの統率者に指定されることも。これ自身も「多相」を持っているのでスリヴァーの恩恵を受けられます。

《ドラゴン・エンジン、レイモス》

ドラゴン・エンジン、レイモス

呪文を唱えるたびにその呪文の色の数だけ+1/+1カウンターが載り、5つのカウンターを取り除くと各色2点ずつの10マナを捻出してくれます。

土地とアーティファクトで5色捻出できるようにして5色の呪文を唱えると、一気に10マナ捻出することも可能!

《メムナークの残滓、ウルテト》

メムナークの残滓、ウルテト

戦闘前にマイアをすべてアンタップ!《パラジウムのマイア》などのマナマイアをアンタップしてマナを大量供給!《大地の知識》《謎の石の儀式》があればマイア・トークンなどからも大量マナを生み出せるようになります。

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いってつ 晴れる屋メディアライターです。最近の悩みは記事執筆と動画出演で忙しくて統率者戦が1日2回くらいしか遊べないこと。 いってつの記事はこちら