第31期モダン神挑戦者決定戦:メタゲームブレイクダウン

晴れる屋メディアチーム

メタゲームブレイクダウン

今回の『第31期モダン神挑戦者決定戦』は参加者166名で開催された。

最新セット『久遠の終端』の影響は思いのほか大きく、さまざまなデッキに変化をもたらしているようだ。

前回のメタゲームブレイクダウンでは「イゼット果敢」「ボロスエネルギー」「エルドラージランプ」がトップ3となったが、果たして今回はどうだろうか?

デッキ 使用者数 使用率
エスパーブリンク148.43%
エルドラージトロン137.83%
ピナクル親和106.02%
イゼット果敢106.02%
青単ベルチャー106.02%
エスパー御霊95.42%
ボロスエネルギー74.22%
ライブラリーアウト63.61%
エルドラージ53.01%
ネオブランド53.01%
グリクシス眼魔53.01%
ディミーアマークタイド53.01%
アゾリウスコントロール53.01%
ドメインズー42.41%
繁殖鱗コンボ42.41%
ハンマータイム42.41%
アゾリウスブリンクコントロール42.41%
ルビーストーム31.81%
サムワイズフード31.81%
青単トロン21.20%
リビングエンド21.20%
ヨーグモス医院21.20%
オルゾフブリンク21.20%
エルドラージランプ21.20%
アミュレットタイタン21.20%
《欠片の双子》コンボ21.20%
ジェスカイコントロール21.20%
バーン10.60%
The Spy10.60%
ホロウヴァイン10.60%
ディミーア眼魔10.60%
ディミーア御霊10.60%
ジャンドサーガ10.60%
青単エルドラージ10.60%
青単コントロール10.60%
シミック出産の儀10.60%
アゾリウス石鍛冶10.60%
マルドゥエネルギー10.60%
ピナクルガルガドン10.60%
ダイスファクトリー10.60%
セレズニア出産の儀10.60%
ジェスカイブリンク10.60%
ジェスカイコーリ鋼10.60%
エスパーリアニメイト10.60%
アゾリウスエネルギー10.60%
ディミーアリアニメイト10.60%
ディミーアコントロール10.60%
ティムールスケープシフト10.60%
オルゾフネクロドミナンス10.60%
《荒野の再生》コントロール10.60%
ジェスカイブリンクコントロール10.60%
合計 166 100%
溌剌の牧羊犬、フィリア新たな夜明け、ケトラモーズ儚い存在

使用率1位となったのは「エスパーブリンク」だった。ブリンクデッキを巡っては、前環境でも《超能力蛙》を採用したエスパー型は存在していたが、《新たな夜明け、ケトラモーズ》を軸にしたオルゾフ型が主流であった。

量子の謎かけ屋

しかし、『久遠の終端』によって《量子の謎かけ屋》が登場したことで状況は一転。ワープで唱えて《儚い存在》でブリンクすれば、ドローを進めながら《量子の謎かけ屋》を戦場に定着させることができる。

この強力なギミックが加わったことにより、エスパーブリンクが一気に勢力を伸ばしているようだ。

七つの死の種父嵐の目、ウギン殲滅戦艦

人気2番手となったのが「エルドラージトロン」だ。

2マナランドや各種トロンランドを素早く揃え、大量マナから豪快にパワーカードを叩きつけていく。『久遠の終端』で《殲滅戦艦》という、新しい選択肢が追加されたことも覚えておきたい。

記憶への放逐

モダンでは《記憶への放逐》という強力なメタカードが流行っていることはやや向かい風だが、圧倒的なパワーとスピードであらゆるデッキをねじ伏せるポテンシャルはあるだろう。

ピナクルの特使オパールのモックス河童の砲手

3番手を追走する「ピナクル親和」にも注目だ。『久遠の終端』で新しく登場した《ピナクルの特使》を軸とした新興デッキで、1ターン目からワープでプレイし、0マナアーティファクトを連打することで爆発的な展開を見せる。

空の怒り

序盤から一気にアーティファクトを並べて《河童の砲手》をプレイさえできれば、天敵である《空の怒り》さえも乗り越える。この新しい「親和」があらたな時代を作っていくのだろうか。

以上、『第31期モダン神挑戦者決定戦』メタゲームブレイクダウンをお届けした。群雄割拠のモダンにおいて、どんなデッキが入賞するのか注目だ。

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