世論調査『マジック:ザ・ギャザリング | マーベル スパイダーマン』!競技シーンで活躍しそうなカードは?

晴れる屋メディアチーム

『マジック:ザ・ギャザリング | マーベル スパイダーマン』世論調査!!みんなはこのカード、どう思ってる?

ソウル・ストーンマルチバースへの通り道天井に隠れろ

先週の9月19日(金)、『マジック:ザ・ギャザリング | マーベル スパイダーマン』が先行販売され、各フォーマットは新環境へと突入しました。

注目のカードはトーナメント(競技)シーンで頻繁に見かけることになるのか、それとも……!?

先日、晴れる屋メディアのXアカウントにて世論調査アンケートを行いましたので、気になる結果をまとめていきます。アンケートにご協力くださった皆様、ありがとうございました!

(※カードの価格はいずれも執筆時点のものです。また、価格はカードの強さだけでなく、供給量やコレクション性、使用されるフォーマットの種類など複合的な要素によって変動します)

《ソウル・ストーン》 使われる率 48.7%

ソウル・ストーン

初動価格:7,500円(通常版)

今セットで一番の大当たりカードとなるのが《ソウル・ストーン》で、初動価格はなんと7,500円

ただし、アンケートの結果は「使われる」と答えた方が48.7%と、カードが活躍するかどうかは半信半疑のようです。

アクロゾズの放血者敵意ある調査員強欲の計略黙示録、シェオルドレッド

「破壊不能」を持つ2マナのマナアーティファクトということで、着地すれば安定して2 → 4のマナジャンプが望めます

3ターン目に4マナのカードをプレイできることは強力で、かつての《黙示録、シェオルドレッド》のような圧倒的な4マナのパワーカードが見つかれば、今回のアンケートの評価が覆る可能性は大いにありそうです。

執念の徳目

ちなみにこのカードから新しく「∞(無限シンボル)」というキーワードが登場しています。『リリースノート』の説明によると、「装着」することでそのパーマネントは「装着した状態」となり、特定の能力が付与された状態になるようです。

《ソウル・ストーン》を装着すると、以降は自分のアップキープの開始時に自分の墓地にあるクリーチャーを1枚、リアニメイトすることが可能となります。自分の墓地限定の《執念の徳目》といったところで、《ソウル・ストーン》が破壊不能であることを考えれば、かなり強力なアドバンテージ源といえるでしょう。

スタンダードでは黒ベースのミッドレンジ~コントロール、ランプデッキに採用される可能性は十分にありそうですね!

《サイオニック・ウィーバー、アラクネ》 使われる率 71%

サイオニック・ウィーバー、アラクネ

初動価格:900円(通常版)

新キーワード能力「ウェブスリング」を持ったクリーチャーとして注目を集めている《サイオニック・ウィーバー、アラクネ》。世論調査では支持率71%とかなり期待されているようです。

ひよっこ捜査員遠眼鏡のセイレーン

呪文を唱えるときにタップ状態のクリーチャーを手札に戻すことで、実質的に1マナ3/3のクリーチャーとして運用ができます。さらには対戦相手の手札を見ることで情報アドバンテージを得ながら、特定のタイプの呪文を唱えづらくするヘイトベアー的な能力も備えており、かなり高性能な印象です。

スタンダードでは1ターン目にプレイすることは難しいですが、1ターン目にプレイしたクリーチャーを手札に戻しつつ、《サイオニック・ウィーバー、アラクネ》を2ターン目にプレイする動きはかなり強力ではないでしょうか。

特に《ひよっこ捜査員》《遠眼鏡のセイレーン》といったクリーチャーを手札に戻し、戦場に出たときの能力を再度誘発させるとお得です。

《スパイダーセンス》 使われる率 77.3%

スパイダーセンス

初動価格:1,800円(通常版)

つづいてはウェブスリングを持ったインスタント呪文、《スパイダーセンス》。こちらも世論調査では支持率77.3%とかなり期待されているようです。

もみ消しティシャーナの潮縛り

インスタント&ソーサリー呪文に加えて、誘発型能力を打ち消すというユニークなカウンターで、対応できる範囲が広いのか狭いのか、よくわかりません。

起動型能力を打ち消せるわけではないので《もみ消し》ほど便利ではありませんが、ウェブスリングによって《ティシャーナの潮縛り》を手札に戻しながら誘発型能力を打ち消すのはとても面白そうですね!

《天井に隠れろ》 使われる率 74.6%

天井に隠れろ

初動価格:2,200円(通常版)

こちらも青のインスタント呪文、《天井に隠れろ》支持率74.6%と、このカードも競技シーンでの活躍が期待されています。

氷魔法の秘宝孤独古代魔法「アルテマ」

「次の終了ステップの開始時」と、戻ってくるまでの時間差はあるものの、アーティファクトやクリーチャーを好き放題ブリンクできるのは強力。スタンダードのピクシー系デッキやモダンのブリンク系デッキでは採用が検討されることでしょう。

また、ブリンクしてすぐに戻ってこないことを逆手にとり、自分だけ全体除去を回避するといった使い方も可能です。

《スパイダーパンク》 使われる率 81.7%

スパイダーパンク

初動価格:1,800円(通常版)

2マナクリーチャーの限界を突破した」と噂のパワーカード、《スパイダーパンク》。なんと、アンケートでは81.7%の方が「使われる」と回答するなど、大きな期待が寄せられています。

《スパイダーパンク》 1R

伝説のクリーチャー ― 蜘蛛・人間・英雄

暴動(このクリーチャーは+1/+1カウンター1個か速攻のうちあなたが選んだ1つを持った状態で戦場に出る。)

あなたがコントロールしていてこれでないすべての蜘蛛は暴動を持つ。

呪文と能力は打ち消されない。

ダメージは軽減できない。

2/1

「暴動」によって実質的に2マナ3/2(あるいは速攻2/1)と頼れるスタッツで、さらにゲームに大きな影響を与える能力を複数持っています。蜘蛛デッキはもちろん、赤系のアグロ~ミッドレンジデッキでの採用が検討されることでしょう。

スピナレットとスパイダリングスカーレット・スパイダー、ベン・ライリー蜘蛛の心、アラーニャひきつる人形

ただし、《スパイダーパンク》も含めて今セットの蜘蛛は「伝説のクリーチャー」が多いため、同じカードを何枚も採用して大丈夫なのかどうかは気になるところです。

《ひきつる人形》のような大量の蜘蛛を戦場に出せる能力を持ったカードとの相性は良さそうですね。

《マルチバースへの通り道》 使われる率 79.6%

マルチバースへの通り道

初動価格:3,000円(通常版)

《マルチバースへの通り道》

土地

この土地が戦場に出るに際し、基本土地タイプ1つを選ぶ。その後、2点のライフを支払ってもよい。支払わないなら、これはタップ状態で戦場に出る。

この土地はその選ばれたタイプである。

1色しか出ない5色土地」といった性能のユニークな土地、《マルチバースへの通り道》支持率79.6%とかなりの高評価を得ています。

神無き祭殿ソーンスパイアの境界ウィローラッシュの境界

ショックランドのように2点のライフを支払うことでアンタップ状態で出すことができるため、すぐにマナが使えるという強みがあります。

また、2つの基本土地タイプを持つショックランドに比べると1つの基本土地タイプしか選べない点が気になるものの、「5種類ある基本土地のどれにもなれる」というフレキシブルさは魅力です。

特に境界ランドと相性が良く、状況に応じて必要な基本土地としてプレイすることで、多色デッキを円滑にプレイするための手助けとなるでしょう。スタンダードのマナベースを支える定番カードになりそうですね!

『マジック:ザ・ギャザリング | マーベル スパイダーマン』の活躍に期待!

スーペリア・スパイダーマンミスターネガティブ真紅の混沌、カーネイジ

各フォーマットは新環境に突入しましたが、実際にどんなカードが使われるのでしょうか。注目の競技シーンとしては、今週末にプロツアー『久遠の終端』が開催され、世界最高峰のプレイヤーたちがモダンによる構築戦を行います。

『マジック:ザ・ギャザリング | マーベル スパイダーマン』の新カードの活躍に期待したいですね!それでは、また。

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