『マジック:ザ・ギャザリング | アバター 伝説の少年アン』を学ぼう!
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この記事では新たに登場したメカニズムの紹介と、そのメカニズムを持つカードを一覧でまとめています。ほかにも再登場となった「同盟者」「講義」についても触れていきますので、どんなカードがあるのか、ぜひチェックしてくださいね!
「火の技」
「火の技」は「戦闘中にのみ使える
を生み出す能力」です。火の技のカードにはXなどの不特定な値を含めて、必ず数値が伴って記載されます。
簡単に説明すると、火の技は「攻撃するたび、その値に等しい数の
を加える」という能力です。
また、通常は各ステップに移行する際にマナは失われますが、火の技によって生まれたマナは戦闘終了時まで残るという特徴があります。
戦闘中にしか使えないとはいえ、クリーチャーが攻撃するだけでマナが生み出されるのは強力です。ブロッカーに火力を撃ち込んだり、リソースを得られるインスタント呪文を唱えるなどが有効でしょう。
また、《大規模な列車強盗》によって追加戦闘フェイズを得るというコンボも発見されています。
さらに、火の技には裏ワザがあります!ステップやフェイズが移行したり、終了することでマナがなくならない能力や、置換によって別のマナに変える能力と組み合わせると、なんと火の技で生まれたマナを各フェイズに持ち越すことが可能です。夢のあるコンボですね!
「火の技」を持つカード
「気の技」
「気の技」は「パーマネントや呪文を追放する能力」です。気の技を使われたオブジェクトは追放され、そのカードのオーナーは追放領域からマナ・コストの代わりに
を支払って唱えることができます。
自分のパーマネントを除去から守るために一時的に追放したり、対戦相手の邪魔なパーマネントを一時的に追放するといった使い方が考えられるでしょう。また、《素早き救済者、アン》のように呪文を対象にして気の技を使うことができるカードも存在しています。
ちなみに、気の技によって追放されているカードを追放領域から再び唱える場合、代替コストでしか支払うことができません。マナ・コストにXが含まれる場合はX=0となります。
ただし、キッカーのような追加でコストを支払う能力に関しては支払うことができるので覚えておきましょう。
また、あくまで追放領域から代替コストで唱えることができるだけなので、気の技によって追放された土地はプレイすることができません。
気の技と相性が良さそうなカードはたくさんありそうです。《ドラニスの判事》がいれば対戦相手は追放領域から呪文を唱えられなくなり、気の技が実質的に追放除去として機能します。《超常の旅》を置いておけばドローを進めることができますし、自分のパーマネントや呪文が気の技で追放されている場合、《灰毛の天才、オーロック博士》がいれば
で唱えることが可能です。
《不動の守護者、アッパ》でまとめて追放したパーマネントを、《灰毛の天才、オーロック博士》の力を借りて一斉にプレイするなどは面白そうですね!
気の技を利用し、出来事や裏面のコストが重い呪文を踏み倒して唱える動きも強そうです。
「気の技」を持つカード
「水の技」
「水の技」はほかの技と性質が異なり、能力ではなく「コスト」と考えたほうが良いでしょう。
水の技は「呪文を唱えるための追加コスト」の場合もあれば、「能力を起動するためのコスト」の場合もあります。肝心なのは、水の技のコストの支払いに関して「アーティファクトかクリーチャーをタップすることで
を支払ったことにできる」という点です。
既存のキーワード能力では、「召集」や「即席」に近しい能力ですね。
《心優しき紅小町》を例にすると、このクリーチャーのマナ・コストは
ですが、実質的には

として考えることができます。ただし、追加コストの
に関しては、クリーチャーやアーティファクトを1つタップするたびに
として支払いに充てることができるというイメージです。
また、考えようによっては《心優しき紅小町》は2マナの飛行と護法
を持った4/5という、超ハイスペックなクリーチャーです。《救いの手》や《過去立たせ》などでリアニメイトすることもできますね!
水の技を持つカードには強力なカードが多いので、クリーチャー・トークンやアーティファクト・トークンを生成できるカードと組み合わせて素早く展開できるようにすると良いでしょう。
「水の技」を持つカード
「土の技」
「土の技」は「土地をクリーチャーにできる能力」です。火の技と同様に、必ず数値が伴って記載されます。
例えば土の技(N)を使った場合、「コントロールしている土地1つは速攻を持つ0/0のクリーチャーになり、それの上に+1/+1カウンターをN個置く」という処理になります。また、「土の技でクリーチャーになったカードが死亡するか追放された場合、タップ状態で戦場に戻ってくる」という特徴があります。
従来のマジックでは土地をクリーチャー化させる場合、クリーチャー除去などで土地を失うリスクがありましたが、土の技ならば安心ですね!
土の技と《アナグマモグラの仔》は相性が良く、クリーチャー化した土地がマナを出す目的でタップした場合、追加で
が出ることになり、強力です。
また、土地・クリーチャーがすべて+1/+1の修正を受ける《開花の亀》とも相性が良いですね。
ただし、調子にのって自分の土地をどんどんクリーチャー化させてしまうと、《古代魔法「アルテマ」》をプレイされたときに大惨事となります。スタックを含めてターンがすぐに終了してしまうため、土の技で戻ってくるはずの能力が無視されてしまうんですね。気をつけましょう。
ちなみに、土の技でクリーチャーになっている対戦相手の土地のコントロールを奪い、そのクリーチャーが死亡したり追放されたりした場合は対戦相手の土地として戻ることになるので、覚えておきましょう。
「土の技」を持つカード
「同盟者」
『ゼンディカー』で登場したクリーチャ-・タイプの「同盟者」が再登場しました。今セットでは強力な同族シナジーを持つカードがたくさん登場しています。
各同盟者に+1/+1カウンターを置き、同盟者が戦場に出るたびにパワーアップする《土の将軍の副官》や、同盟者の誘発型能力を追加で誘発させる《恐れを知らぬ者、カタラ》など、非常に強力な能力を持った同盟者が多いです。
さらに、同盟者を唱えるための好きな色のマナが出せる土地《茶屋「ジャスミンの龍」》など、サポートカードも充実しています。
強そうな同盟者デッキが組めそうですね!
「同盟者」のカード一覧
「講義」
『ストリクスヘイヴン:魔法学院』で登場したサブタイプ「講義」が再登場しました。
かつては「ゲームの外部(サイドボード)から講義カードを手札に加えることができる」というメカニズムの「履修」と共に使われましたが、今セットには履修カードがなく、単純にサブタイプを持つカードとして収録されています。
基本的にはインスタントやソーサリーで、サブタイプとして講義を持っているだけのカードが多いですが、《積み重ねられた叡智》のように墓地にある講義カードを参照し、パワーアップするカードも存在しています。
また、講義とシナジーがあるカードとしては、アーティファクトや講義を唱えるたびに+1/+1カウンターが置かれる《勇敢なブーメラン使い、サカ》、墓地にある講義カードの数だけ+1/+1修正を受ける《復讐を求める者、カタラ》など、さまざまなものがあります。
そのほか、講義をサポートするカードとしては講義や祭殿である呪文にしか使えない好きな色のマナを出す土地、《白蓮会の隠れ家》などがあります。
「講義」のカード一覧
『マジック:ザ・ギャザリング | アバター 伝説の少年アン』で遊ぼう!
以上、『マジック:ザ・ギャザリング | アバター 伝説の少年アン』新メカニズムまとめでした。ぜひ、技を駆使して新しいデッキ構築にチャレンジしてみてくださいね!
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