メタゲームブレイクダウン
「禁止制限告知」を経て、新環境のレガシーの頂点を決する場となった今大会。
『マジック:ザ・ギャザリング | アバター 伝説の少年アン』はスタンダード向けセットながら、エターナル環境でも注目されるカードが少なくない。
まだ誰も知らない、2025年のアジア覇者はいったいどんなデッキになるのか。
それでは、注目のメタゲームをお届けしよう。
(※12月12日時点で提出され、参加者が申告したアーキタイプに基づき集計しています)
| アーキタイプ | 使用者数 | 使用率 |
|---|---|---|
| ディミーアテンポ | 64 | 9.50% |
| エルドラージストンピィ | 61 | 9.05% |
| イゼットデルバー | 59 | 8.75% |
| スニーク・ショー | 33 | 4.90% |
| ドゥームズデイ | 30 | 4.45% |
| カーンフォージ | 30 | 4.45% |
| オムニテル | 28 | 4.15% |
| 親和 | 27 | 4.01% |
| 青単ポスト | 25 | 3.71% |
| アゾリウス石鍛冶 | 23 | 3.41% |
| The Spy | 21 | 3.12% |
| ディミーアリアニメイト | 15 | 2.23% |
| バント豆の木 | 13 | 1.93% |
| ANT | 12 | 1.78% |
| クレイドルコントロール | 12 | 1.78% |
| 赤単ペインター | 11 | 1.63% |
| 赤単プリズン | 11 | 1.63% |
| デス&タックス | 11 | 1.63% |
| 土地単 | 9 | 1.34% |
| ボロスイニシアチブ | 9 | 1.34% |
| 4色豆の木コントロール | 7 | 1.04% |
| 鏡ストーム | 5 | 0.74% |
| ディミーア忍者 | 5 | 0.74% |
| グリクシステンポ | 5 | 0.74% |
| マーフォーク | 5 | 0.74% |
| ラクドスリアニメイト | 5 | 0.74% |
| セファリッド・ブレックファースト | 5 | 0.74% |
| スゥルタイ豆の木 | 5 | 0.74% |
| ジェスカイコントロール | 4 | 0.59% |
| マルドゥエネルギー | 4 | 0.59% |
| マーベリック | 4 | 0.59% |
| スタイフルノート | 4 | 0.59% |
| ティムールデルバー | 4 | 0.59% |
| アゾリウスコントロール | 4 | 0.59% |
| ボロスエネルギー | 4 | 0.59% |
| ゴブリン | 4 | 0.59% |
| エスパーテンポ | 3 | 0.45% |
| ゴルガリポックス | 3 | 0.45% |
| 感染 | 3 | 0.45% |
| イゼットテンポ | 3 | 0.45% |
| 黒単アグロ | 3 | 0.45% |
| 黒単コントロール | 3 | 0.45% |
| 黒単リアニメイト | 3 | 0.45% |
| 青単デルバー | 3 | 0.45% |
| 青単ペインター | 3 | 0.45% |
| オルゾフブリンク | 3 | 0.45% |
| ルビーストーム | 3 | 0.45% |
| セレズニアデプス | 3 | 0.45% |
| TES | 3 | 0.45% |
| エルフ | 2 | 0.30% |
| ドレッジ | 2 | 0.30% |
| ベルチャー | 2 | 0.30% |
| スゥルタイテンポ | 2 | 0.30% |
| エルドラージポスト | 2 | 0.30% |
| 版図豆の木 | 2 | 0.30% |
| 緑単ポスト | 2 | 0.30% |
| その他 | 43 | 6.38% |
| 合計 | 674 | 100% |
注目アーキタイプ紹介!
エルドラージストンピィ 使用率2位
《古えの墳墓》や《ウギンの目》で早期に脅威を送り込む。《魂の洞窟》で青系デッキにも真正面からぶつかることができ、《虚空の杯》と《不毛の大地》での封じ込め戦略も強力だ。
The Spyやドゥームズデイのような高速での決着となるコンボデッキに対しては、メインボードは脆弱であるものの、サイド後は1ターン目から繰り出される《攪乱のフルート》や《アメジストのとげ》で突破を目指す。
イゼットデルバー 使用率3位
レガシーの顔と呼ばれつつも、長らくディミーアリアニメイトの影に隠れてたが、ついに復権のとき!
“デルバー”に加え、ほとんどのリストで同じく1マナのクリーチャーである《ドラゴンの怒りの媒介者》も採用され、1ターン目から脅威を送り込む、まさに王道の「テンポデッキ」となっている。
対コントロールやミラーマッチでは有利になる《コーリ鋼の短刀》だが、コンボデッキや《古えの墳墓》デッキには弱くなるとみられ、採用の有無・枚数に差異が見られる。はたして「何枚」が正解になるだろうか?
アゾリウス石鍛冶 使用率10位
直近で注目を集めているデッキといえば、アゾリウス石鍛冶だろう。
『マジック:ザ・ギャザリング | アバター 伝説の少年アン』で新たに登場した装備品《隕鉄剣》を《石鍛冶の神秘家》で叩きつけ、それを《溌剌の牧羊犬、フィリア》でブリンク。《隕鉄剣》は土地さえ叩き割ることができ、ボードコントロール力は圧倒的。
2025年最強のクリーチャー・カードの一枚、《量子の謎かけ屋》をブリンクして大量のアドバンテージを得ることも可能だ。
白青というカラーからサイドボードの選択肢の幅も広く、このデッキ相手にイージーウィンできるデッキはほとんどいないだろう。
展望
以上、『2025 Asia Legacy Championship』のメタゲームブレイクダウンをお届けした。
果たして、勝ち上がるのはどのデッキだろうか。勝負の行方に注目したい。
























