優勝者インタビュー
【#エターナル・ウィークエンド】
— 晴れる屋メディア (@hareruya_Media) December 14, 2025
~Asia Eternal Weekend 2025~
✨Legacy Championship✨
横浜の地に《稲妻》が鳴り響く!
イゼットデルバーが原点にして頂点!
「アジアNo.1」の栄冠を手にしたのは市村 裕二!優勝おめでとう!! pic.twitter.com/vuknx6Qpbj
――長丁場お疲れ様でした!優勝おめでとうございます!
いやあ疲れました!DAY1は11回戦やると聞いたときは驚きました……(笑)
――今回はイゼットデルバーを選択されていましたが、どういった経緯でデッキをきめたのでしょうか。
長らくイゼットデルバーを使用しています。それでもディミーアリアニメイト環境はかなり厳しく、しばらくはいろんなデッキで遊んでいました。ハイタイドや感染もプレイしていましたね。
ただ、先日の禁止改定で《納墓》が禁止になり、大きく環境が動くことになりました。それならば、と大好きなイゼットデルバーを選びました。
他にも相棒ヨーリオンの奇跡コントロールも好きなのですが、DAY1が11回戦と聞いて、「速いデッキにしよう!」とイゼットデルバーにしました。
――いろんなデッキでレガシーを楽しまれているんですね。
レガシーは大好きです!例えば《渦まく知識》関係のテクニックっていうのはたくさんのデッキで活きてきますよね 。そういう「自分自身が強くなっていく」感がたまらないですね!
――選択されたイゼットデルバーはとくにその要素が強そうですね。メタゲームブレイクダウンはご覧になりましたか?
すごくいい環境だなって、驚きました!トップメタでも10%を超えていなくって、たくさんのデッキがある良環境です。
――全体的にみてメタゲームは予想通りでしたか?
ディミーアテンポが思ったよりも多くて驚きました。イゼットデルバーの練習中にディミーアテンポとのマッチアップも検証してみたのですが、非常に相性が悪いと感じています。
除去と打ち消しでこちらのクロックが用意できないまま《バロウゴイフ》や《知りたがりの学徒、タミヨウ》などでアドバンテージ差を付けられたり、《オークの弓使い》で《秘密を掘り下げる者》をさばかれてしまう展開が考えられ、かなり厳しいです。厳しすぎて、当たったら諦めるつもりでサイドボードの枠を対ディミーアテンポに割くのをやめました。
そしたらスイスラウンドで3回も当たってしまいました。今回は運よく勝てましたが、メタゲームがこうなることを知っていたら持ち込まなかったでしょうね。
禁止改定の結果、レガシーはすごくいい環境になったと思います。リアニメイトが好きだった方は気の毒ですが、人類には攻略不可能なデッキだったということで卒業してもらいましょう。
――今大会のイゼットデルバーの多くに《コーリ鋼の短刀》が採用されていました。採用枚数には2-4枚でばらつきがありましたが、市村さんのリストは2枚ですね。どういった経緯でこの枚数になったのでしょうか。
テンポ系デッキがもっと少なくて、コンボが多い環境だと思っていたんですよね。まぁ、そもそも2枚しか持ってないし、っていう……(笑)
――持ってないんじゃあ、しょうがないですね。
コンボと《食糧補充》で戦おうと思っていました。いまとなってみては、3枚がちょうどいいのかもしれませんね。
――ディミーアテンポとのマッチ以外に印象深い場面はありましたか?
ゲームっていうか、朝の話なんですけど……家にデッキを忘れてきまして。
電車で2時間くらいかかるところから来ているんですが、電車の中で気付いてとりに戻りました。家に帰ってデッキをカバンに入れて、靴をランニングシューズに履き替えて……
結局、第1ラウンドがはじまる5秒前にテーブルに到着しました。
――おお、よかった!
で、負けました。遅刻しても一緒だった!走り損疲れ損!
――ちょうどいいハンデだった、ということで……
――ところで、来年の新セット『ローウィンの昏明』のカードがすでに少しだけ公開されていますが、注目のカードはありますか?
生きている《苦花》の、《苦花を携える者》はいいですね!
――どんなところが?
マナ・コストが
なのがいい。《オークの弓使い》みたいに
だといろんなデッキが気軽に使えすぎますからね!黒好きな方向けのいいカードじゃないでしょうか。ディミーアテンポとかで使ってみようかな。
――最後に、配信を見てレガシーに興味がわいた方にメッセージをお願いします。
ぜひ青いデッキを使ってください。
僕自身もそうですが、《意志の力》や《渦まく知識》にあこがれる人は多いと思います。
《意志の力》撃ちます(パチン)、ピッチコストはこれです(パチン)!の快感を味わってほしいですね。最高です。
それから《渦まく知識》。これもレガシー特有のテクニックが詰まったいいカードです。この“レガシーをレガシーらしくしているカード”を楽しんでほしいですね。
――改めまして、「2025 ASIA Legacy Championship」優勝おめでとうございます!









