トレードチーム酒井の注目カード！
こんにちは、現レガシー神・トレードチームの酒井(@otakkun_yuri)です。
今回も注目の売れ筋カードを紹介します。ここ最近は『第31回マジック：ザ・ギャザリング世界選手権』や『Asia Eternal Weekend 2025』が開催され、販売数にも大きな影響が出ています。
どんなカードが人気を集めたのでしょうか？さっそく見ていきましょう！
先週の売れ筋カード
《ばあば》 販売枚数399枚
先週ダントツで売れたのはこちら！
『第31回マジック：ザ・ギャザリング世界選手権』を制したセス・マンフィールド選手のイゼット講義が話題となり、一気に販売数を伸ばしました。
「講義」カードで序盤を捌きつつ、墓地に十分溜まったところで、《ばあば》のコスト軽減により《積み重ねられた叡智》が《Ancestral Recall》並みの3ドローに変貌。さらに《美術家の才能》や《忍耐の記念碑》と組み合わせることで、唯一無二のプレイ感を味わえるデッキになっています。
レアが少ないため比較的デッキも組みやすく、動きも楽しいので、スタンダードを始めたい人にもおすすめです。
《スーペリア・スパイダーマン》 販売枚数181枚
こちらも世界選手権で存在感を示したスゥルタイリアニメイトの核となるカードです。
《最後の贈り物の運び手》をコピーしながら《生ける屍》効果を誘発させ、そこから《最後の贈り物の運び手》そのものを再び釣り上げるというコンボデッキです。盤面を一気に作り上げて押し切る展開はもちろん、《峰の恐怖》によるフィニッシュも強烈。
動きが派手で回していて楽しいため、リアニメイト好きはぜひ触れてみてほしい構築です！
《楽園チョコボ》/《極楽鳥》 販売枚数332枚
次に売れたのはこちらのプロモカード！『ファイナルファンタジー』のチョコボ・バンドルで入手できる特別仕様ということもあり、統率者を中心に人気が爆発しています。
《極楽鳥》は言わずと知れた緑系統率者デッキ必須のマナクリーチャー。どんな方向性のデッキにも自然に入り、しかも可愛い・映える・強いの三拍子がそろった1枚です。
FF好きのプレイヤーはもちろん、デッキを華やかにしたい人にもうってつけ。まだ持っていない方は今のうちにチェックしてみてください！
先週は『第31回マジック：ザ・ギャザリング世界選手権』の影響が販売動向に色濃く出たラインナップでした！気になるカードはお早めにどうぞ！
今週の売れ筋カード
つづいて、今週の売れ筋カード。先週末は『Asia Eternal Weekend 2025』が開催され、そこでの活躍をきっかけに話題となったカードを3枚ご紹介します！
《溌剌の牧羊犬、フィリア》 販売枚数88枚
モダンのジェスカイブリンクで人気となっていた《溌剌の牧羊犬、フィリア》ですが、レガシーのアゾリウス石鍛冶にも採用され、さらに需要が高まりました。
ブリンク系デッキの核となる1枚で、《量子の謎かけ屋》をはじめとした強力な戦場に出たときの能力を使い回せるのはもちろん、相手のパーマネントを一時的に追放しつつ《もみ消し》と組み合わせて永久追放する動きも強力です。
レガシーでも存在感を放ち始めており、今後も注目が続きそうですね。
《水の技の達人、カタラ》 販売枚数64枚
こちらは『2025 Asia Legacy Championship』でTop8に入賞したディミーアテンポに4枚採用され、一気に話題となりました。
相手ターンに呪文を唱えるたびに自身が経験カウンターを得て、攻撃時にはその個数分カードを引いて1枚捨てることができます。
経験カウンターはプレイヤーに残るため、1枚目が除去されても2枚目以降が引き次いで機能するのも魅力。中盤以降の手札補充能力が圧巻で、テンポデッキに新たな軸を与える1枚です。
《石鍛冶の神秘家》 販売枚数40枚
こちらもTop8入りしたアゾリウス石鍛冶の影響で、販売数を大きく伸ばしました。
『マジック：ザ・ギャザリング | アバター 伝説の少年アン』で《隕鉄剣》が登場したことで、対処できる範囲が広がりデッキが大きく強化されています。トップメタのディミーアテンポに対しても、《剣を鍬に》と装備品による対応力の高さから評価が見直されており、再び環境での存在感を取り戻しつつあります。
『Asia Eternal Weekend 2025』の結果を受けて、レガシー環境もまた一段と動き始めているようです。気になったカードがあれば、ぜひ今のうちに試してみてください！
