ストレージカードたちの可能性を「開拓」しよう!
こんにちは。晴れる屋横浜店のKです。
皆さんは「職工」という遊び方をご存じですか?
「職工」とはコモン・アンコモン限定構築のことで、今回紹介する「職工パイオニア」とは「コモンとアンコモンだけで遊ぶパイオニア」です。
実は今、晴れる屋横浜店では「職工パイオニア」が大ブーム!
毎週イベントが開催され、なんと半年間で、のべ345名もの方が参加されています!
晴れる屋横浜店では2026年4月1日(水)より新年度「パイオニア」応援キャンペーンを開催し、今回「職工パイオニア」もその対象です!
そこで、この機会により多くの方へ「職工パイオニア」の魅力をお伝えしたく今回筆を取らせていただきました。
職工パイオニアのここが面白い!
職工パイオニアというフォーマットがなぜ横浜店で大ブームになっているのか?
その理由は4つあります!
デッキの試しやすさ
職工パイオニアのカードプールはMTGアリーナのカバー範囲なので、MTGアリーナでカードを検索しながらデッキ構築したり、実施にプレイしたりできます!
そのため、MTGアリーナがあればいつでもどこでもデッキを作ったり調整したりすることができます!
MTGアリーナで気になる能力を簡単に検索できるうえに、「Bot戦」ですぐに試すことも可能です。
試しやすく遊びやすいルールとなっています。
自分でデッキを作る楽しさ
職工パイオニアはまだ横浜店以外では開催がなく、研究が進んでいないフォーマットです。
そのため「自分でまったく新しいデッキを作る」という楽しみが大きく残っています!
横浜店でもたびたびデッキビルダーたちにより、これまでなかったデッキが持ち込まれ入賞しています!
たしかなパワーを感じられる
コモンとアンコモンだけでまともなデッキになるの?と疑問に思われるかもしれませんが、近年のアンコモンには通常のパイオニアでも強力なカードが多数存在しています!
《豆の木をのぼれ》をはじめ、こういったカードを軸に組まれたデッキはレアがないとは思えないほど強力です。
ほかのフォーマットでほとんど見ることがない無限コンボなどもあり、動かして楽しいデッキが盛りだくさんです!
デッキの作成にかかる値段が非常にお手頃
マジックで新しいフォーマットを始めようとしたときにどうしても値段が大きなネックとなってしまいます。
しかし職工パイオニアでは1枚当たりの価格が非常に安いため、おおよそ4,000円~8,000円でほとんどのデッキが完成します!
そのため「普段はモダンで遊んでいる」「統率者しか持ってない」といった人でも始めやすく、さまざまな別フォーマットで遊んでいる人が一緒に遊べる場として人気になりました!
職工パイオニアってどんなカードが使えるの?
晴れる屋横浜店で行われる「職工パイオニア」で使用可能なカードは「パイオニアで使用できるカードのうち、実物かMTGアリーナにおいてコモンかアンコモンで収録されたことがあるカード」です。
実際にどういったものが使用できるのか、詳しくご紹介します。
使用可能セット
『基本セット2014』以降の基本セットや『ラヴニカへの回帰』以降のスタンダードで使用可能なセットで収録されたことがあり、かつ紙の実物もしくはMTGアリーナ内においてコモン、アンコモンで収録されたことがあるカードが使用可能です。
ここからは、使用可能なカードについて詳しく説明します。
使用可能セットにアンコモン以下で収録
使用可能セットにアンコモンかコモンで収録されていれば、当然使用可能です。
使用可能セットにレアで収録、後にアンコモン以下で収録
使用可能セットに収録されており、マスターズなどで再録された際にコモンやアンコモンになったカードは使用可能です。
たとえば《突撃陣形》や《全希望の消滅》は、それぞれ『タルキール龍紀伝』と『ニクスへの旅』にレアで収録されました。
その後、『アイコニックマスターズ』や『統率者マスターズ』にアンコモンで再録されたため、使用可能です。
こういった再録にはMTGアリーナ専用セットでの再録も含みます。
たとえば、この《戦慄掘り》は『ラヴニカへの回帰』にレアで収録されました。その後も紙で再録されていますが、いずれもレアでの再録です。
しかし、MTGアリーナ専用セットである『パイオニアマスターズ』にコモンで再録されているため、使用可能です。
MTGアリーナ専用セットには、以下のものがあります。
■MTGアリーナ専用セット
『カラデシュリマスター』(KLR)
『アモンケットリマスター』(AKR)
『イニストラードを覆う影・リマスター』(SIR)※
『パイオニアマスターズ』(PIO)※
※実物のカードと違うレアリティで収録されているカードがあるセット
このうち、『イニストラードを覆う影・リマスター』『パイオニアマスターズ』には、実物のカードとは違うレアリティで収録されているカードがあります。
元々レアとして収録されたカードですので、レアが使えない職工パイオニアにおいては強力です。
これらのカードをチェックしてみると、思わぬカードが見つかるかもしれません。
MTGアリーナ専用セットでレアリティが下がったカードリストページ
※すでに別のセットでアンコモン・コモンで印刷されたことのあるカードを含みます
特殊枠での勘違いに注意!
ここまでは使用可能な例について触れてきましたが、特殊枠のみの収録は使うことができません。
『兄弟戦争』の旧枠アーティファクトや『FINAL FANTASY』の継承史、スペシャルゲストなどの特別枠のみで収録されたものはパイオニアで使用できるようになったわけではないため対象外です。
もともとパイオニアで使用可能なカードが特殊枠で再録された場合とは違うのでご注意ください。
特殊枠のみで収録されたカードがスタンダードやパイオニアで使えないのと同じですね。
使用可能なカードまとめ
最後に、シンプルにまとめましょう。
使用できるカードは以下2つの条件を満たすカードです。
①パイオニアで使用可能なセットに収録
②紙・MTGアリーナを問わず、アンコモンかコモンで収録
禁止カード
禁止カードは「パイオニアの禁止カード」を参照しています。
2026年3月現在は以下のカードが使用できません。
こちらのリストでは、レアや神話レアのカードは省いてあります。
もちろん、コモン・アンコモン限定構築なので、レアや神話レアでの収録のみのカードも使用できません。
どんなデッキがあるの?
ここで紹介するものはあくまで一例にすぎません!
日々新しいデッキ、新しいシナジーが発見され活躍しています!
パイオニアではほかのフォーマットでは禁止されている強力なコモンやアンコモンを使用することもできます。
「このカード使いたかった!」というカードがある方はぜひデッキを考えてみてください!
これまでの職工パイオニア入賞リストはこちらから!
白単ヒロイック
《照光の巨匠》や《恩寵の重装歩兵》などの、自分の呪文で対象に取ることでどんどんサイズが大きくなっていく「英雄的」クリーチャーを主体にしたアグロデッキです。
レアの土地がなく、多色化すると基本的にタップインする土地を許容しなければならない職工パイオニアにおいて単色で成立することは大きなメリットです。
また、1マナで自分のクリーチャーを守る呪文を多く採用しているため、相手の除去に対して対処しやすいことも強力です。
アドバンテージを稼ぐ手段があまりなく、序盤をしのがれてしまうと詰め切れないことが多いため、除去にしっかりと対処できるようマナを残しておくのが大事です。
ディミーアバウンス
自分のパーマネントを手札に戻すことで、戦場に出たときに誘発する能力を使いまわすコントロールデッキです。
《逃げ場なし》による除去、《望み無き悪夢》によるライフルーズと妨害、《氷魔法の秘宝》によるドローなど、これらの置物を何度も使いまわすことができます。
《自然に帰れ》のようなエンチャント除去に弱いという弱点はありますが、その制圧力はトップクラスです。
エルフ
驚異的なスピードでクリーチャーを展開しながら《群れのシャーマン》による必殺技も狙えるアグロデッキです。
このデッキは《ラノワールのエルフ》《節くれ根の罠師》を筆頭に圧倒的なスピードのマナ加速が行え、《傲慢な完全者》や《光り葉の将帥、ドゥイネン》などのエルフ全体を強化する手段も複数あります。
《炎魔法》《悪意ある覆い隠し》などの全体除去に弱い問題も、上記の全体強化できるクリーチャーを複数展開できていれば問題になりません。
《全希望の消滅》のように、全体除去が重いか条件つきであるパイオニア職工ならではの特徴です。
2色デッキということで土地のタップインや色事故に不安があるかもしれませんが、同族をサポートする土地は多数あり、安定して展開することができます。
ラクドスサクリファイス
《大釜の使い魔》と《魔女のかまど》を合わせた、いわゆる「猫かまど」の生け贄シナジーを使用したコンボ寄りのミッドレンジデッキです。
自分のクリーチャーを生け贄にしていく構築上相手の除去が当たりづらく、《大釜の使い魔》が何度も墓地から戻ってブロックできるという対処されにくいうえに守りが固い点が強力です。
強い除去が使えるというのも黒赤という色の組み合わせの利点のひとつ。
生け贄を多用することで《致命的な一押し》の「紛争」も容易に達成できますし、《削剥》《萎縮させる責め苦》によって置物も対処できます。
呪禁オーラ
《林間隠れの斥候》《毒茸の称賛者》など除去に耐性のあるクリーチャーにオーラ呪文をエンチャントして戦うアグロデッキです。
対象を取る除去呪文を無視して、相手のクリーチャーを圧倒的に上回るサイズでガンガン攻めていけます。
3色をどう出すかという問題点は、『イニストラードを覆う影・リマスター』にアンコモンで収録されたアンタップインできる元レア土地と、それらで公開するための基本土地タイプを持つ2色土地と併せて採用することで解決しています。
いわゆるシャドウランドと呼ばれるこれらの土地は、現在の職工パイオニアにおける最高の2色土地であり、2色以上のデッキは有効色の組み合わせの方がマナベースに優れています。
陰湿な根
《陰湿な根》を使った墓地利用のコンボデッキです。
《チョーク・アウトライン》は5枚目以降の《陰湿な根》として機能するだけでなく、《ロッテスのトロール》《楕円競走の無謀者》と合わせることで無限コンボを生み出します!
《チョーク・アウトライン》による無限コンボ
①戦場に《チョーク・アウトライン》《ロッテスのトロール》が、墓地に《楕円競走の無謀者》がある状態を作る。
②何らかのカードで墓地のカードを離れさせ、《チョーク・アウトライン》から手掛かり・トークンを出す。
③アーティファクトが戦場に出たことで墓地の《楕円競走の無謀者》が誘発し手札に戻る。
④《楕円競走の無謀者》が手札に戻ったことで《チョーク・アウトライン》が誘発、優先権を渡さずに《ロッテスのトロール》で《楕円競走の無謀者》を捨てる。
⑤解決を待っていた《チョーク・アウトライン》の誘発を解決し手掛かり・トークンを出す。
以下③~⑤を繰り返す
これにより《ロッテスのトロール》は無限パワー無限タフネス、《チョーク・アウトライン》で無限トークンです!
さらに《浚渫機の洞察》があれば無限ライフと無限のオンパレード!もうやりたい放題です!
4色豆の木
《豆の木をのぼれ》を使用したコントロールデッキです。
《この町は狭すぎる》とのスタンダード禁止コンビをはじめ、本来のマナ総量より軽く唱えることができる能力を駆使して圧倒的なアドバンテージを獲得していきます。
《豆の木をのぼれ》が複数あると、引きすぎてライブラリーアウトしてしまうほどの勢いです!
ただし4色なためタップイン土地が多く、キープ基準と序盤の攻防が非常に大事なデッキです。
赤単
軽量の果敢持ちクリーチャーと火力呪文や強化呪文を組み合わせてスピードで圧倒するアグロデッキです。
爆発力がありながら《レンの決意》のようないわゆる「衝動的ドロー」が多数採用されているため、息切れせずに戦い続けられる点が非常に強力!
最近では《ヒーローのたまり場》《オペラ劇場のラブソング》など衝動ドローと強化呪文を兼ね備えたカードも増えています。
赤単なのに、緑も出る《逆棘の辺境林》が入っていることに驚くかもしれません。
これは、対戦相手に1点を与えることで「絢爛」を容易に達成できるほか、《ラムナプの遺跡》で生け贄にする砂漠という役割がある、職工パイオニアならではの採用カードです。
らせんコンボ
《撤回のらせん》を用いたアーティファクト主体のコンボデッキです。
アーティファクト用の青マナを出せるクリーチャーに《撤回のらせん》を唱えると、そのターン中はタップでパーマネントをバウンスできます。
タップで出したマナから《監視亀ラ》を出してアンタップ、タップでバウンスして離れたときの能力によってアンタップ、これで《監視亀ラ》の無限出し入れが可能に。
そこに《契約人形の恐怖》《崇高な工匠、サヒーリ》《「黒魔術士」の杖》のいずれかがある状態であれば、無限トークンや無限ダメージというわけです!
ゲインコンボ
ライフゲインを主軸にしたコンボデッキです。
ライフを得たことによりアンタップする能力を持った《飢えた聖騎士》《隠れ潜むローパー》に絆魂をつけたあと、《ヤマオウム》《呪術師のワンド》のタップ能力でダメージを与えながら回復しアンタップ、つまり無限ダメージを発生させます!
《武器庫の開放》から絆魂付与かダメージ源のサーチを行えるようになっており、コンボパーツ以外のサーチ先として除去を選ぶこともできます。
また、《マラメトの模範、クチル》を採用することで打消しと除去をシャットアウトしながらコンボを始動できる点も見逃せません。
なお、《暮影の騎士》《巨大焦がし大口》などライフゲインを禁止するカードがあるため、特にサイドボード後はこれらを除去できるよう注意しましょう。
メガハンデス
接死持ちクリーチャーで相手の攻撃を抑制しながらハンデス呪文で手札を涸らし、《山賊の才能》などでライフを削り切るコントロールデッキです。
単純に捨てさせるのではなく、追放する呪文が多く採用されているのも特徴です。
これらの前には《強情なベイロス》《ロクソドンの強打者》などの捨てられることに強いクリーチャーも意味を成しません。
残念ながら《真っ白》ではこれらのクリーチャーは出てしまうものの、一般的な墓地利用は封じています。
接死持ちのクリーチャーや黒のエンチャントを並べるため黒の信心が高まりやすく《アスフォデルの灰色商人》を強力に使えるのもポイントです!
このデッキに限りませんが、黒には優秀なサイドボード要員が多く単色のなかでは対応力が高いです。
《荒廃甲虫》《暮影の騎士》《悪性の疫病》といった特定の戦術への対策や、《古からの確執》による1枚のキーカードに依存したデッキへの対策まで、黒単色でも十分に対応ができます。
その他
デッキとしての紹介ではありませんが、ほかにもいくつかご紹介します。
2ターン目《スパイダーマン・インディア》
1マナのマナクリーチャーを使用した2ターン目《スパイダーマン・インディア》は非常に強力です!
メジャーな除去である《致命的な一押し》《逃げ場なし》で倒せないクリーチャーが2ターン目に場に出るだけでなく、それが次のターンからはどんどん大きくなって飛行で攻撃できるというのは、職工パイオニアの環境ではあまりに速く強大です。
英雄譚の章を何度も使用
《アレクサンドリアの王女、ガーネット》の英雄譚から章カウンターを取り除く能力により、英雄譚の章能力を何度も使用することができます!
講義&履修
スタンダードで大活躍の講義も強力です!
呪文もパーマネントも対処しながら履修ができる《ゼロ除算》は3マナと少し重いのがネックでしたが《ばあば》が負担を軽減してくれます。
タフネスアタック
タフネスを参照して攻撃するデッキも構築できます!
《強者鏖殺》はこのデッキの切り札となりうる全体除去。
職工パイオニアでは珍しい全体除去のなかでも軽いわりに効果が大きく、相手によっては一方的に大損害を与えることもできます。
おわりに
職工パイオニアについてご紹介させていただきましたが、いかがでしたか?
職工パイオニアは現在晴れる屋横浜店で毎週月曜20時~、毎週土曜日曜19時~開催中!
月に1回ほど、4~5回戦などより大きい形でのイベントも土日祝日に開催しております。
また、繰り返しになりますが晴れる屋横浜店では2026年4月1日(水)より『新年度「パイオニア」応援キャンペーン』を開催!
「職工パイオニア」もその対象でございます!
みなさま是非この機会に晴れる屋横浜店で職工パイオニアを遊んでみてください!
スタッフ一同心よりお待ちしております!






















































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