メディアチームが独断と偏見で選ぶ『マジック・ザ・ギャザリング | スター・トレック』

晴れる屋メディアチーム

『マジック・ザ・ギャザリング | スター・トレック』の注目カードを語ろう!

みなさん、こんにちは!晴れる屋メディアチームです。

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いよいよ、最新セット『マジック・ザ・ギャザリング | スター・トレック』がやってきます!

人気SF作品『スター・トレック』の世界が、マジックのカードになって登場!おなじみのキャラクターや宇宙船はもちろん、ユニークな能力を持つカードも多数収録されています。

今回もメディアチームのメンバーが、それぞれの視点から気になったカードをピックアップ!

スタンダードからレガシー、コマンダー、リミテッドまで、さまざまなフォーマットでの活用方法を考えてみました。

それではさっそく見ていきましょう!

人物紹介

■人物紹介

いってつ:コジレック野郎。好きなカーンは『イントゥ・ダークネス』のカーン。嫌いなカーンは《大いなる創造者、カーン》。

やまお:編集担当。好きなキャスト陣が多く、『スター・トレック』はカードギャラリーを眺めているだけで楽しい。

海星アル:リミテッドと制限フォーマットが好き。職工(アンコモン以下)でよく遊ぶため、珍しい挙動のアンコモンが好物。

かおる:レガシー大好き。SFも大好き。でも『スター・トレック』はミリしら。

いってつのオススメ

みなさんこんにちは、晴れる屋メディアのいってつです。

みなさん、コマンダーを楽しんでいますか?

オーロラの呼び起こす者呪われた鏡フレッシュの複製体

最近僕は《オーロラの呼び起こす者》をコピーするデッキにハマっています。《自然の秩序》から呼び出して、《クローン》がめくれたらもう一回!を繰り返して1枚の呪文から大量展開するのは最高!もはや5Cオーロラ野郎です。

デッキリストページ

ディープ・スペース・ナイン

そこに現れたのは新カード《ディープ・スペース・ナイン》!戦場に出たときと、アップキープにライブラリーの上4枚にあるパーマネントがすべて場に出ます。

蝋の姿泥棒サヒーリ・ライアストラル・ドラゴン

アーティファクトをコピーできるパーマネント・カードがあればチェイン!さらに4枚めくれます!(レジェンド・ルールによって墓地に置かれてしまいますが)

守護フェリダー空を放浪するもの、ヨーリオン運命を変える者、アミナトゥ

自分のアーティファクトをブリンクできるパーマネントが出てもチェイン!

うおおさらに4枚!

その過程で《サヒーリ・ライ》と《守護フェリダー》が揃ったら、速攻を持ったトークンを好きなだけ作れるようになって勝ち!

機体整備アーギヴィーアの修復術納墓

本体のコストが重いですが、リアニメイトプランも一考の価値あり!

吸血の教示者俗世の教示者オーロラの呼び起こす者

オーロラマンはガチ最強。今のうちだぞ!

どんな統率者にフィットするでしょうか。このチェイン戦術をとるなら最低限、白+青は欲しいですね。赤を加えれば《サヒーリ・ライ》をとることができ、黒を加えれば《運命を変える者、アミナトゥ》や《吸血の教示者》などのサーチ、緑を加えれば《俗世の教示者》などのクリーチャー・サーチで確定チェインを作ることができ、似た能力の《オーロラの呼び起こす者》も採用できます。やはり5Cか……

う~ん、どんな統率者がいいんだろう……

思案

いってつにとって、デッキ構築とは論理戦であった。
ゲームプレイとは神経戦であった。

そうだね、

大いなる歪み、コジレック

コジレックだね。

マナ加速が得意な無色デッキ!ガチ構築なら《ディープ・スペース・ナイン》を3ターン目に出すことだって可能です。しかも、100枚中96枚くらいはパーマネントカードなので大外れがありません。

彫り込み鋼無限に廻るもの、ウラモグファイレクシアへの門

チェインできるカードはあまり多くはありませんが、大当たりもハデです。最近はKCI(《クラーク族の鉄工所》)コンボ型を使用していましたが、ストンピィ型でも使いたいカードです!

ディープ・スペース・ナイン

というわけで、5色から無色のデッキで活躍できそうな《ディープ・スペース・ナイン》!キミもこれで宇宙進出だ!!!

やまおのオススメ

時空侵略戦争

今回選んだのは《時空侵略戦争》!

超簡単に能力を説明すると、3マナで3枚ドローと6点ダメージを与えられる英雄譚です。強すぎますね。

デメリットは、相手にも3枚引かせて、自分に6点ダメージが入ってしまうこと。ダメじゃん。

噴出の稲妻稲妻波稲妻の一撃

しかし、こちらがバーンやアグロなどのライフを削る戦略の場合は別です。

「英雄譚」の能力は自分のターン中に誘発するため、《時空侵略戦争》の場合は、こちらが攻撃する側のときにドローできて、相手にダメージを与えられるのがポイント。

つまり、相手より先に引いたカードを使い切って、相手のライフを削りやすくなっているというわけですね。

時空侵略戦争時空侵略戦争時空侵略戦争時空侵略戦争

置いておくだけでダメージを刻めるので、クリーチャー除去が効かないクロックとして機能するのも優秀。また重ね置きすると、一気に緊張感が高まるエキサイティングなゲームに変貌します。

そして、スタンダードの赤単には、青をタッチしたものがすでに存在しています。

デッキリストページ

煮えたぎるバイパー剃刀族の棘頭最深の力、オヘル・アショニル鮮やかな迸り

《剃刀族の棘頭》が戦場にいれば、相手がドローしたときのダメージがさらに加速!

《最深の力、オヘル・アショニル》の場合は、1回の誘発で対戦相手に4点、自分は2点だけとダメージレースに大きな差をつけることができます!

時空侵略戦争

先に勝つのは自分か、相手か。出すだけでスリリングなゲームを楽しめる《時空侵略戦争》をぜひ使ってみてください!

海星アルのオススメ

どうもこんにちは、海星(ヒトデ)アルです!

今回もユニバースビヨンドの原作再現らしく、なかなか目にしない斬新な能力が出てますね!

煽動家、キラ・ネリスSeeDの傭兵、スコール

《煽動家、キラ・ネリス》は、何か悪いことができそうで楽しそう!

《SeeDの傭兵、スコール》のように、先制攻撃のタイミングでクリーチャーを出すのも面白そうです。

しかし、今回私が一番に注目したカードは別のカード、《パヴェル・チェコフ少尉》です!

《パヴェル・チェコフ少尉》

パヴェル・チェコフ少尉

テキストが長いので要約すると、自分がコントロールする異なる名前の土地の数だけ各対戦相手のライブラリーを追放し、各対戦相手1人につきその中から1枚土地をプレイできるという能力です。

一見すると、土地を手に入れられるだけの地味な能力にも見えます。

ですが違います。《パヴェル・チェコフ少尉》の真価はそこではありません。

パヴェル・チェコフ少尉

改めてテキストをご覧ください。重要なのは、追放したカードの行方。

この手の能力には珍しく、「選んだ土地以外のカードも追放したまま」!

そう!《パヴェル・チェコフ少尉》は、ライブラリーアウトを狙えるカードなのです。

皆さんは気づいていましたか?私は、完全に見落としていました。

率直な交流イリリアの亡霊管理者

新メカニズムの「ビーム転送」で使い回してヨシ!もちろんブリンク(追放して戦場に戻)してもヨシ!

《管理者》もあわせれば、ますますライブラリーアウトが捗りますね。

『マジック・ザ・ギャザリング | スター・トレック』内で完結するので、リミテッドでも面白い動きをしてくれそうです!!

パヴェル・チェコフ少尉

しかし、《パヴェル・チェコフ少尉》に注目した真の理由は、さらに別にあります。

このカードのように似た能力があるカードは、長年マジックをプレイしている人ほど、「ああ、○○に似たカードね」と読み飛ばしがちです。

しかし、『スター・トレック』コラボを機にプレイした人は、マジックの固定観念にとらわれず、ライブラリーアウトデッキを作るかもしれません!

そんな2人が出会えば、予想外の展開に自然と会話が生まれることでしょう!

未知との遭遇

これこそまさに「異文化交流」!

《未知との遭遇》、実に『スター・トレック』らしいではありませんか!!

パヴェル・チェコフ少尉

これ以上「未知」を減らしたくないので詳細は伏せますが、実はほかにもマジックプレイヤーにとって馴染みのないテキストがあり、あえて「異文化」として用意されたのでは、と感じています。

ゲームを通じて『スター・トレック』のように「異文化交流」を楽しめる、そんな機会を生み出す素敵なカードだと感じた1枚でした。

かおるのオススメ

《吸塩鬼》

吸塩鬼

《吸塩鬼》1B

クリーチャー ― 吸血鬼・多相の戦士

絆魂

このクリーチャーが戦場に出たとき、対戦相手1人を対象とする。そのプレイヤーの手札を見る。あなたはその中から土地でないカードを1枚選んでもよい。そうしたなら、そのプレイヤーはそのカードを追放し、その後、カードを1枚引く。


2/2
ヴェンディリオン三人衆

《ヴェンディリオン三人衆》が黒くなりました!!しかも1マナ軽くて色拘束もゆるい!

と言っても、《ヴェンディリオン三人衆》とはいくつか違いもありますね。

たとえば《ヴェンディリオン三人衆》は飛行を持っていますが、《吸塩鬼》に回避能力はなく、代わりに絆魂を持っているなど。

ヴェンディリオン三人衆大洞窟のコウモリ難題の予見者

そして、手札を追放できる点は《ヴェンディリオン三人衆》というより《大洞窟のコウモリ》や《難題の予見者》っぽいかもしれません。

補填ドローこそありますが、場を離れても《大洞窟のコウモリ》のように追放したカードを返さなくていいのは非常に良いですね。

ヴェンディリオン三人衆吸塩鬼

ほかにも、《ヴェンディリオン三人衆》はプレイヤー1人を対象にできるのに対して、《吸塩鬼》は対戦相手しか対象にすることはできません。

つまり、自身を能力の対象にすることで手札の不要なカードを掃きつつ新たにドローする、疑似的なルーティングを行うことは不可能です。

カラカス

また、伝説のクリーチャーではないため、《カラカス》で手札に戻して繰り返し利用といったこともできません。ただ対戦相手の《カラカス》でバウンスされることもないため一長一短といえますね。

吸塩鬼

スタッツについて言えば、《ヴェンディリオン三人衆》が3/1、《吸塩鬼》は2/2とパワーが1下がりタフネスが1上がっています。

オークの弓使い

タフネス2なので誘発スタックで《オークの弓使い》を出されてもシュンとせずに済みそうなのはすばらしいです(笑)

むしろ、補填ドローをさせることができるため、自身のコントロールする《オークの弓使い》とはシナジーを形成します!

ヴェンディリオン三人衆吸塩鬼

そして、なにより大きな違いは瞬速の有無でしょう。

瞬速を持つ《ヴェンディリオン三人衆》は、対戦相手のドロー・ステップに唱えてドローしたカードを確認して手札に干渉したり、終了ステップに唱えることで疑似的な速攻クリーチャーとし運用するといった柔軟な使い方ができました。

一方、《吸塩鬼》には瞬速がありません。対戦相手の動きを見ながら構えるような柔軟な運用は難しく、かつて《ヴェンディリオン三人衆》が採用されていたコントロール系のデッキに代わりとして採用するのは難しそうです。

吸塩鬼

《吸塩鬼》は、相手の動きに合わせて構えるデッキよりも、積極的にクリーチャーを展開して攻めていくアグロデッキにこそ適しているように思います。

対戦相手の除去や脅威、コンボパーツを手札から抜きつつクロックを残せるのはとても強い動きですね。もちろん補填ドローがあるため確実な妨害とは言えませんが。

また、2/2というサイズは決して大きくありませんが、絆魂を持っているためアグロデッキとのダメージレースにも貢献できそうです。

スタンダード:オルゾフライフゲイン

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アマリア・べナヴィデス・アギーレ光の腹心大洞窟のコウモリ

スタンダードなら、オルゾフライフゲインで採用候補になりそうです。《吸塩鬼》がダメージを与えれば、絆魂で《アマリア・べナヴィデス・アギーレ》の「探検」や《光の腹心》でのアドバンテージ獲得につながります。飛行こそありませんが、《大洞窟のコウモリ》と違和感なく入れ替えることができそうです。

スタンダード:ディミーアミッドレンジ

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吸塩鬼悪夢滅ぼし、魁渡

ほかにも、《大洞窟のコウモリ》を採用することもある青黒ミッドレンジなどでも活躍する可能性も大いにありそうです。

レガシー:デス&タックス

デッキリストページ

霊気の薬瓶溌剌の牧羊犬、フィリア

レガシーではデス&タックスで追加のコンボ対策として採用できるかもしれません。《霊気の薬瓶》を絡めた動きや、《溌剌の牧羊犬、フィリア》でブリンクすることで複数枚手札に干渉するなど、対面したら苦労しそうです。

最後の審判タッサの神託者

そして、《霊気の薬瓶》を絡めた動きでいえば、対ドゥームズデイで《タッサの神託者》の能力誘発スタックで《吸塩鬼》を出して強制ドローさせることで勝つ、なんてこともできるかもしれませんね。

護衛募集員吸塩鬼

また、タフネス2なので《護衛募集員》でサーチ可能なのもうれしいところです。

レガシー:黒単

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ダウスィーの虚空歩き吸塩鬼

ほかにも、コンボに寄ったメタゲームになるようであれば、黒単で《ダウスィーの虚空歩き》の代わりやサイドボードで採用されることもあるかもしれませんね。

吸塩鬼

最後に、《吸塩鬼》は「多相の戦士」ではありますが「多相」を持っていない点には注意しましょう!

おわりに

以上、『マジック・ザ・ギャザリング | スター・トレック』の注目カードを、メディアチームそれぞれの視点からご紹介しました!

みなさんはどんなカードが気になりましたか?

今回紹介したカード以外にも、まだまだ面白い使い方ができそうなカードがたくさんあります。

新しいカードと既存のカードを組み合わせたり、思いもよらないシナジーを発見したり。そんな試行錯誤も新セットの醍醐味ですよね。

ぜひみなさんも、『スター・トレック』の世界で新たな可能性を探してみてください!

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