皆さんこんばんは!! コマンダー塚本です!!
前回に引き続き今回も『ラヴニカのギルド』のカードを使ったデッキを紹介したいと思います!!
今回思いついたコンボに愛着がわき過ぎてしまっているので、前置きはいいからいち早く紹介しちゃいます!!今回のキーカードはこちら!!ででーん!!
スタンダードで既に活躍しているクリーチャーなので、このカードの強さについてはもうすでに説明不要だと思います!そしてあるカードを組み合わせると面白そうな動きができそうだなとひらめき、今回のデッキは生まれました。
《硬化した鱗》を置いた状態で《遁走する蒸気族》に乗る+1/+1カウンターの数を増やせば、マナを出せる条件が簡単になるのでは!?とひらめくと、矢継ぎ早に《硬化した鱗》を《エンチャント複製》でコピーしたり、《野生の活力》や《倍増の季節》で更に乗っかるカウンターの数を増やしてたくさんマナが出せそう!!と次々とアイディアが沸いてきました!!
《遁走する蒸気族》の+1/+1カウンターが増える速度が《硬化した鱗》でドンドン速くなっていく!!《遁走する蒸気族》の速度が!!蒸気族の速度が!!Jの速度が!!J-SPEEEEEEEEEEEEE
むしろここからは統率者のデッキを組んでいく訳ですが、この記事の完成の後にフロンティア、モダン、レガシー、ヴィンテージとフォーマットの許す限りこの《硬化した鱗》《遁走する蒸気族》デッキを組んでいきたいくらい、このコンボが好き!!という状態なので、まずは冷静に統率者のデッキを組み立てていきましょう!!はぁはぁ。
そして!上記の画像のように赤いカードながらも1マナでドローできる呪文はたくさんあるので、デッキに詰め込めるだけ詰め込めばさらにガチャガチャできそう!!ということで今回は《遁走する蒸気族》を使い倒すデッキを組んでいきます!!
《遁走する蒸気族》と相性のいいクリーチャーを採用しよう!
とはいえ、今回のキーカードは統率者に設定できないので《吸血の教示者》系のカードは全力で入れていきたい所ですが、2枚目以降の緑色のサーチカードを引いた時に《遁走する蒸気族》以外で何を持ってくるのか?という疑問にぶち当たりました。
呪文をたくさん唱えるなら、その動きと相性の良いクリーチャーをデッキに入れればサーチ呪文も腐りにくいなと思い、条件に見合うクリーチャーを探したところ出てきたのが《どぶ潜み》君。そしてこのクリーチャーに似ているものを探したところ、あることに気が付いたのです!!
呪文を唱えた際にアンタップする能力を持ったクリーチャーは意外とたくさんいるんですね!!ということでこれらのクリーチャーを《遁走する蒸気族》の脇に並べれば、勝ち手段になり得るのでは!?
加えて、これらのクリーチャーに《好奇心》や《鋭い感覚》をつければ、ドロー手段の強化に繋がるのでコンボが途切れにくくなりそうでいいですね!!
…と、ここでアンタップするクリーチャーに何かをつけると、さらにシナジーが濃くなることに気が付きます!!
たくさん呪文を唱えたけりゃあ、マナ増やせ!!
《謎の石の儀式》や《大地の知識》は《遁走する蒸気族》だけではマナが足りない場面や、赤以外の色のカードを使う際に非常に重宝しそうです。そして《予言的妄語》や《ドラゴンのマントル》はカードを引けるので《好奇心》《鋭い感覚》に次ぐドロー手段としてはいい感じではないでしょうか?
こうしてデッキの方針がなんとなくまとまってきましたが、軽量の呪文を連打して《どぶ潜み》やアンタップするダメージ源だけ対戦相手の数分の40点を削れるかという疑問があったので、ここでコンボが決まれば明確に勝てるというカードも用意することに。
赤の無限マナの勝ち手段といえば《ふにゃふにゃ》!と結構な定番カードですが類似カードである《煮えたぎる怒り》は《ふにゃふにゃ》と比べてバイバックコストが1マナ軽く、クリーチャーが既にダメージ源となっているので何回も使える呪文としてはこっちのが輝く場面がありそうですね。
さらに!!アンタップするクリーチャーが青マナを供給できる状態になっているのなら《秘教の思索》や《時計回し》も無限に唱えられる呪文になるので採用!!《時計回し》は《遁走する蒸気族》のカウンターも増やせるのでデッキとの相性も良さそうで素敵!!
キーカードを元にデッキに必要そうなパーツと勝ち手段の確保もできたので、土地や残りのカードを埋める肉付けをしてデッキを100枚にする段階に来ました!といった感じで、今回できたリストがコレだ!!
2《森》
《島》
《沼》
《Badlands》
《Taiga》
《Volcanic Island》
《血の墓所》
《蒸気孔》
《踏み鳴らされる地》
《血染めのぬかるみ》
《霧深い雨林》
《汚染された三角州》
《沸騰する小湖》
《新緑の地下墓地》
《樹木茂る山麓》
《統率の塔》
《反射池》
《真鍮の都》
《マナの合流点》
《風変わりな果樹園》
《火の灯る茂み》
《燃え柳の木立ち》
《特別観覧室》
《尖塔の庭》
《カープルーザンの森》
《硫黄泉》
《シヴの浅瀬》
《硫黄の滝》
《竜髑髏の山頂》
《根縛りの岩山》
《モスファイアの谷》
-土地 (36)- 《アクロスの十字軍》
《膨れコイルの奇魔》
《傲慢な新生子》
《大蛇の葉詠み》
《遁走する蒸気族》
《熱錬金術師》
《カラデシュの火、チャンドラ》
《燃えがらの紅蓮術士》
《Elvish Spirit Guide》
《軟体電極獣》
《どぶ潜み》
《猿人の指導霊》
-クリーチャー (12)-
《時計回し》
《突破》
《たなびく真紅》
《促進》
《信仰無き物あさり》
《伝国の玉璽》
《マグマの洞察力》
《秘教の思索》
《針落とし》
《圧服》
《改革派の戦術》
《ふにゃふにゃ》
《煮えたぎる怒り》
《森の教示者》
《吸血の教示者》
《大将軍の憤怒》
《俗世の教示者》
《加速》
《安堵の再会》
《Demonic Tutor》
《裏返し》
《魔力変》
《郷愁的な夢》
《気絶》
《苦しめる声》
《野生の勘》
《豊かな成長》
《好奇心》
《ドラゴンのマントル》
《天啓の嵐》
《鋭い感覚》
《ムルタニの融和》
《予言的妄語》
《硬化した鱗》
《謎の石の儀式》
《大地の知識》
《火想者の研究》
《ケイラメトラの好意》
《フレイアリーズの歌》
《エンチャント複製》
《倍増の季節》
《野生の活力》
《水蓮の花びら》
《モックス・ダイアモンド》
《極楽のマントル》
《彩色の宝球》
《彩色の星》
《モスファイアの卵》
《師範の占い独楽》
《シャドーブラッドの卵》
-呪文 (51)-
まずは1マナだけではドロー呪文が追いつかなかったので2マナでドローできる赤い呪文を追加!不要なカードを捨てながら手札を入れ替えできる《安堵の再会》《苦しめる声》《野生の勘》は2マナでも全然許せるスペックですね!また赤に寄せたいものの色マナには難儀しそうな場面を解消してくれる《魔力変》も必須でした!
これに加えて、色マナを変換しながらドローもできるアーティファクトもいくつか採用!!
そして赤メインでタッチ青黒緑といういびつな構成になってしまったので統率者は必然的に《大渦を操る者、イドリス》に!
クリーチャーでガチャガチャするデッキなので、出しただけでプレッシャーを与えられる統率者を避雷針にして相手の除去を無駄撃ちさせましょう!!一応は単なる案山子でなく0マナのアーティファクトなどで次のターン以降に使えるマナが増えるので、コンボの下準備が少し捗ります。本当に少し。
そして追加の勝ち手段として、これまた『ラヴニカのギルド』のカードである《火想者の研究》も採用しています!!ダメージとドローの両方のモードがあり《倍増の季節》との相性も良いので、コンボを始める前に先置きできるパーマネントとしては最適ですね!!
デッキ内の軽量呪文の中には相当数、クリーチャーをターゲットに取るものが含まれているので《アクロスの十字軍》はアンタップするクリーチャーと同じくらいデッキ内のカードと相性が良いことに気が付きました!!
このカードから生成されるトークンは速攻をもっているため、《謎の石の儀式》との相性はもちろん《大地の知識》や《野生の活力》《倍増の季節》とも噛んでいるので盤面の状況によっては《遁走する蒸気族》と《どぶ潜み》両方の役割のどちらも担ってくれる、重要なピースなのです!!
今回はここまでとなりますが《遁走する蒸気族》のスピード感を是非とも皆さんに体験して欲しいです!
蒸スピの他にも『ラヴニカのギルド』にはまだまだ統率者戦で輝くカードがあるので、次回以降も紹介出来たらと思います!!
それでは今回はここまで!!また次回よろしくお願いします!!