インタビュー:小笠原 翔 ~最強生物と共に~
晴れる屋メディアチーム
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By Takumi Yamasaki
第12期レガシー神挑戦者決定戦、9回戦という長い予選を勝ち抜き参加者306名の頂点に立ったのは小笠原 翔だった。
この過酷なトーナメントを制し、見事優勝した彼に早速インタビューを行った。
――「優勝おめでとうございます!いまの率直なお気持ちをお聞かせください」
小笠原「想定外の優勝に自分でも驚いています!まだ実感が沸かないですね(笑)普段はMOで調整してるので、久々にリアルのイベントに出て勝てたのは嬉しいです」
――「この黒緑デプスというデッキの魅力はなんでしょうか?」
小笠原「そうですね、このデッキの魅力はレガシーのデッキの中でもプレイが簡単なところです。《思考囲い》や《トーラックへの賛歌》といったハンデス呪文で相手の妨害を抜いて、《暗黒の深部》+《吸血鬼の呪詛術士》のコンボを安全に決めにいくことができます。そしてなにより、マリット・レイジという最強の生物が使えることですね」
――「決勝戦では、2ターン目にコンボを揃えて一瞬でゲームを決めていましたね。苦手なデッキなどはあるんでしょうか?」
小笠原「赤単ストンピィなんかは基本的に苦手ですね。土地コンボなので《血染めの月》を置かれるときついですし、《罠の橋》も基本的にマリット・レイジで攻撃して勝つので、そこを封じられるのも嫌です。なのでいかに《突然の衰微》を引くかにかかっています。相手の妨害系カードは1枚ならなんとかなりますが、2枚以上置かれると突破が難しくなります」
――「グランプリ・静岡2018が来週に控えていますが、参加されますか?また同じデッキを使う人へアドバイスをお願いします」
小笠原「もちろん参加します!概ねこのデッキを使用する予定で、細部をさらに調整するつもりです。アドバイスとしては、勝つためにはときに思い切りが必要なところですね。たとえ相手が《剣を鍬に》を持ってそうだとしても、思い切ってマリット・レイジを降臨させる場合もあるんです」
――「ありがとうございます。それでは最後に、神決定戦への意気込みをお願いします」
小笠原「勝ったからには神になろうと思います!」
以前から使用しているという黒緑デプスを巧みに操り、見事神への挑戦権を手にした小笠原 翔。
第12期神決定戦では神・嘉藤 裕樹の前で、どのような戦いを見せてくれるか見ものである。