20210128
こんにちは。晴れる屋メディアチームです。
突然ですが、みなさんはMTGアリーナしてますか?
MTGアリーナがリリースされて以来、独りでも快適に対戦を楽しめるようになりましたが、若干の不満があります。それは、パソコンがないとプレイできないということ。通勤途中や会社での休憩時間など、手軽に遊ぶことが難しかったのです。
しかし、それも2021年1月28日をもって改善されました。MTGアリーナが私たちの手元にやってきたのです!
たとえ朝の通勤時だろうが、会社での昼休みだろうが、夜家族が寝静まったあとでも。いつ、どこで、どんな状況でも携帯電話ひとつで手軽にマジックを楽しめる夢のような環境が整ったのです!!
今回は実際にMTGアリーナモバイル版を体験してみた感想をお届けします。
推奨環境
「モバイル版MTGアリーナ」Androidアーリーアクセスのお知らせによれば、推奨環境は以下のように記載されています。
推奨環境
Android バージョン:6.0(Marshmallow)
RAM:4GB
グラフィックス API:OpenGL ES 3.0
テクスチャ圧縮形式:ETC2
必要チップセット(以下のいずれか)
Kirin 970
Snapdragon 845
Exynos 9810
電子機器に疎い私は推奨環境と携帯電話の文字列が同じかどうか、確認することしかできません。両者がイコールで結ばれるのならば、私たちのマジックに対する欲求を満たしてくれるのでしょうか?自由自在にどこにいてもマジックを楽しめるようになるのでしょうか?
自分のように電子機器に疎い人も遊べるのか、一抹の不安がよぎります。よくわからないまま「入手」や「ダウンロード」、「次へ」と進んだ結果、携帯電話のスペックがMTGアリーナに耐えられず、爆発したりしないのでしょうか!?
ウダウダいっていてもらちがあきません。上記の条件を満たす携帯電話を集めて、早速遊んでみました。
2018年製
Xperia XZ2 Compact SO-05K
まず初めにこの企画に協力してくれたのは動画チームに所属するA氏。使用している携帯電話はXperia XZ2 Compact SO-05Kです。
Xperia XZ2 Compact SO-05Kとはソニーモバイルコミュニケーションズが2018年6月に発売したAndroid型携帯端末。サイズ高さ約135mm×幅約65mm×厚さ約12.1mm、質量約168gにディスプレイ約5.0インチ。
肝心の使用感ですが、動きがぎこちなくカクつく場面がありました。時間に余裕があったので問題はありませんでしたが、時間ギリギリの判断を迫られていたらと思うと一瞬のラグといえど無視できませんね。また、モバイル版に慣れるまではクリックミスしないようにカードのタッチには気をつけなければいけません。特にクリーチャーが横並びになった場面では、《無私の救助犬》の対象を間違えないかヒヤヒヤしてしまいました。
Google Pixel 3
次ににこの企画に協力してくれたのは人事チームに所属するB氏。使用している携帯電話はGoogle Pixel 3です。
Google Pixel 3とはGoogleが2018年10月に発売したAndroid型携帯端末。高さ約145.6mm×幅約68.2mm×厚さ約7.9mm、質量約148gにディスプレイ約5.5インチ。
こちらも同じく2018年製のものですが、盤面にカード増えてくるとやはりカクつきました。どうやらパーマネントが並ぶリミテッドでは、早急なプレイが求められそうです。
さらにリミテッドでは知らないカードが多く出てくるため、いちいち確認しなければなりません。パーマネントの数が増えてカードサイズが縮小し、タッチ回数が増えれば増えるほど、指での確認が難しくなってしまいました。タッチペンが必要かもしれませんね。
パソコンに比べ、対戦相手が決まり、試合が始まるまでのロード時間も長く感じました。やはり2年前の機種ではプレイはできても最適な環境とはいいきれず、それこそパソコン版と比べると見劣りしてしまいそうです。
Galaxy S9+
ん?この背中は?
Hareruya Hopes所属、現スタンダード神の江原 洸太選手!仕事の休憩中にMTGアリーナモバイル版で遊んでいたらしいので、感想を聞いてみました。因みに使用携帯はGalaxy S9+とのこと。
Galaxy S9+とはサムスン電子が2018年5月に発売したAndroid型携帯端末。高さ約158mm×幅約74mm×厚さ約8.5mm、質量約187gにディスプレイ約6.2インチ。
江原「プレイしていてカクつくことはありますが、問題なく遊べますよ。スタックスのようなデッキはアグロデッキに比べると処理時間が長くなりますが、使えないほどではありません。モバイル版リリース当初はスタックス回してましたから」
江原選手から発せられたのは頼もしい一言でした。多少ラグがあろうとも、迅速な判断のもとプレイすればパーマネントが横並びのデッキであっても使用可能だそうです。さらにモバイル版の利点についても続けてくれました。
江原「これまでMTGアリーナをプレイするにはパソコンが必要だったので、どうしても自宅でしかできませんでした。なので寝る間を惜しんで深夜に練習するしかなかったんですが、今は寝る前にデッキを考えて通勤や休憩時間を利用してプレイしています。モバイル版がリリースされてから効率よくプレイできるようになり、さらに生活習慣自体が変化しましたね」
江原「閃いたカードをすぐにデッキに反映して、プレイテストできるのもいいですね。モバイル版なら、すぐに実行できますので」
江原選手はモバイル版の明確なメリットをあげ、それは多少の操作性なら気にならないと教えてくれました。
2019年製
Galaxy S10+
最後にご紹介するのはGalaxy S10+。外商チームに所属するC氏が使用しています。
Galaxy S10+とはサムスン電子が2019年5月に発売したAndroid型携帯端末。高さ約158mm×幅約74mm×厚さ約7.8mm、質量約175gにディスプレイ約6.4インチ。
スパーキーの協力のもと、パーマネントの多い場面を作りだしてみました。戦闘フェイズに入り順次攻撃へと移りますがスムーズにいくのでしょうか?
おっ!おっ!
これまでの携帯電話に比べて、一切カクつかずにプレイすることがダメージが入りました!さらに。
なんとトロピ大塚の放送を流しながら、同時にMTGアリーナがプレイ可能でした!Youtubeで動画を流しながらマジックをできるなんて、夢のような環境ですね!
使用感
複数の機種ごとにMTGアリーナモバイル版をプレイしてみた結果、日進月歩というべきか、やはり技術革新を垣間見ることになりました。今回使用したなかでは、もっとも新しいGalaxy S10+でのプレイが快適でした。MTGアリーナモバイル版をプレイしている/これからする予定のプレイヤーは、その辺も考慮して携帯電話を選んだほうが良いでしょう。
追加情報として、MTGアリーナモバイル版からはプレゼントコードを読み込めないということも判明しました(入力画面なし)。せっかく『カルドハイム』のパックがもらえるチャンスですので、ぜひパソコン版からログインして獲得しましょう。
推奨環境であれば、当初懸念されていた爆発もなく安心安全にプレイできるとわかりました!快適にMTGアリーナを楽しめそうですね!
おわりに
推奨環境であれば、操作性に差こそあれどの端末であってもマジックができそうですね。古いやつは操作性に若干の難ありなので、もあしアリーナのためにスマホを買おうと思ってるならできるだけ新しいのにしましょう!
対戦に敗北する以外、爆発することはなさそうなので、遊んでみることを推奨します!
公式の記事で書かれていたことに噓偽りなく、MTGアリーナが手元にやってきたのです!!みなさんも、ぜひ、携帯電話でMTGアリーナを楽しんでみてください!
iOS版も早く実装されないかなぁ…