【1/25~1/31】晴れる屋週間販売枚数ランキング!~カルドハイムがやってくる!~

晴れる屋メディアチーム

はじめに

みなさんこんにちは。

新エキスパンション『カルドハイム』の発売が目の前に迫り、メディアチームでは指折り数えて待っている現状です。新しいカードは構築フォーマットにどんな影響を与えるのでしょうか。また、ドラフトではどんな戦略が待ち受けているのでしょうか。はやる気持ちを抑えきれませんね!

さて、今回より、これまで晴れる屋チャンネルにて動画配信していた「週間販売枚数ランキング!」の一部を紙面でお届けしていきます。基本土地を除く晴れる屋サイト上での販売枚数を公開していきますので、コレを読めば流行のカードからお手頃価格の掘り出し物までまるっとわかります!

それでは「週間販売枚数ランキング!」、スタートです!

30位→21位

大いなる創造者、カーン

49

撲滅する戦乙女

49

樹皮路の小道

49


真鍮の都

50

倍増の季節

50

千の顔の逆嶋

50


髑髏砕きの一撃

51

猿人の指導霊

53

輝かしい司令官

53

荒廃踏みの小道

53

(※左下の数字が販売枚数となります)

このカードに注目!

《倍増の季節》

倍増の季節

第26位は《倍増の季節》。シンプルながら強力な効果であり、統率者戦を代表するエンチャントです。トークンやカウンターと書かれたカードを集めただけでも強力な仕様となるためお手軽にデッキを強化できるのも魅力のひとつといえるでしょう。

トークンコピー能力のみの《似通った生命》、カウンターのみに作用する《硬化した鱗》《巨怪な略奪者、ヴォリンクレックス》など似通ったカードが複数あることで、戦略が安定します。海外では特に人気が高いようで、$46.00という価格を確認しています。

統率者人気はもちろんのこと、セール対象品であったことで販売枚数が伸びたようです。

《猿人の指導霊》

猿人の指導霊

第23位は《猿人の指導霊》。使い捨てのマナ加速としてモダン~ヴィンテージまでこよなく愛されているスピリットですが、『カルドハイム』で登場した1枚のカードによりさらに注目が集まっています。

暴力的な突発ティボルトの計略引き裂かれし永劫、エムラクール

それが先日の動画でトロピ大塚が使用して2ターンキルを実現した《ティボルトの計略》コンボです。《暴力的な突発》などの3マナの「続唱」カードから《ティボルトの計略》をキャストし、スタック上にある「続唱」持ち呪文自身を打ち消すことで《引き裂かれし永劫、エムラクール》などに変わるのです。

相手の体制が整う前にコンボを始動するには「続唱」に引っかからないマナ加速が必要不可欠《猿人の指導霊》は要件を満たしており、採用されています。モダンでこのコンボが活躍する限り、《猿人の指導霊》人気も続きそうですね。

20位→11位

黄金架のドラゴン

56

闇孔の小道

57

訓練施設

59


下生えの競技場

60

夢貪り

60

連門の小道

60


ケトリアのトライオーム

61

語りの神、ビルギ

64

スカイクレイブの亡霊

69

世界樹

69

(※左下の数字が販売枚数となります)

このカードに注目!

《夢貪り》

夢貪り

第16位は《夢貪り》。すべてのカードに「予顕」を与え、「予顕」するたびにパンプアップする『カルドハイム』の特色を色濃く反映させたクリーチャーです。アグレッシブな使い方に目がいきがちですが、それは仮の姿。《夢貪り》まったく別の活用法があるのです。

それがランプ戦略です。たとえば、2ターン目《夢貪り》、3ターン目《精霊龍、ウギン》を「予顕」、4ターン目に《真面目な身代わり》を召喚すればすでに5マナ。セットランドから「予顕」コストを支払うことで、5ターン目に《精霊龍、ウギン》をキャスト可能なのです!

精霊龍、ウギン

ティムールランプに引けを取らない高速展開が可能となったことで、持ち前の除去と手札破壊と組み合わせることでコントロール色の強いランプデッキとなり、メタゲームの一角を占めることになるかもしれません。期待値の高さから、伸びにつながったようです。

《語りの神、ビルギ》

語りの神、ビルギ

第13位は『カルドハイム』の両面カード、《語りの神、ビルギ》。3マナ3/3と平均的なサイズのクリーチャーですが、注目すべきはその能力にあります。《遁走する蒸気族》を彷彿とさせるマナ生成能力を持っており、1マナ呪文にいたってはタダで唱えることができるのです!数で押す赤単アグロやストームのような呪文を連打するデッキにはピッタリの能力といえそうです。

裏面の《豊潤の角杯、ハーンフェル》は重いものの、アドバンテージ源となるカード。こちらは新たな《実験の狂乱》となってくれそうです。環境初期はアグロデッキが強いこともあり、《語りの神、ビルギ》に人気が集まっているようです。

死の国からの脱出燃え立つ調査

また、統率者戦でも注目のカードであり、《語りの神、ビルギ》《死の国からの脱出》《燃え立つ調査》の3枚が揃えば延々とライブラリーを掘り進められるようになるのです。たっぷりとストームを稼いだら、《ぶどう弾》《記憶の点火》《霊気貯蔵器》などでフィニッシュ。たとえ勝利手段が墓地へ落ちようともご安心を。《死の国からの脱出》のおかげで「脱出」できるようになっています。

スタンダードから統率者戦に至るまで幅広いフォーマットで活躍する可能性を秘めており、販売枚数を後押ししたようです。

今週のトップ10

次はいよいよトップ10の発表となりますが、これより先はぜひ、動画でお楽しみください!一体どんなカードが入っているのでしょうか?


今週は『カルドハイム』リリースを間近に控えていたため、新カードと統率者戦のカードに人気が集中していました。また、土地カードが複数ランクインしていたことにも注目でしょう。小道シリーズが全色揃ったことでマナ基盤の弱かったスタンダードやパイオニアでは2色アグロの隆盛に繋がりそうですし、《真鍮の都》のような統率者戦で活躍するカードも入っていました。フォーマットに関係なく、やはりマジックの基本は土地にあるといえますね。

なお、2021年2月5日(金)発売予定の『カルドハイム』ですが、現在晴れる屋では同セットのシングルカードの予約受付中となっております!ぜひ、ご活用ください!

カルドハイム

それでは次回の「週間販売枚数ランキング!」でお会いしましょう!

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