はじめに
みなさんこんにちは、晴れる屋メディアチームです。
今回も晴れる屋通販サイトの「週間販売枚数ランキング!」をお届けしていきます。11/9~11/14の約1週間を集計期間とし、新セット『イニストラード:真紅の契り』の注目カードを探っていきます。みなさんの期待のカードは入っているでしょうか?
それでは「週間販売枚数ランキング!」、スタートです!
10位~1位
10位: 《戦慄の遁走》 136枚
9位: 《失われし者のランタン》 145枚
ランタンシリーズ。《魂標ランタン》と似て非なるもので、墓地を追放しながらドローできます。ただし、自分の墓地も掃除されてしまうため、デッキに合わせて選択したいところ。アンコモンで手に入りやすいので、数枚持っておくと便利そうなカード。
8位: 《不吉なとげ刺し》 146枚
7位: 《隆盛な群れ率い》 149枚
緑単アグロの1マナ圏に優秀な選択肢が生まれました。緑単アグロには4マナ以上の呪文として《エシカの戦車》や《レンと七番》などがあり、4/3や5/4まで育つのも夢ではないでしょう。このカードの登場により、4マナ以上の呪文が相対的に価値を上げるかもしれません。その意味で新カードである《ウルヴェンワルドの奇異》も要注目です。
6位: 《洗い落とし》 154枚
5位: 《血瓶の調達者》 157枚
4位: 《祝福されし者の声》 165枚
3位: 《スレイベンの守護者、サリア》 169枚
再録されたものの、現代のパワーレベルにはついていけなかったり、メタゲームに合わず使われなかったカードは多々あります。しかし、この《スレイベンの守護者、サリア》はやはり別格でした。
今のスタンダードには白単アグロというこれ以上ない居場所があり、すでに新セットの顔となりつつあります。その活躍の詳細は後日のスタンダード情報局でお届けする予定です。
2位: 《船砕きの怪物》 181枚
「よくあるクラーケンのレアね」と思っていましたが、全くの勘違いでした。「神が選ぶ『イニストラード:真紅の契り』注目カードトップ3!」でも票を集めていた《船砕きの怪物》は相手の盤面を更地になるまでバウンスし、その後は呪文をまともに唱えさせません。
MPLメンバーであるセス・マンフィールド/Seth Manfield選手も《船砕きの怪物》4枚入りのイゼットを組むなど、スタンダードでも頭角を現しています。
1位: 《過充電縫合体》 187枚
このカードに注目!
《過充電縫合体》
《スレイベンの守護者、サリア》や《船砕きの怪物》を押しのけて1位に輝いたのは《過充電縫合体》。
「濫用」で呪文だけでなく能力まで打ち消す器用さを持ちながら、相手が何もアクションしてこなかったときには4マナ3/3飛行としても出せる柔軟性を持ちます。そして同じ青の4マナ域には《記憶の氾濫》があります。
強力なスペルを使えば《過充電縫合体》に打ち消され、中途半端な動きをすれば《記憶の氾濫》で手札を強化される。この2枚を併用する構成ができるとすれば、相手に悩ましい選択を突きつけることができそうです。
《夜群れの伏兵》や《エリマキ神秘家》がかつてのスタンダードを席巻したように、相手のアクションを見てから動ける瞬速クリーチャーが高いポテンシャルを持つのは間違いありません。
クリーチャータイプがゾンビであることに目を向けると、《過充電縫合体》には無限の可能性を感じられます。《滅びし者の勇者》や《縫込み刃のスカーブ》、同じく新セットに収録された《首無し騎手》。「濫用」コストに適した《よろめく怪異》《ひきつり目》《ネファリアのグール呼び、ジャダー》。「濫用」からさらなる価値を生み出す《髑髏スカーブ》。
このように見ると青黒が正解のようにも見えますが、もしかしたら別の色が王道になっていく可能性もあるでしょう。期待を込めて研究され続けていくであろう《過充電縫合体》はこれからも要注目のカードです。
おわりに
『イニストラード:真紅の契り』からみなさんはどのカードが気になったでしょうか?晴れる屋ではシングルカードの予約を受け付けていますので、ぜひチェックしてみてくださいね!
それでは次回の「週間販売枚数ランキング!」でお会いしましょう!