統率者列伝! いいセンスだ!《梅澤悟》でデッキを組もう!

いってつ

いいセンスだ!梅澤悟でデッキを組もう!

『神河:輝ける世界』のプレリリースが始まったぞ!

メディアチームのいってつです。

セットブースターやプレリリースキット、そしてコレクターブースターの先行販売が始まったわけですが……

梅澤悟

今回配布されたプロモカードはイラストレーター新川洋司氏が手掛けた特別バージョン!同氏は「メタルギアソリッドシリーズ」で知られ、この独特のアートに惹かれる方も多いのではないでしょうか。

となれば組むしかありませんね !統率者デッキを!

今回はこれから統率者戦に参入する方も見据えて再録禁止カードなどの希少なカードや高額なカードは避けて、パイオニアで使えるカードを中心に構築してみました。特殊勝利コンボはありませんが強力なクリーチャーをガンガン戦場に送り込んで戦場を滅茶苦茶にしちゃいましょう!

統率者の特徴

梅澤悟

《梅澤悟》 (1)(青)(黒)
伝説のクリーチャー – 人間・忍者

あなたが忍術能力を起動するたび、あなたのライブラリーの一番上にあるカード3枚を見る。そのうち1枚を手札に、残りをあなたのライブラリーの一番下に臨む順番で置く。この能力は、毎ターンに1回しか誘発しない。

あなたの手札にあるすべてのクリーチャー・カードは忍術(2)(青)(黒)を持つ。

2/4

「忍術」を使うと《予期》が誘発します。3枚のカードを見て1枚を獲得できます。毎ターン単純に手札が増えていくのは強力です。

そして手札のクリーチャーがすべて忍術を得るという能力も非常に話題になりました。忍術で戦場に出る能力は並の打消しでは打ち消されず、そのまま戦場に出たクリーチャーは対戦相手に戦闘ダメージを与えます!

荒廃鋼の巨像

そう、パワー11、「感染」を持つクリーチャー、《荒廃鋼の巨像》です。こいつを叩きつけて一撃で対戦相手1人を沈めるコンボが話題になりました。

この影響で《荒廃鋼の巨像》の在庫が一気に減ったんだとか……

今回はこの事実上の踏み倒し能力である「忍術」で強力なクリーチャーをぶつけるデッキを考えてみましょう!

デッキのコンセプト

梅澤RISING

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羽ばたき飛行機械トリトンの岸忍び

軽量な飛行持ちやブロックされないクリーチャーを戦場に繰り出し、《梅澤悟》の能力で手札の重量級クリーチャーを踏み倒して戦場に送り込みましょう。

重量級カードはそれに見合った強力な能力を持ちますが、一方で打ち消されたり除去されると大きなテンポロスになってしまいます。《梅澤悟》の能力を使えば安全にクリーチャーを着地させ、《予期》がおまけについてきます!

原初の潮流、ネザール血の取引者、ヴィリス蝕むもの、トクスリル

このデッキではマナ総量6以上のクリーチャーを20枚近く採用しています。いずれも対戦相手を絶望に叩き込む強力なクリーチャーです!

相性のいいカード

さあ踏み倒し候補をご紹介しましょう!

三重合身のタイタン死滅都市の執政墓所のタイタン

まずは単純に高打点を叩きこみ、戦闘ダメージで勝利に近づくカード。除去すると分裂する《三重合身のタイタン》のプレッシャーはかなりキツイ!

《死滅都市の執政》がいればダメージを通したクリーチャーのサイズが倍に!ほんの数ターンで対戦相手のライフを一気に詰めることができます。

《墓所のタイタン》は戦場に出たとき、攻撃したときに2/2ゾンビを2体生み出します。「統率者戦で2/2を出しても……」と思うかもしれませんが、毎ターンマナも手札も使わずにクリーチャーが2体出てくるのはライフレースでかなり有利になります。

虐殺のワーム蝕むもの、トクスリル裏切りの工作員

対戦相手のクリーチャーをつぎつぎと除去!

《虐殺のワーム》《蝕むもの、トクスリル》はチャンプブロッカーを一気に薙ぎ払います。

《裏切りの工作員》を忍術のコストで手札に戻して使いまわすのは犯罪的。

原初の潮流、ネザール血の取引者、ヴィリス聖別されたスフィンクス

尋常ではないドロー能力を持ったクリーチャーたち。《原初の潮流、ネザール》《Mystic Remora》を内蔵したようなクリーチャーですが、維持コスト不要!大量の手札を継続的に供給してくれます。

《血の取引者、ヴィリス》は自分がライフを失うたびにドロー。さらに除去能力も内蔵しています。

《聖別されたスフィンクス》は対戦相手がドローするたびに2枚ドロー!この手の能力には珍しく、ドローフェイズのドローにも反応します。

虚空の選別者ドラコの末裔

対戦相手の反抗を許さない、いわゆる「蓋をする」カード。《虚空の選別者》は偶数の呪文を封じ込めてしまいます。

《ドラコの末裔》 が出れば青のクリーチャーは呪禁、黒のクリーチャーは絆魂を得ます。統率者を守りつつ、ライフレースを有利に! !

いってつのイチオシ!

生ける屍

全体除去はこのデッキが苦手とするカードです。なるべく打ち消したいところですが、どうしようもないこともあるでしょう。そんな時は《生ける屍》です。

戦場のクリーチャーと墓地のクリーチャーがすべて入れ替わってしまう豪快なカードです。対戦相手の墓地からもクリーチャーが戦場に戻ってしまいますが、こちらのほうが強ければ問題なし!

おわりに

タッサの神託者汚れた契約

統率者戦で青黒というカラーというと、クリーチャーは弱く、コンボ勝利に主眼を置いたデッキが多い印象ですが、今回はクリーチャーが活躍するデッキを試してみました。

青や黒の重量クリーチャーには尋常ではないアドバンテージを稼ぐものが多く、「クリーチャーといえば緑!」と思い込んでいるプレイヤーに泡を吹かせることができます。

今回は比較的手に入れやすいクリーチャーを中心にデッキを構築しました。忍術のタネとなるクリーチャーは一定数入れる必要がありますが、ぜひ好きな大型クリーチャーをたくさん詰め込んで大暴れさせてください!

この記事内で掲載されたカード

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いってつ 晴れる屋メディアライターです。最近の悩みは記事執筆と動画出演で忙しくて統率者戦が1日2回くらいしか遊べないこと。Commander Format Panel メンバー。 いってつの記事はこちら

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