はじめに

みなさんこんにちは。晴れる屋メディアチームです。

いよいよ始まった第1回統率者神決定戦。多くの参加者が神の座をかけて対戦するわけですが、気になるのはやはり統率者。

デッキの戦略すら決めてしまうシステムですが、参加者はどんな統率者を選択したのでしょうか。全6回戦を戦う上での相棒を聞いてみました。

ジェレミー・デザーニ / 《最高工匠卿、ウルザ》

プロツアーチャンピオンでもあるジェレミー・デザーニ/Jeremy Dezani選手が選択したのは単色ながらドローと妨害に長けた色である《最高工匠卿、ウルザ》。

着地すればマナを生成しつつ、自身がフィニッシャーまでこなす器用な統率者です。妨害要素も多く、《意外な授かり物》や《覆いを割く者、ナーセット》など多人数戦で強力なカードが採用できますね。

いってつ / 《開闢機関、勝利械》

晴れる屋メディアチームの一員として統率者の記事を中心に執筆しているいってつですが、彼は最新の統率者を選択したようです。

『神河：輝ける世界』の構築済デッキに封入されているこの機体は、非クリーチャーの統率者。クリーチャー除去の煽りを受けずに戦場に出すことができます。ドローを進めつつ、コンボまでの期を伺うコントロール色の強い統率者といえそうです。 また、デッキの型が複数あるのもポイント。《変身》を絡めて《船砕きの怪物》へと繋げるパターンもあれば、《侵入警報》と《極楽の羽ばたき飛行機械》を使ったアラームパターンもあるのです。

佐藤 隆俊 / 《大霊堂の王、ゲス》

3ラウンド終了時点で全勝していたプレイヤーにもお話を聞いてみました。カードショップサトPinのオーナーである佐藤 隆俊さんが選択したのは黒単色の《大霊堂の王、ゲス》。

ややカジュアル寄りのこの統率者は「わからん殺しがあるのが魅力」と語ってくれました。これと《ライオンの瞳のダイアモンド》があれば気軽に無限マナが決まるのです。

《ライオンの瞳のダイアモンド》は起動にタップが不要なため、《大霊堂の王、ゲス》でも問題ありません。しかも、《法務官の掌握》を使えば、相手の《ライオンの瞳のダイアモンド》との友情コンボも可能。動きが読みにくいゆえのストロングポイントいえるでしょう。