来たる、『ニューカペナの街角』
マジックプレイヤーが毎日胸をときめかせる時期がやってきました!4月8日の深夜、『ニューカペナの街角』の情報が公開されたのです!
新セットはマジックプレイヤーの大好物。この記事では解禁された『ニューカペナの街角』の情報をまとめてお届けします!
新セットのメカニズム
「謀議」
常夜会一家(白青黒)のメカニズム。手札入れ替えとクリーチャー強化が組み合わさった能力です。《帳簿裂き》の場合、プレイヤーが2つ目の呪文を唱えるたびに「謀議」できます。相手が2アクションとったときでも誘発できるのは強力!事故を防いでくれる「謀議」はリミテッドでお世話になること間違いなしでしょう。
「犠牲」
お次は貴顕廊一家(青黒赤)のメカニズム、「犠牲」です。パワーがN以上のクリーチャーを生け贄に捧げることで呪文をコピーできます。死亡して美味しいクリーチャーをエサにしてもよし、相手のクリーチャーのコントロールを奪って生け贄にしてやるのもいいでしょう。
「奇襲」
「奇襲」は土建組一家(黒赤緑)のメカニズム。「奇襲」コストで唱えれば、終了ステップに生け贄に捧げられてしまうものの、実質キャントリップ付きの速攻クリーチャーになります。先ほどの「犠牲」の生け贄コストにすればドローしながら呪文をコピーできて二度おいしい!
「団結」
舞台座一家(白赤緑)は「団結」です。クリーチャーが出るたびに誘発するシンプルな能力。トークンでもOKなので複数体並べる呪文と相性が良さそうですね。《悪魔的な客室係》は倍々ゲームと夢が溢れる!
「盾カウンター」
斡旋屋一家(白青緑)のメカニズムは「盾カウンター」。今朝、メディアチームで「つよすぎない?」と話題になりました。ダメージでも破壊でも一度は耐えられる能力はかつての「族霊鎧」を彷彿とさせますね。「盾」を無視できる追放やマイナス修正のカードが今後出てくるか注目です。
「秘匿」
かつてのメカニズムといえば、この「秘匿」も同じです。こちらは特定の一家に紐づけられた能力ではなく「統率者デッキの再録カード数枚と、サイクル1つに登場」するとのこと。
注目のカード
昨日の発表ではプレインズウォーカーが一気に3種公開されました!《華やいだエルズペス》は[-3]でマナ総量3以下のパーマネントを出し、「盾カウンター」を置きます。《スカイクレイブの亡霊》が見つかれば除去耐性がついて宇宙。
《敵対するもの、オブ・ニクシリス》は「犠牲」で自身のコピーを生成する驚異の能力。単体で見れば比較的おとなしめな忠誠度能力ですが、複数並ぶとなれば別。プレインズウォーカーの評価は難しいですが、こいつはやってくれる気がします。
最後は《狩りに出るビビアン》。なんとすでに無限コンボが発見されています(MTGプレイヤーは発想力がすごい)。
(1)《次元縛りの共謀者》から《狩りに出るビビアン》を出す。
(2)《ビビアン》の[+2]能力で《次元縛りの共謀者》を生け贄に捧げ、《守護フェリダー》をサーチし、その能力で《ビビアン》をブリンク。
(3)再び《ビビアン》の能力で《守護フェリダー》を生け贄に捧げ、《霊体の先達》をサーチし、墓地から《守護フェリダー》を戦場に戻して《ビビアン》をブリンク。
(4)さらに《ビビアン》の能力で《守護フェリダー》を生け贄に捧げ、《鏡割りのキキジキ》をサーチし、その能力で《霊体の先達》をコピー。《守護フェリダー》を墓地から釣りあげ、《鏡割りのキキジキ》をブリンク。
(5)《鏡割りのキキジキ》の能力で《守護フェリダー》をコピー。《鏡割りのキキジキ》をブリンクして、ふたたび《守護フェリダー》をコピー。これを繰り返して《守護フェリダー》のコピーが無限に並ぶ。
このコンボが判明してから《次元縛りの共謀者》の在庫が一気になくなりました。はたしてこのコンボの実用性やいかに……?
『ニューカペナの街角』のスケジュール
続々と新カードがプレビューされ、期待が高まる『ニューカペナの街角』。今後のスケジュールを確認しておきましょう。
・全カードリストの公開:4/15(金)
・プレリリース:4/22(金)~28(木)
・Magic OnlineとMTGアリーナ実装日:4/29(金)(日本時間)
・発売日:4/29(金)
なんと今回のセットはオンライン実装と紙の発売日がほぼ同じになっています。実際にカードの使用感を確かめられるのはプレリリースから。以前のプレリリースの立ち位置に戻ってきました!
晴れる屋ではプレリリースの開催に加え、『ニューカペナの街角』を現在予約受付中です!ぜひご活用ください!