「俺のデッキ、見る?」僕らのための新しいデッキ構築機能!【サービス解説】

いってつ

みなさんこんにちは!メディアチームのいってつです!

みなさんは毎日デッキ組んでますか?徹夜して一所懸命考えたデッキ。たくさんの人に見せたいよね。

このたび、晴れる屋のデッキデータベースが「変容」してデッキ構築機能ができました!今回はそんな新サービスの実態を見ていきましょう!

デッキ構築機能とは

まずデッキ構築機能とは何なのか見てみよう。

例えばポケモンカードゲームでは公式サイトに「デッキ構築」という機能が備えられています。ブラウザ上でカード検索して、デッキに入れたいカードをピックアップしてデッキを作ることができるサービスです。

そうして作ったデッキリストは個人用のメモにとどまらず、考案したデッキ、好成績をおさめたデッキを共有するのにも便利。

マジックではどうでしょう。公式サイトでのサービス提供はしていないものの、「MOXFIELD」「EDHREC」などが統率者戦プレイヤーを中心に重宝されていますね。僕自身もプライベートでよく利用していますが……ひとつ大きな問題がありました。

それは日本語対応されていないこと。当たり前と言えば当たり前ですが、日本人プレイヤーには少し扱いづらい。デッキビルドの本質は「共有」にあります。誰にでも見せやすい、というのが重要なのです。

自分は英語が堪能でも、デッキリストを見せる相手がそうとは限らない。日本語でゲームを遊ぶ僕らのためのデッキ構築機能が欲しいと思っていました。日本語のカード名で検索できて、設定を日本語で調整出来て、表示されるカードだってもちろん日本語。そんなデッキ構築機能を待っていたんだ!

デッキを見よう

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画像は開発中のものです。

それではデッキデータベースにアクセスしてみましょう。

従来のデッキデータベースと同様に晴れる屋各店舗やMO、アリーナ上での大会で優秀な成績を残したデッキに加え、ユーザーが公開したデッキもご覧いただけるようになりました!

各競技フォーマットはもちろん、神シリーズがスタートした統率者戦やパウパーなど、カジュアルフォーマットにも対応します!

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さっそく右上の【デッキ検索】をクリック。フォーマットやアーキタイプを指定して表示するだけでなく、【詳細条件を追加】からイベント開催日や投稿日、プレイヤー名での検索も可能です。

「イベント入賞デッキが見たい!」という方は【ユーザー投稿デッキ】のチェックボックスを外すことで入賞デッキだけを検索することもできます。

もちろんデッキページでは「MTGアリーナ」「MO」向けにリストをエクスポートしたり、そのリストのカードを全て通販サイトで一括購入できる機能も!興味をひかれたデッキをアリーナで試してから一括購入だ!

デッキを作ろう

さぁて、ここからが本番。【新規作成】からデッキを作ろう!

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デッキ名も自由自在。気持ちのこもった素敵なデッキ名を付けてあげてください。アーキタイプはピッタリなものがあれば指定しましょう。

デッキリストの公開範囲も「全員に公開」「限定公開(検索結果には表示されない)」「非公開(自分だけが見られる)」から選べます。大会に持ち込むデッキを内緒にしておきたい、まだ調整中だから見られると恥ずかしい、といったときに活用してください。

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デッキ作成画面には、
①【カードの検索窓】
②【カードの追加先】
③【カードの追加枚数】
④【詳細検索】が用意されています。

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例えば――
カードの追加先を「サイドボード」
カードの追加枚数を3といれて、
検索窓に「赤霊」と入力、 サジェストに表示された《赤霊破》をクリックすると……

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サイドボードに《赤霊破》が3枚追加されました!

検索窓に入力するカード名は英語でもOK!

統率者を指定する場合には【カードの追加先】を「統率者」にしよう。他にも「採用を検討中」「今は抜いているけれど環境次第で戻すかも」といったカードを「検討中」に入れておくこともできます。

追加したカードをクリックすると、枚数の増減、削除、サイドへ移動したりも可能!現在の価格を知りたければそのまま晴れる屋通販への移動もできます!

検索窓でうまくカードが探せないときや、記憶があいまいな時は【カード詳細検索】から色やカードタイプ、マナ総量、ルールテキストでの検索も可能です。

デッキを共有しよう

デッキを作ったら公開!

デッキの公開設定を「公開」にしたらSNSなどで共有しよう!

【シェア】からツイッターの投稿画面を開いてそのままツイートが可能。カード画像部分をスクリーンショットして、ツイートやブログ記事に埋め込むのもいいでしょう。1枚1枚カードを並べてスマホで撮影したり、ペイントソフトでカード画像を張り合わせたりするのは今日でおしまいです!

大会入賞デッキは参加プレイヤーの登録名でデッキ登録されますが、デッキビルドサービスで登録したデッキの作成者はニックネームが表示されます。SNSを中心に情報発信活動しているプレイヤーにはうれしいですね。

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テキストを中心としたメディアプラットホーム、「note」

最近は「note」で新デッキを共有したり、イベントレポートを書かれるプレイヤーも多いですよね。なんと今回の新サービスではnote記事へのデッキリスト埋め込みにも対応しているのです!

複雑なHTMLタグを打ち込む必要はありません。デッキページのURLを記事にコピペするだけ!それだけでデッキリストがカード画像つきで記事に埋め込まれます!

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もう照明の反射を気にしながらカードを並べる必要はもうありません。

これをきっかけにプレイヤー間の情報共有がもっと盛んになるといいですね!

これからのマジックのはなし

デッキ構築機能はまだ公開されたばかり。よりよいサービスを目指してどんどん改良されていく予定です!例えば……すでにあるデッキリストをインポートする機能の実装を予定しています。アリーナで作ったデッキを簡単に登録できるようになりそうですね!

改良式鋳造所

世界にはばたけ!

むかし、手の届く世界は今よりもずっとずっと狭かったのを覚えていますか?大型大会どころか隣町のショップでさえ地元と全く様相の異なるメタゲームが展開されていたり、大会で優勝した強力なデッキを1ヶ月後に月刊誌で知って真似するような時代があったのです。

海外の最新情報を共有するウェブサイトの登場、ブログ文化の隆盛、SNSの誕生……

いまでは、多くのプロ選手がストリーム配信で強力なデッキを構築したりゲームをしたりする様子を無料で配信しています。新型感染症対策でイベントが開けなかったこの数年で、ツイッターやディスコードなどで新たなオンラインコミュニティが生まれ、新しい形での情報の共有が生まれました。「分断」を意識することの多かった昨今、「たくさんの離れ小島」だったマジックコミュニティは逆に強力なネットワークを獲得することになりました。

「マジックで世界をひとつに」を社是に掲げる株式会社晴れる屋がこのたび公開するデッキ構築機能。マジックプレイヤー、ファンのみなさんをつなぐ道具、ロープになれれば幸いです。

デッキ構築機能へのご意見をお寄せください。

こちらへ、件名は「デッキ構築機能に関するお問い合わせ」でお願いいたします。

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いってつ 晴れる屋メディアライターです。最近の悩みは記事執筆と動画出演で忙しくて統率者戦が1日2回くらいしか遊べないこと。 いってつの記事はこちら

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