はじめに
みなさんこんにちは。晴れる屋メディアチームの富澤です。
前回は土地破壊戦略デッキ、イゼットコントロールをご紹介しました。3色環境になりデッキ内から基本土地が減ったことで、《浄化の野火》と《廃墟の地》は一方的な土地破壊として機能するようになっています。多色デッキを構築する際は基本土地をどこまで採用するか悩ましいところですね。
さて、今回は強豪たちが集った『ニューカペナ・チャンピオンシップ』の結果を振り返っていきます。
先週末の注目トピックは?
『ニューカペナの街角』リリースから3週間。オンライン大会を中心にメタゲームの推移を確認してきましたが、ここにきて大きな動きがありました。その原因となったのは先週末に開催された『ニューカペナ・チャンピオンシップ』です。
同大会はプロリーグ所属選手やトッププレイヤーが一堂に集う競技イベントであり、プレイスキルやメタゲーム分析、それらを基にしたデッキ構築の細部に至るまで非常にハイレベルなものとなっています。特にメタゲームに対する嗅覚は鋭く、参加者の多くが「エスパーミッドレンジこそ第1メタであり対策すべきデッキ」ととらえていました。結果はいうまでもなく、エスパーミッドレンジを選択したプレイヤーは3割にのぼりました。
ここまで順調に成長を続けてきたエスパーミッドレンジ。このデッキの強みは、素早いクロックと強化手段、複数のプレインズウォーカー、そして環境屈指の万能除去である《消失の詩句》です。ボードコントロールの主軸を担う《消失の詩句》はクリーチャーに限らずパーマネント全般を対処してくれますし、マナコストも2マナと軽いため使うだけでテンポ面で大きなリターンを得ることができます。このカードの存在により、マナコストの重い単色カードはテンポ損失が大きく、価値が半減してしまっている状況です。
ならば《消失の詩句》を無効化してはどうでしょうか?無効化できないまでも不利な交換を迫ることができれば、干渉手段を《消失の詩句》に頼りきったエスパーは自然と追い込まれくはずです。
《消失の詩句》頼りのゲームコントロールを逆手に取った戦略。トッププレイヤーはこの部分をデッキへと落とし込み、素晴らしい構築を披露してくれました。今回は《消失の詩句》を意識したカード選択を見ていきます。
対策その1:《消失の詩句》を無効化
《消失の詩句》が対象にできるのは「単色のパーマネント」に限定されています。つまり、多色か無色のカードを集めれば干渉を受けずに自由自在にボードを築くことが可能なのです。
《暁冠の日向》と《結ばれた者、ハラナとアレイナ》、《欲深き者、エヴリン》は3マナ以上のパーマネントでありながら多色であるため《消失の詩句》の陰に怯えることなくプレイできます。高い打点に加えてマナやボード強化、カードアドバンテージといったシステマティックな能力を有しており、コントロールしているだけで戦況をどんどん有利にしてくれます。
放置しておくわけにはいかないものの、除去する手段がない。結果的にエスパーは不利を承知でライフを削りきる方向へシフトせざるを得ません。多色パーマネントを使えば相手に無駄牌を生み出しつつ、干渉されないボード構築が可能となるのです。
対策その2:《消失の詩句》されてもお得
とは言ってもデッキ内のすべてのパーマネントを多色化するにはスタンダードのプールではカードが足りません。ならば、《消失の詩句》されても良いカード=単体除去で損しないカードを使うのも手です。
《鏡割りの寓話》や《エシカの戦車》、《産業のタイタン》、タイミング次第ですが《婚礼の発表》は1枚で複数のパーマネントを展開するカードです。これらのパーマネントは本体が《消失の詩句》されたとしても忘れ形見が残るため交換枚数では除去した側が損をしてしまいます。
これらのカードが厄介なのは放置すればするほどアドバンテージを稼がれて差が広がってしまう点にあります。《産業のタイタン》は着地以降は追加のアドバンテージこそ生み出しませんが、トランプルも相まってハードパンチャーとしても期待ができます。使われる側は被害の拡大を防ぐために損を承知で対処せざるを得ず、気がつけば手札が空になってしまいます。
対策その3:パーマネントに依存しない
スタンダードのゲーム軸はクリーチャーやプレインズウォーカーなどのパーマネントに依存したミッドレンジ帯での攻防におかれています。ここまでメタゲームが絞り込めれば、より重いカードを使い、遅いゲーム展開を好むコントロールも構築の適正化がはかれるようになります。《消失の詩句》の影響を最小限にするために非パーマネント呪文を多用した青系コントロールが復活しています。
イゼットカラーをベースにした3色のコントロールは増加しており、一定の成績を残しています。火力と打ち消し呪文を駆使してボードを丸裸にしていき、相手の手が止まったところで《表現の反復》や《大勝ち》でリソースを伸ばしていきます。この過程でパーマネントを一切使用しないため相手の干渉を無視してコントロールに注力することができます。悠々とアドバンテージを稼いでいるのを尻目に、エスパーは《消失の詩句》を抱えながらやきもきするしかありません。
これらのデッキのフィニッシャーは《研究体》や《マグマ・オパス》のような《消失の詩句》で対処できないカードや、《産業のタイタン》のように1枚に対して複数交換を要求するカードになっています。コントロールが確立して一切の脅威が取り除かれた後では《消失の詩句》は延命するだけの手段に過ぎず、本来の活躍は見込めないのです。
これは《消失の詩句》が万能過ぎるがゆえに、徹底的にマークされてしまった結果といえるでしょう。
前置きが長くなりましたが、それでは大会結果をみていきましょう。
ニューカペナ・チャンピオンシップ
順位 | プレイヤー名 | デッキタイプ |
---|---|---|
優勝 | Jan Merkel | ジェスカイオパス |
準優勝 | Simon Nielsen | エスパーミッドレンジ |
トップ4 | 吉越 久倫 | ナヤミッドレンジ |
トップ4 | Mike Sigrist | グリクシスヴァンパイア |
トップ8 | David Inglis | ジェスカイストーム |
トップ8 | Karl Sarap | ジャンドミッドレンジ |
トップ8 | Zachary Kiihne | エスパーミッドレンジ |
トップ8 | 八十岡 翔太 | ジャンドミッドレンジ |
(※デッキタイプをクリックするとリストが閲覧できます。)
参加者223名で開催されたニューカペナ・チャンピオンシップはジェスカイオパスを使用したJan Merkel選手が優勝しました。
同デッキは『神河:輝ける世界』発売直後のスタンダードで登場したものの、白単アグロのような不利なデッキが登場したことと、ナヤルーンやラクドスサクリファイスなどが構築されてメタゲームが多様化したことでデッキの適正化が追いつかずに姿を消していました。環境が変わり速度で押す《スレイベンの守護者、サリア》入りのアグロは減り、ボード軸のミッドレンジデッキが増加。そしてジェスカイオパス自身がパワーカードである《鏡割りの寓話》を取り入れたことで戻ってきたのです。
八十岡 翔太選手が使用したジャンドミッドレンジは独創的な構築になっています。2ターン目にマナ加速して続くターンに《エシカの戦車》を着地と聞けば従来の戦略と違いはありませんが、マナ加速役として《闇市場の巨頭》が採用されています。宝物トークン生成までラグはあるものの、《裕福な亭主》などと比較してダメージソースとして期待でき、さらに《ジェトミアの情婦、ジニー・フェイ》とのシナジーもあります。多色カードやトークン生成カードが多く採用されており、《消失の詩句》に強い構築になっています。
メタゲーム
デッキタイプ | 使用者数 | トップ32 |
---|---|---|
エスパーミッドレンジ | 77 | 7 |
ナヤルーン | 30 | 1 |
ジェスカイストーム | 30 | 8 |
ジャンドミッドレンジ | 20 | 3 |
グリクシスヴァンパイア | 12 | 3 |
ジャンドトレジャー | 9 | 1 |
ティムールコントロール | 6 | 2 |
その他 | 39 | 7 |
合計 | 223 | 32 |
大方の予想通り、エスパーミッドレンジがトップメタとなり、ナヤルーンが続きます。そのままジャンドミッドレンジが続くかと思いきや、そこへ割って入ったのが台風の目となったジェスカイストームでした。
ジェスカイストームは一度呪文の連鎖が始まると打ち消し呪文以外では止めようがないため、1ターンに複数行動することが難しいミッドレンジに対して最適なデッキとなりました。結果として選択者の1/4近くがトップ32へ入っています。ミッドレンジデッキを意識するがあまりボード以外への干渉手段が減っていたことで、マナを増やして早期に呪文を連打するストームは勝ちやすい環境となっていたのです。
茂里 憲之選手をはじめとしたチームが持ち込んだティムールコントロールは大きな戦果をあげました。使用した5名中4名が初日を突破しており、さらに4名ともスタンダードラウンドが3-0だったのです。
ベースとなるのはイゼットカラーによく見る火力と打ち消し呪文を使ったコントロール戦略ですが、このデッキの白眉な点はタッチされた《産業のタイタン》にあります。トリプルシンボルの7マナとかなり重いカードですが、1枚で3枚分の効果があり、着地した時点で完全にボードを支配しゲームに蓋をしてしまいます。打ち消し呪文のないミッドレンジに有効な対策手段は少なく、泣く泣く複数枚のカードと交換するしかありません。《黄金架のドラゴン》の後に登場する巨木は相手の攻撃を止めるフィニッシャーとなったのです。
トップ8デッキリストはこちら。
グリクシスヴァンパイア(トップ4)
Mike Sigrist選手をはじめ、Reid DukeやLuis Scott-Vargasといった名だたる強豪たちがこぞって選択したグリクシスヴァンパイア。多色クリーチャーを多用した対エスパーミッドレンジ特化型の構築であり、《消失の詩句》を無視して序盤からビートダウンしていきます。アドバンテージ獲得手段がふんだんにあるため、中盤以降も攻め手が途切れることはありません。
ビートダウンの要となるのは3種類の多色吸血鬼たち。どのクリーチャーもダメージ要員でありながらコントロール要素を持ち合わせています。《税血の収穫者》は最軽量のクロックでありながら、ボードコントロールの一翼を担う存在。おおよそ2~3マナ域までのクリーチャーを対処可能な生きた除去カードと呼ぶべき存在です。
そうしてクリーチャーを除去したら《死体鑑定士》の出番であり、墓地からクリーチャーを追放することでカードアドバンテージをもたらしてくれます。単なるアドバンテージ要員にとどまらず《しつこい負け犬》対策としても最適。そのうえカードを手札に加えつつ、自分の墓地に《しつこい負け犬》を送り込めるかもしれないのです。
最後は伝説の吸血鬼である《欲深き者、エヴリン》。《消失の詩句》に耐性があるだけではなく、タフネスも5と高く、火力1枚では落ちない仕様です。5マナとやや重いカードながら瞬速があるためほとんど苦になりません。フルタップの隙をついたり、相手のターン終了時にプレイして着地を狙いましょう。
《欲深き者、エヴリン》は消耗戦の観点では最良のカードであり、後続の吸血鬼すべてがアドバンテージ要員となります。デッキ全体とシナジーを形成するこのクリーチャーは、使い道がなくなった軽量カードに新たな価値を付与してくれます。
単体除去の無効化と途切れない攻め手の2点こそグリクシスヴァンパイアの根幹であり、エスパーミッドレンジに強い構築となりえたのです。
ナヤミッドレンジ(トップ4)
ナヤカラーのデッキと聞いてまず思い浮かぶのはナヤルーンですが、吉越 久倫選手が使用したのはナヤはナヤでもミッドレンジタイプのデッキでした。成長性のあるクリーチャーと、1枚で複数枚分の働きをするカードで構築されたグッドスタッフになります。
《祝祭の出迎え》は2マナで三役をこなすかなりシステマティックなクリーチャー。序盤はマナ加速やサイズアップを選択し、ダメージレースが始まればライフ回復で有利に立ち回れます。同一ターンに複数体、もしくは継続的にクリーチャーを出し続けたいところですが、悲しいことにドローすべてがクリーチャーということはありえません。通常は成長しきる前に手札が枯れてしまいます。
このデッキでは《祝祭の出迎え》を最大限に生かす工夫があり、ナヤカラーお得意の1枚で複数のトークンを生成するカードが多めに採用されています。《婚礼の発表》があるだけで3回分確約されますし、《エシカの戦車》や《鏡割りの寓話》に至っては対処されない限り延々とクリーチャートークンを生成してくれます。これらのパーマネントは《消失の詩句》の対象にはなってしまいますが、交換枚数で損をしないカード群です。
また、マナはかかりますが《軍団の天使》も忘れてはなりません。1枚でクリーチャー4体分となり、《祝祭の出迎え》がいれば飛行を展開しつつライフ回復できるためダメージレースの強い味方となります。
青も黒も用いないデッキの弱点として干渉領域が狭くコンボ耐性が希薄な点があげられます。スタンダードを代表するコンボデッキといえばナヤルーンとジェスカイストームと奇しくも呪文を連打するデッキです。その対策として《エメリアのアルコン》が採用されています。
《エメリアのアルコン》はミッドレンジ戦略と相性の良いカードです。ミッドレンジデッキは基本的に1ターンに1アクションを想定した構築であり、デッキ内のマナコストも高めに設定されています。お互いに1枚しかカードが使えない状況ならばマナコストの高さは有利不利に直結します。《ルーン鍛えの勇者》を出されたところで、こちらは《エシカの戦車》や《作業場の戦長》で攻めていくわけですから。自分への影響は少なく、相手の戦略自体を否定するメタカードなのです。《タミヨウの保管》で守りながらゲームを進めていきましょう。
研究体シュート(トップ32)
市川 ユウキ選手と原根 健太選手が持ち込んだのはインスタント重視のコンボデッキ、《研究体》シュート。イゼットカラーがベースにあり、火力と打ち消し呪文でコントロールしながら機を伺いコンボを狙っていきます。コントロール要素とコンボの両方がインスタントで統一されているため、相手視点ではどう動くか判断できない点もメリットといえます。
メインとなるコンボは《災厄招来》と《研究体》の2枚。《災厄招来》で色マナを踏み倒し、インスタントタイミングでデッキ枚数分の巨大クリーチャートークンを生成します。回避能力がないため戦闘には不向きですが、直接ダメージに変換する《カズールの憤怒》が用意されています。
相手にクリーチャー干渉手段が多い場合には、8マナ用意してから《災厄招来》をプレイすることで対処する暇を与えずに《カズールの憤怒》へと繋げられます。
イゼットターンを一段上のデッキへと押し上げた立役者といえば《予想外の授かり物》ですが、《大勝ち》はそのアップグレート版です。要求される赤マナが1つだけとなり、格段に使いやすくなっています。《予想外の授かり物》と合わせて7枚採用されており、4ターン目には安定してマナ加速が狙えます。《災厄招来》は手札と墓地の両方を参照できるためコンボまで使用しない《研究体》を有効牌へと変換しておくのも良いでしょう。
サイドボードにはエスパーミッドレンジ対策や別の勝ち手段が用意されています。《白熱する議論》は《策謀の予見者、ラフィーン》専用の対処カード。「護法」を無視でき、打ち消される心配もありません。
《船砕きの怪物》は手札破壊や打ち消し呪文を増やしてコンボを対策してくる相手に対して効果的な勝ち手段となります。メインボードの戦略と軸をずらしたフィニッシャーを入れることでコンボ想定のサイドボードを無効化するのが狙いです。
その他の大会結果
Standard Challenge #12420444
順位 | プレイヤー名 | デッキタイプ |
---|---|---|
優勝 | KingHairy | エスパーミッドレンジ |
準優勝 | signblindman | ロアホールドシュート |
トップ4 | ZC1997 | ナヤルーン |
トップ4 | Tunaktunak | グリクシスヴァンパイア |
トップ8 | Graciasportanto | グリクシスヴァンパイア |
トップ8 | XHuckaboneX | 白単アグロ |
トップ8 | WhiTe TsaR | エスパーミッドレンジ |
トップ8 | xfile | ジェスカイストーム |
(※デッキタイプをクリックするとリストが閲覧できます。)
Standard Challenge #12420444を制したのはKingHairy選手のエスパーミッドレンジ。トップ8にはグリクシスヴァンパイアが顔を見せるなどニューカペナ・チャンピオンシップの結果が早くも反映されています。
XHuckaboneX選手が持ち込んだのは久しぶりのトップ8入賞となった白単アグロ。1マナから素早く展開していくアグロデッキではありますが、《スレイベンの守護者、サリア》や《精鋭呪文縛り》といったメタクリーチャーは排除されています。代わりに採用されたのは《婚礼の発表》や《シュタルンハイムの解放》といった中~長期戦向けのカード。呪文/土地の両面カード(スペルランド)の採用枚数も多く、全体的にミッドレンジ寄りの構築といえます。
メタゲーム
デッキタイプ | トップ32 | トップ16 |
---|---|---|
グリクシスヴァンパイア | 7 | 4 |
エスパーミッドレンジ | 4 | 3 |
ナヤルーン | 4 | 2 |
ジャンドミッドレンジ | 4 | 1 |
ジェスカイストーム | 3 | 2 |
ティムールコントロール | 3 | 0 |
白単アグロ | 2 | 1 |
その他 | 5 | 1 |
合計 | 32 | 16 |
トップ8デッキリストはこちら。
Standard Challenge #12420456
順位 | プレイヤー名 | デッキタイプ |
---|---|---|
優勝 | Lennny | エスパーミッドレンジ |
準優勝 | victorroatt | ナヤルーン |
トップ4 | Jaberwocki | ジェスカイオパス |
トップ4 | xfile | ジェスカイストーム |
トップ8 | shindy | エスパーミッドレンジ |
トップ8 | rastaf | ジェスカイストーム |
トップ8 | JUJUBEAN__2004 | ジェスカイストーム |
トップ8 | Misplacedginger | エスパーミッドレンジ |
(※デッキタイプをクリックするとリストが閲覧できます。)
Standard Challenge #12420456を制したのはLennny選手のエスパーミッドレンジ。同デッキはマークが厳しくなるなか2日連続の優勝であり、デッキパワーの高さが改めて証明されました。
トップ8にジェスカイストームが3名とイゼットベースの《黄金架のドラゴン》デッキが増えています。宝物トークンから呪文を連鎖させて大量の《自身の誇示》へと繋げる戦略は、重いカードでゲームを展開するミッドレンジ帯のデッキに有効です。《スレイベンの守護者、サリア》や《エメリアのアルコン》、打ち消し呪文を使った戦略が増えない限り、活躍は終わりそうにありません。
メタゲーム
デッキタイプ | トップ32 | トップ16 |
---|---|---|
エスパーミッドレンジ | 7 | 6 |
ジェスカイストーム | 6 | 5 |
グリクシスヴァンパイア | 6 | 0 |
白単アグロ | 2 | 1 |
ジェスカイオパス | 2 | 1 |
その他 | 9 | 3 |
合計 | 32 | 16 |
トップ8デッキリストはこちら。
おわりに
今回は『ニューカペナ・チャンピオンシップ』の結果を振り返ってきました。大会前はエスパーやナヤルーン、ジャンドミッドレンジしかいない環境と思われていましたが、ふたを開けてみればグリクシスヴァンパイアなど新しいアーキタイプがいくつも生まれていました。『ニューカペナの街角』期のスタンダードはまだまだ楽しめそうです。
今週末には『日本選手権2022』が控えていますね。次回はそれらの情報をお届けしたいと思います。