土地33枚、ネズミも33枚。執拗すぎるネズミで戦場を食い散らかせ!

いってつ

ええっと、ネズミが1匹、2匹……

メディアチームのいってつです。

晴れる屋通販では統率者戦デッキの販売も行っています。

中でも謎の回転率を誇るデッキが《執拗なネズミ》デッキ。

僕自身大好きなデッキで、この1年間細かなアップデートを繰り返していました。今回は《執拗なネズミ》デッキの現在の姿をお見せしましょう!

デッキのコンセプト

まずはデッキのおさらいから。

1つのデッキに何枚でも採用できる《執拗なネズミ》を並べて殴る。以上。

執拗なネズミ執拗なネズミ執拗なネズミ

選べる3種類!

《執拗なネズミ》は他の《執拗なネズミ》の数だけサイズが上がっていきます。事実上、このデッキにはネズミのロードが33枚入っていることになります。

単体では3マナ2/2とかなり厳しいスタッツですが、3体並べれば4/4、5体並べれば6/6となります。つまりこのデッキには3マナ6/6が33枚入っているのです。(?????????)

除去を撃たれてもどうせ次のターンには補充できるので問題なし!統率者戦といえどマジックはマジック。6/6で殴り続けるとゲームに勝ちます。

統率者の特徴

骨齧り

《執拗なネズミ》に「畏怖」を与えます。黒かアーティファクトであるクリーチャーでなければネズミたちをブロックできなくなり、対戦相手のライフがゴリッ!!と減っていきます。

《執拗なネズミ》を並べても1/1にチャンプブロックされたらそれまでですが、畏怖を与えることでより確実に大ダメージを与えることができます。ネズミを大量展開した後の押し込み役を統率者が担うことになります。

相性のいいカード

再録!

織端の石

《織端の石》が『ダブルマスターズ2022』で再録!!

前回のデッキ紹介時は2000円ほどしたこのカードも、記事執筆時点で予約価格500円に!このチャンスをお見逃しなく。

《織端の石》を設置して《執拗なネズミ》を唱えると、ライブラリーから《執拗なネズミ》がだいたいは全部出てきます。

大量にネズミが出た後は殴るだけです。大量に出てきたネズミたちに速攻を与えたり、召喚酔いがとけるのを待つ必要はありません。すでに戦場に出ていたネズミたちのサイズも超デカくなっていますからね!

回復装置

このデッキは《織端の石》の1枚コンボ以外ではまっとうにコンバットして勝利を目指すことになります。召喚酔いのネズミは必然ブロッカーに回ることになりますが、飛行クリーチャーを止めることはほとんどできません。

バジリスクの首輪詩人の羽ペングリセルブランドの仮面

ネズミたちに絆魂があれば、自分のライフを意識する必要もなくなってしまいます。オールアタックで1人ずつ倒していきましょう。

いってつのイチオシ!

今回も高くて1000円前後のカードを中心に構築しています。でももしもう少し予算に余裕があったら……

ニクスの祭殿、ニクソス

黒ダブルシンボルの《執拗なネズミ》を並べるので、必然、黒への信心は高まります。そこで黒の信心ぶんマナが出る土地《ニクスの祭殿、ニクソス》が活きてきます。

ネズミを2体並べるだけで信心は4になるため、《ニクスの祭殿、ニクソス》+2マナから4マナが生み出され始めます。必要なマナの多い《織端の石》コンボも夢じゃないぞ!

おわりに

執拗なネズミ

これは恐ろしく再現性の高いカジュアルなデッキです。そのため、コンバットの上手さや対戦相手のデッキへの理解度でデッキの強さが大きく変化します。

誰から先に攻撃するか?除去はどこにあてる?全体除去はいつ撃つ?

そんな判断の連続がこのデッキの面白さです。選択肢の少ないデッキのように見えますが、見た目に反して判断力の求められるデッキです。

第一期、二期統率者神である坪井選手も「カジュアルなプレイの中に競技レベル統率者戦へのヒントがある」と語っています。ぜひみなさんもカジュアルなデッキで勝利を真摯に目指す戦いを楽しんでください!

統率者戦のテーブルでお会いしましょう!

商品ページはこちら

ウィザーズがくれた最高の遊び、統率者ドラフトもよろしく。

この記事内で掲載されたカード

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

いってつ 晴れる屋メディアライターです。最近の悩みは記事執筆と動画出演で忙しくて統率者戦が1日2回くらいしか遊べないこと。 いってつの記事はこちら

このシリーズの過去記事

過去記事一覧へ