お上品ですわ~~~!巨人育ちのウィルソン
メディアチームのいってつです。
皆さんバルダーズ・ゲートの統率者を楽しんでいますか?
ぼくは日々デッキを考えてはストレージをガッシャガッシャ漁る日々を過ごしています!
今回は100人が見たら100人が思いつく組合せで遊んでみます。
統率者の特徴
マジックの世界では《灰色熊》から、 2マナで2/2のクリーチャーを「熊」と呼びますが、それが伝説になるとこんなにたくさんの能力を獲得できました。《今田家の猟犬、勇丸》もびっくり。
《上品な灰色熊、ウィルソン》は打ち消されることがなく、警戒、到達、トランプルと戦闘で非常に有利な能力を持っています。「護法2」があるので除去もされにくい!
背景《巨人育ち》は統率者の基本のパワー/タフネスを10/10にしてしまいます!つまり《上品な灰色熊、ウィルソン》は10/10トランプル!
統率者戦のライフは40点ですが、同一の統率者から合計21点以上の戦闘ダメージを受けたプレイヤーは敗北します。初期ライフの多い統率者戦でも巨大な統率者というのは十分な脅威なのです!
デッキのコンセプト
お上品パンチで対戦相手を全員ノックアウトする。
相性のいいカード
装備品
《統率者の板金鎧》をつければウィルソンはプロテクション(緑以外)!緑以外の呪文の対象にならず、緑以外の色を持つクリーチャーにはブロックもされません。1ターン目《統率者の板金鎧》、2ターン目ウィルソン、3ターン目に装備してアタック!《ウルザの物語》からもサーチできます。
《梅澤の十手》は言わずと知れた最凶装備品。小粒クリーチャーをぷちぷち叩き潰すだけでなく、トランプルを持っているウィルソンのサイズを上げるのもグッド!
オーラ
「族霊鎧」を持つオーラはウィルソンを破壊から守ってくれる頼もしい存在です。中でも《熊の陰影》は攻撃するたびに土地をすべてアンタップして圧倒的なテンポを生み出します。《蛇皮のヴェール》や《英雄的介入》といった守りのカードも構えやすくなります。
《第六感》は貴重なドローソース。ウィルソンはトランプルを持っているので能力を誘発させやすいですね。
絆魂
コンバット戦略の敵。それはコンボデッキだけではありません。基本的にウィルソンでの一点突破を狙うこのデッキでは《上品な灰色熊、ウィルソン》以外にブロッカーを立てることは難しく、対戦相手が横展開するデッキだった場合は苦労します。
ウィルソンに絆魂を与えることで、対戦相手に確実なダメージを与えながら自分の敗北を遠のかせることができます。大量に回復することで《森の知恵》でも積極的にドローしていくことが可能になります。
《バジリスクの首輪》《影槍》は《ウルザの物語》からアクセスできて、装備コストも軽め。《魔女の診療所》は土地の能力で絆魂を与えるため妨害されにくいのがうれしい。《輪作》《森の占術》でアクセス可能。
ドロー手段
このデッキには背景・カードをはじめ、ウィルソンを育て上げるためのエンチャントがたくさん入っています。そこで、ドロー手段にはエンチャントレスが使えそうです。
エンチャントを唱えたり戦場に出すことでドローできる「エンチャントレス」たち。このデッキはウィルソンのお上品パンチでの勝利にこだわりたいので、クリーチャーを減らしていますが、もっとクリーチャーを増やして《収穫の魂》や《獣に囁く者》などを採用するのもいいでしょう。
いってつのイチオシ!
せっかく育て上げたウィルソンが除去されると一気に多くのアドバンテージを失って戦場がさみしくなってしまいます。《英雄的介入》などで守りたいところですが、もう1枚のおすすめがこれ。
《絹鎧》は緑1マナで自分のオーラと装備品と「改善」されているクリーチャーに呪禁を与えます。ウィルソンに装備品かオーラをつけたり、カウンターをのせておくことでウィルソンにも呪禁を与えます。
Xマナも払えば、その数だけ自分のクリーチャーに+1/+1カウンターを1個置くこともできます。他のクリーチャーも一緒に守ったり、《毒の濁流》《地震》の圏外にギリギリ逃げることができます。
おわりに
緑らしい、クリーチャーのパワーで圧殺するデッキが出来上がりました。一番アヤシイところから乗り込みましょう。
『統率者レジェンズ:バルダーズ・ゲートの戦い』の面白さは過小評価されています。ドラフトは前作よりもシナジー感が強いデッキが組めて、構築戦目線でもいままでにないユニークな能力が多数登場しています。カードリストをぜひもう一度見直してみてください。そこにはまだ見ぬ面白カードが眠っています。
それではみなさん、バルダーズ・ゲートでお会いしましょう。