統率者戦がもっと楽しく!団結のドミナリアの注目カードを見てみよう
晴れる屋メディアのいってつです。
いよいよ正式リリース間近!MTGアリーナでスタンダードのデッキを研究している方、プレリリースイベントに参加した方、晴れる屋通販で予約価格とにらめっこしている方、みなさん思い思いの方法で『団結のドミナリア』をすでに楽しみ始めていることと思います。
『団結のドミナリア』がもたらす興奮は統率者戦のテーブルも賑やかします。今回はスタンダード向けカードの中から統率者戦での注目カードを見ていきましょう!
土地・無色のカード
土地
《英雄の公有地》は伝説の呪文、つまり統率者を唱えるための好きな色マナを生み出せるだけでなく、伝説のパーマネントの中の色を生み出すことができます。統率者を唱えるのに必要な色マナを確保しつつ、統率者の着地後は5色の土地となるわけです。
アンタップインでテンポロスがなく、中盤以降には伝説のクリーチャーに破壊不能と呪禁を与えることさえ可能です。
《スランの門》は固有色問わず採用できる「門」土地です。《迷路の終わり》デッキを強化しました。
基本土地タイプを得て色マナを生み出すことが可能で、《成長の揺り篭、ヤヴィマヤ》《ヨーグモスの墳墓、アーボーグ》と同様、5色でないデッキで「版図」カウントを増やすことができる土地です。
アーティファクト
《カーンの酒杯》は《ネビニラルの円盤》を思わせる全体除去カード。さらに、ライフペイを制限する能力がついています。
呪文を唱えたり能力を起動するコストとしてライフを支払うことができなくなるため、フェッチランドを起動できず、《意志の力》をピッチコストで唱えることもできなくなります。
《完成化したウェザーライト》は「搭乗」を持たない機体です。自分のクリーチャーが死亡するたびにカウンターが置かれ、7つ以上カウンターがあればドローが可能。《墓所這い》など墓地と戦場を行き来するコンボに添えることで大量のドローが可能になります。
3マナから好きな色1マナを生み出すことができます。さらに、伝説のクリーチャー1体をタップすることでも1マナを生み出すことができます。サイズが貧弱でほとんど戦闘しない統率者が、召喚酔いしないマナクリーチャーのようにふるまうことができるのです。
白
穢すものサイクル
パーマネント呪文のマナ・コストのうち1点ぶんを「ファイレクシア・マナ」のように支払うことができるサイクル。
白では白のパーマネント呪文を唱えるたびに1/1の兵士トークンを生み出します。統率者戦で1/1のトークンを生み出してもゲームへの影響が少なそうですが、《輝かしい聖戦士、エーデリン》のような横並びデッキではテンポよく展開しながら打点を上げるのに貢献します。
《狂気の祭壇》や《ファイレクシアの供犠台》などサクり台との作用にも注目です。
ルールスの再来?
毎ターン1度だけ自分の墓地から3マナ以下のパーマネント呪文を唱えるか、土地をプレイできます。フェッチランドをはじめ、《イーオスのレインジャー長》《浄化の印章》などの自身を生け贄に捧げる能力をもつカードを再利用できます。
軽量な全体除去
マナ総量2以下のパーマネントを追放!《太陽の指輪》をはじめとした強力なアーティファクト、《極楽鳥》などのマナクリーチャー、《森の知恵》《Mystic Remora》などのアドバンテージ装置、そしてトークンを一気に片付けます。
青
穢すものサイクル
パーマネント呪文のマナ・コストのうち1点ぶんを「ファイレクシア・マナ」のように支払うことができるサイクル。
《夢を穢すもの》は青のパーマネント・呪文にドローがついてくるようになります。戦場に出たときにクリーチャー1体を手札に戻す《金切り声のドレイク》と組み合わせて、ライフか青マナが尽きるまでドローすることができます。
ブリンクデッキで
戦場に出たときにトークンを生み出すか、パーマネントをバウンスするかドローができます。積極的に自分のクリーチャーをブリンクさせるデッキで《魅力的な王子》のように器用に働いてくれそうです。
統率者を複製
自分のクリーチャーやアーティファクトを対象に呪文を唱えるとそのパーマネントをコピー!伝説であっても伝説でないコピーを生み出すため、統率者のコピーも作ることができます。
オーラ・呪文や「変容」で唱えることも対象をとって呪文を唱えていることに注目です。同セットの《陽気な呪文盗み、アイヴィー》との作用にも期待!
黒
穢すものサイクル
パーマネント呪文のマナ・コストのうち1点ぶんを「ファイレクシア・マナ」のように支払うことができるサイクル。
《肉を穢すもの》ではクリーチャー1体に+1/+1修正と威迫を与えます。黒にはすでに黒マナをすべてファイレクシア・マナのように払えるようになる《ヨーグモスの息子、ケリク》がいてどうしても見劣りしてしまいますが、統率者のサイズを大きくしながら威迫をつけられることを活かして、《荒廃のドラゴン、スキジリクス》などのコンバットを積極的に行う統率者で活躍できるかもしれません。
新・シェオルドレッド様
シェオルドレッドが再登場!対戦相手がドローするとライフルーズ、自分がドローするとライフ回復。
対戦相手に強引にドローさせることでライフを一気に詰めることができます。同時に、大量にドローする統率者を強力に牽制することもできてしまいます。
赤
穢すものサイクル
パーマネント呪文のマナ・コストのうち1点ぶんを「ファイレクシア・マナ」のように支払うことができるサイクル。
《本能を穢すもの》は赤のパーマネント呪文を唱えるたびに好きな対象に1点を飛ばします。エルフの村を焼くだけでなく、《朱地洞の族長、トーブラン》《鍛冶の神、パーフォロス》と組み合わせて積極的にライフを詰めていってもよさそうです。
緑
穢すものサイクル
パーマネント呪文のマナ・コストのうち1点ぶんを「ファイレクシア・マナ」のように支払うことができるサイクル。
《活力を穢すもの》は緑のパーマネント呪文を唱えるたびに自軍に+1/+1カウンターをばらまきます。緑の横並び戦略によく噛み合った能力で、《極楽鳥》や《ラノワールのエルフ》が中盤以降強力なアタッカーに育ちます。《硬化した鱗》や《巨怪な略奪者、ヴォリンクレックス》と組み合わせてさらにおっきく!
ニュー・ゴリラ
《シルバーバックの古老》はクリーチャー呪文を唱えるたびに置物を破壊するかマナ加速するか4点の回復ができます。シンボルが濃いのが気になりますが、誘発に回数制限も無く、非常に大きなプレッシャーがあります。クリーチャー満載でビッグマナを出せる《収穫の神、ケイラメトラ》や《ドーンハルトの主導者、カティルダ》などで活躍しそうです。
展望
ついに全カードリストが発表された『団結のドミナリア』。魅力的な統率者だけでなく、今後様々なデッキで活躍しそうな強力なカードもたくさんあります。もちろん、構築フォーマットへの影響にも注目です。
マジック30周年の幕開けとなる『団結のドミナリア』、われわれ晴れる屋も気合を入れて準備を進めています!
また 『団結のドミナリア』の特設ページがオープンしました!こちらからも各種商品の予約ができるだけでなく、『団結のドミナリア』に関する記事や動画がまとめてご覧いただけますので、ぜひご活用ください!
それではみなさん、ドミナリアでお会いしましょう。