レジェンドのカード、見たい?コレクター・ブースター大量開封レポート!

いってつ

レジェンドのカード、見たい?コレクター・ブースター大量開封レポート!

みなさんこんにちは、晴れる屋メディアのいってつです。

つい先ほどまでコレクター・ブースターの開封作業に駆り出されていました。 そう、晴れる屋ではシングルカードの在庫を確保するために社内で大量のパックを開封しています。普段はメディア担当として業務で商品に触れる機会が無い僕でも、新セット発売のタイミングで開封業務に駆り出されることがあります。

そう……

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大量に……

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大量に……

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えっ?

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これマジ?

この日、僕の前に積まれた大量のパック。めまいがする。これ今から全部むくんですか?

「うん。今、ここでむくのはこれだけでいいよ」

今ここでむくのはこれだけでいいよだと????どうやら晴れる屋がシングルカード在庫を得るために開封しているパック数はこんなものではないらしい。パック開封業務にあたっているスタッフにとっては良くも悪くもこれが日常らしい……。

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集合場所に向かったところ目に飛び込んできた光景がこれです。古いマフィア映画で札束を抱える銀行員たちを見たことがあります。そんな雰囲気。

実食

いつもパック開封業務にあたっていて「パックの開封業務なんてサイテーだぜ」うそぶくスタッフたちもこの日ばかりは浮足立っているようでした。今回のコレクター・ブースターには特別な事情があるからです。

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1994年発売、「伝説のクリーチャー」「多色のカード」が初めて登場したまさに伝説的なセット、『レジェンズ』のカードがコレクター・ブースターに3%の確率で封入されています。再録禁止になっているカードをこの令和の時代に「自引き」で手に入れるチャンスなのです。

晴れる屋スタッフの中には20年以上マジックとともに生活してきたスタッフもいますが、それでも『レジェンズ』のパックをむいたことがあるものはごく少ないわけで……。「ひょっとしたら、俺は今日《The Tabernacle at Pendrell Vale》をパックから引き当てちまうのかも……」

パックを開封すると手前にコモン・カードが4枚入っています。この4枚目が3%の確率でロスト・レジェンドのカードと置き換わっているのです。ひょっとすると……《The Tabernacle at Pendrell Vale》《Moat》と。

さっそく開封が始まる。「コレクター・ブースター」というだけあり、フォイル仕様カードにステンドグラス版のカードがつぎつぎ登場する。しかし僕らはもくもくとソートしながらパックをむいていく。なぜならこれはあくまで「仕事」だからだ。そしてそれ以上に……僕らは「ロストレジェンド」を待ち望んでいたからかもしれない。

「お!出た!出た!」

沈黙を破って現れたのは……

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「Aって書いてある!」「ここから始まるってコト……!?」

登場したのは《Glyph of Destruction》だ。そして、これが口火となってつぎつぎと伝説が姿を現す!開封スタッフたちも興奮して口が止まらなくなってしまう。

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「すげー!チェンライだよ!」

《稲妻の連鎖》の初版が登場!現在でもレガシーやパウパーで活躍する火力の記念すべき初版です!

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僕のところにも素敵なカードがやってきてくれました。《Willow Satyr》対戦相手の伝説のクリーチャーのコントロールを奪うことができる強力な能力を持っています。緑なのに!EDHオタクカードでも紹介したかったのですが、高額な再録禁止カードだったので採用を見送った1枚でした。まさかこんな形で紹介できるとは……

Willow Satyr

あなたは、あなたのアンタップ・ステップにWillow Satyrをアンタップしないことを選んでもよい。

(t):伝説のクリーチャー1体を対象とする。あなたがWillow Satyrをコントロールし続け、かつWillow Satyrがタップ状態であり続けるかぎり、あなたはそのコントロールを得る。

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タイシンも《聖なる日》を発見!

現在のマジックのアートは写真のように精緻なアート……「フォトリアル」なものが主ですが、まだまだ「マジックの常識」が定まっていないこのころのアートにも味わい深い魅力があります。

聖なる日運命の回避

例えば《運命の回避》は自分のパーマネントをインスタントやオーラから守る、現代でいう《タミヨウの保管》のようなカードですがこのアートをご覧ください。

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「こうだよ!こう!」

杉ちゃんが《運命の回避》のアートを再現してくれました。いまの杉ちゃんは《稲妻》だってへっちゃら。

最高の数時間

数時間後。あれだけ大量に積まれていた『団結のドミナリア』コレクター・ブースターがすべて開封されました。仕事としてパック開封をしたわけですが、それでも非常に楽しいひと時でした。単純にコレクター・ブースターが持つハイレアリティなカードがたくさん出現するという楽しさに加えて今回は《The Tabernacle at Pendrell Vale》などの大当たりも期待できます。

はじめは高額な再録禁止カードに期待してしまっていたが、大昔のカードが持つ独特の雰囲気を手に取って楽しむことができる素晴らしい機会になりました。

ぜひみなさんも『団結のドミナリア』コレクター・ブースターの開封をお楽しみください!いいですか?コモンの4枚目。そこに伝説が眠っています。丁寧に1枚ずつめくっていきましょう。

大盛り上がりの開封の模様をぜひ動画でもご覧ください。

商品ページはこちら

それではみなさん、ドミナリアでお会いしましょう。

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いってつ 晴れる屋メディアライターです。最近の悩みは記事執筆と動画出演で忙しくて統率者戦が1日2回くらいしか遊べないこと。Commander Format Panel メンバー。 いってつの記事はこちら