ウルザとミシュラを変身させたい!統率者デッキを考えてみました。
晴れる屋メディアのいってつです。
いよいよ今晩から『兄弟戦争』のプレビューがスタート!
マジックの歴史の中でももっとも印象深い物語のひとつ、《ウルザの物語》がいよいよ始まります。
先んじて黒枠では初となるプレインズウォーカーのウルザ、そしてファイレクシアに堕ちて人間をやめたミシュラが公開されました。
これらは2枚のカードが合体して変身するカードで、パワーストーンを取り込んだウルザ、ドラゴンエンジンと融合したミシュラというフレーバーも表現した素晴らしいデザインです。
……統率者戦でも合体させたいな?
合体させましょう。
ウルザを目覚めさせよう
まだプレビューが始まっておらず、一人回ししかできていない、まだまだ発展の余地のあるリストとなります。
再録禁止カードや1万円を超える高額カードを避けて構築しました。
ウルザは変身前からインスタント、ソーサリー、アーティファクトを唱えるコストを軽くしてくれます。
ウルザ着地後は打ち消し呪文を構えながらマナアーティファクトを展開していきます。マナに余裕ができたらパワーストーンを探しに行きましょう。
ゲームをコントロールし続け、隙を見て変身!
ライブラリー上の呪文を唱えられるようにして、《師範の占い独楽》のドロー能力を起動、ライブラリー上のコマをふたたび唱える……を繰り返すと1マナでドローできるようになります。そこにウルザがいれば、コマを唱えるコストも軽くなるので、無限ドローが成立します。
無限ドローの果てには《等時の王笏》+《劇的な逆転》で無限マナをひねり出して《盲従》で無限ドレインしたり、《運命のきずな》を唱えつづけて無限ターンを獲得できます。
コマコンボのパーツは全てアーティファクトなのでウルザの恩恵を受けることができ、コンボパーツを揃えやすくなっています。
剛健なアーティファクト兵器を好んだウルザのように、どっしりと構えて計略を練りましょう。
ミシュラを堕とそう
続いてミシュラを変身させていきましょう。ウルザとは違い、変身前のミシュラは統率者戦においてはすこし地味な性能です。積極的に変身を狙っていきましょう。
ドラゴンエンジンは自身の能力で速攻を持って戦場に出てこれるので、手札に持ってくるよりも墓地に送り込んだ方がテンポよく変身させられそうです。
とはいえ、変身したミシュラの力をもってしても、一撃で対戦相手を沈めるのはちょっと難しそう。
ならばミシュラをコピーして誘発させまくりましょう。ボードと手札両方に干渉する能力でゲームをひっかきまわしてやるのです。
追加の戦闘フェイズを加えるカードもヨシ!ファイレクシア合体せずとも、コンバットダメージとミシュラのライフドレインで一気にライフレースを有利にできます。
最終的にはダメージで勝利することになるので、ミシュラは変身する前から積極的に殴っていきたいところ。脇を固めるのはもちろんアーティファクト・クリーチャーです。
ミシュラの兵器はどれも攻撃的なデザイン。このデッキもライフを積極的に攻める攻撃的なデッキになりそうです。
カーンにも止められない
双方のデッキで重要なコンボパーツであるパワーストーンとドラゴンエンジン。ハイランダー構築でこれを追放されてしまうともはや変身は不可能……
ではありません。ウルザが生み出した自身の後継者、カーンのマイナス能力で追放領域に置かれてしまったパワーストーンやドラゴンエンジンを回収できます。
……その一方で、《大いなる創造者、カーン》を出していても対戦相手のウルザやミシュラの変身を妨害することはできないというのがなんとも皮肉です。
戦いに備えよう
パワーストーンをめぐり、大量のアーティファクトが戦場を駆け巡った『兄弟戦争』。新セットではどんなアーティファクトが登場するのでしょうか。今晩からスタートするプレビューに注目です!
晴れる屋メディアでも新セットの情報を追いかけていきますのでお楽しみに!
それではみなさん、《コイロスの洞窟》でお会いしましょう。