「あなたとマジックマジック30周年!」記事コンテスト結果発表!

いってつ

マジック30周年!

新年あけましておめでとうございます。

マジック:ザ・ギャザリング専門店晴れる屋を本年も宜しくお願いいたします。

今年は2023年。アルファ版が発売された1993年から数えて、ちょうど30周年となるアニバーサリーイヤーです。

シヴ山のドラゴン雷口のヘルカイト黄金架のドラゴン

あなたのマジックはどこから?

日本国内で発売された初めてのセット『第4版』からマジックを始めた方にとってはもちろんのこと、アリーナから始めたという令和のプレイヤーにとってもマジックの歴史を感じられる1年になりそうですね。

ウィザーズからもマジックの歴史を感じさせるキャンペーンやイベントが実施されていますが、プレイヤーやコレクター、つまり私たちもまた、マジックの主役です。

そこで晴れる屋ではマジック30周年企画としまして、みなさんに「あなたとマジック」をテーマに思い出やマジックへの想いを込めたnote記事を募集しました!たくさんのご応募、ありがとうございました。

※キャンペーンは終了しております。

中でも特に優秀とされた3作品の投稿者には「30th Anniversary」プレイマットを贈呈いたします!

それではさっそく優秀賞の発表です。

ルールを訪ねて歴史を知る

マジックのイベントにジャッジはなくてはならない存在です。マジックのルールは単純ではありません。2022年にレベル1ジャッジとなったあるマジックファンは、その複雑さの中にマジックの歴史を見たといいます。

優秀賞、1つ目の作品はわきゅうさんの『ルールはマジックの歴史の地層だ』です!

龍王オジュタイタルモゴイフ稲妻

《龍王オジュタイ》とともにスタンダードローテーションを経験した筆者はモダンに参入。《タルモゴイフ》《稲妻》を撃つミスから「状況起因処理」とマジックのルールの奥深さを知ることになります。

マジックのルールを学んでいくにつれ、同時にマジックの歴史を学んだというエピソードは非常にユニークでした。これを機にみなさんもマジックの総合ルールに触れてみてもいいかもしれませんね。

兄、図書館の謎の蔵書、また兄

みなさんがマジックを始めたきっかけはなんでしょう。アリーナの登場以前では、先輩や兄に教わったというケースが多いのではないでしょうか。

このプレイヤーもやはり兄に思いがけずマジックのカードを与えられ、思いがけず図書室でマジックを学び、そしてまた兄から思いがけない贈り物を受け取ることになります。

優秀賞2つ目の作品は「殺虫剤」デッキをはじめとしたユニークなデッキリストを残してきた虚無虚無やどんさんの『やどんとMTGと愉快なデッキ達』

兄にマジックに誘われてから今日までの軌跡――もとい「奇跡」を語る本作品は、「もう単純にエピソードが面白い」「殺虫剤の人の最新のデッキリストがイニシアチブストンピィなのすごい」と審査員の中では1番人気、満場一致での受賞となりました。

これ組んだ人が――

これに至る。

57のデッキ、57の思い出

初めて組んだデッキのことは覚えていますか?その次は?そのまた次は?その次は?次は?次は?

多くの応募作品が自身の握ってきたデッキを紹介しながら来歴を物語るものでしたが、その中でも圧倒的な熱量を持って紹介する記事がありました。

優秀賞3つ目はベイディアームズさんの『【統率者戦】50個超えるデッキ全部振り返るのは無茶だって、でもやる』

晴れる屋メディアの統率者戦担当、いってつが2022年に組んで記事で紹介した統率者戦のデッキはおよそ30。

一方、この記事で紹介された統率者戦デッキは57。そのほとんどはこの2年間ほどで組んだものなのだとか。晴れる屋メディアとほぼ同じ量を趣味でくみ上げるとは……その熱量が審査員をうならせました。

以下、作品内で紹介された統率者です。

英雄、オプティマスプライム兜砕きのズルゴ無慈悲なる天使、アンヤ浅利の司令官、理想那妖艶な泥棒、コルメラ
ロフガフフの息子、ログラクフ求道の達人、サイラス・レン欲深き者、エヴリン輝かしい聖戦士、エーデリン策略の龍、アルカデス
Ambassador Blorpityblorpboop野生の魂、アシャヤ永遠の大魔道師、ジョダー太古の番人、ネマタ開闢機関、勝利械
歪んだセンギア、ヴェラック狡猾な幻術師、ミーン頂力明神天空の刃、セファラヤヴィマヤの化身、ムルタニ
ウィンドグレイス卿擬態の原形質限りないもの、モロフォン月の踊り手、トレラッサーラ収穫の手、サイシス
芸人、ベイロス・バリテル巨人育ち空の管理者、カンジー上品な灰色熊、ウィルソンアブソリュートの信者
ヤヴィマヤの化身、ムルタニドーンハルトの殉教者、カティルダネル・トース族のメーレン粗暴な年代学者、オベカ妖術の達人ブレイズ
運命の神、クローティスウーナのトリックスター、ニムリス永遠の造り手、ラシュミ神河の魂、香醍巣主スリヴァー
忘れられた大天使、リーサアッシュベイルの英雄、グウィン卿アーチリッチ、アサーラック天空塁壁、プラミコン隠道のセフリス
流城のルノモンスター見聞家、ヴォーロ激情の薬瓶砕き簒奪者、イクラ・シディーキ獲物貫き、オボシュ
上位の狐、呪之尾屍錬金術師、ルーデヴィック先見的な縫い師、ゲラルフ魂の守護者、ラーボスクローサの心胆、カマール
虎の影、百合子まどろむ島、アリクスメテス巣穴あさり、ニカーラ物あさりの見張り役、ヤーンニック
ラノワールの憤激、フレイアリーズエルフの行列

重複したものを除く。
相棒、刻銘呪文を含む

惜しくも選外となった作品

審査員をうならせ、惜しくも選外となった作品を追加でご紹介します。

応募された作品の中にはまだまだ素敵な作品があります。ぜひみなさんもほかの応募作品をこちらからぜひご覧ください!

《稲妻》よりも好きな1枚

バーンデッキは様々なフォーマットに存在し、熱心な研究者が日々調整を続けています。

稲妻

「一番好きな火力呪文は?」多くのバーン使いは《稲妻》と答えるでしょうが、サイカさんは意外なカードを挙げています。『【MTG】私とバーン【一人の紅蓮術士の稚拙な話】』はバーンデッキと共に歩んだ愛の物語です。

プレインズウォーカーの帰還

多くのマジックファンが経験するでしょう。「マジックから少し離れてしまう」時期を。就職や引っ越し……他に夢中になれるものを見つけたり。理由は様々でしょう。

放浪皇

《放浪皇》とともにマジックに帰還。

くろねこさんは2022年1月、『神河:輝ける世界』をきっかけにマジックの世界に帰ってきました!『私とmtgの20年』では初めてマジックに触れたセットである『オデッセイブロック』の思い出、令和のカードパワーへの驚き、そして20年来の夢が叶った瞬間が語られています。

これまでも、これからも、マジックとともに

マジックをプレイして、カードを集めて、友と語らって……マジックは単なるゲームではなく、多くの絆を生み育んできた文化でもあります。

晴れる屋もまた、マジックと歩んできたショップです。1月27日には金沢店をオープンするなど、マジック専門店として、これからもみなさんのマジックライフを応援させていただきます!本年もマジック:ザ・ギャザリングと晴れる屋をどうぞよろしくお願いいたします!

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いってつ 晴れる屋メディアライターです。最近の悩みは記事執筆と動画出演で忙しくて統率者戦が1日2回くらいしか遊べないこと。 いってつの記事はこちら