2023/02/22 デッキリストを一部変更しました。
ファイレクシアを統一。その先に待つもの
晴れる屋メディアのいってつです。
『ファイレクシア:完全なる統一』の全てのカードが公開されましたね!発売日が待ち遠しい方も多いのではないでしょうか。
今回もたくさんの魅力的な伝説のクリーチャーが登場し、ワクワクが止まりません。今回はデッキリストもまじえてあらたな統率者を紹介しましょう!
――“ファイレクシアの統一者”を。
新セットの看板を務め、ストーリー上でも多元宇宙の敵、その総大将。これを入手できたなら、そのまま統率者戦を始めたいと思う方も多いはず。そう、その名はアトラクサです。
新アトラクサの誕生
飛行、警戒、接死、絆魂と、旧アトラクサと同じ能力に加え、戦場に出たときにライブラリー上10枚からカードタイプ1つにつき1枚のカードを手札に加えます。こちらは《ニヴ=ミゼット再誕》を思わせる能力です。
7マナというコストは統率者戦でもそう簡単には払えませんが、しっかりとマナ加速手段を詰め込むことで、「マナ加速してアトラクサを唱える」→「アトラクサで新たなカードを得る」→「加速したマナで手に入れたカードを唱える」という好循環を形成します。
今回はこれから統率者戦に参入する方にむけて、比較的手に入れやすい近年のカードを中心に構築していきます!
マナ加速手段
基本的なマナ加速呪文をたくさん詰め込んでいきます。その多くが緑の呪文なので《森》を少し多めにしています。
4色のデッキなので、色マナが揃わず身動きが取れなくなると悲惨です。気を付けてプレイしましょう。気を付けないと、「アトラクサは唱えられたけどシンボルの濃い他の呪文が唱えられない!」なんてことに。
強化するなら
今回は採用していませんが、固有色の多さを活かした手軽な無限マナコンボを採用するのもいいでしょう。
今回のリストはフェッチランド、デュアルランド、ショックランド、トライランドを採用していませんが、気を付けてマリガン判断をすれば十分回ります。
マナの使い道
マナが伸びたら強力な呪文を連打しましょう!もし手札にいいカードがなければ《偉大なる統一者、アトラクサ》を唱えて手札を整えられます。
今回はコンボを使わない方針なので、「カード1枚で大きくゲームを動かしうる」ものを中心に採用していきます。
相手のクリーチャーを徹底的にいじめたり――
圧倒的な戦場を作り上げたり!
ソーサリーもド派手!
強化するなら
自軍のクリーチャーを一気に強化して殴り切ることができる《孔蹄のビヒモス》は緑のデッキでおなじみのフィニッシャーですね!《破滅の終焉》もX=10以上で唱えればほぼ勝ち!これらを採用するならマナクリーチャーを積み増しましょう。
統率者をサクろう!
統率者が死亡したり統率領域に置かれると、「統率者税」がかかりますが、ふたたび統率領域から唱えられるようになります。唱えなおせば、統率者の戦場に出たときの誘発型能力をもう一度使えます。
つまり、統率者はサクり得!!!!
たとえば、《偉大なる統一者、アトラクサ》を《異界の進化》すれば、デッキのほとんどのクリーチャーをライブラリーから踏み倒して戦場に出すことができます。
そうして《ベレドロス・ウィザーブルーム》などのマナ加速生物を出せば、そのまま連続して《偉大なる統一者、アトラクサ》を唱えてさらにリソースを確保することも可能!超きもちいい!
クリーチャーを追放してマナに変換できる《食物連鎖》を使えば、統率者を統率領域に戻しながら大量のマナを生み出すことも可能!
今回は採用していませんが、《霧虚ろのグリフィン》や 《永遠の災い魔》 を採用すると無限マナコンボも可能になります。そうして生み出した無限マナでアトラクサも無限に唱えられるようになり、ライブラリーのカードを全て手札に加えて《タッサの神託者》で勝利できるようにも組めます。
妨害カード
打ち消しには比較的軽く、シンボルも緩い、命中範囲の広いものを選びました。
コストを支払わずに唱えられる「ピッチスペル」に憧れる方も多いのではないでしょうか。《殺し》《水没》はマナコストを支払わずに唱えられる除去です。こうした呪文を活かすためにも《耕作》で持ってくる土地はよく考えましょう!
戦いに備えよう
対戦でも使用した4つのデッキですが、トレードチームがセット販売を用意してくれました!どのデッキもテーマがはっきりしていて楽しく仕上がりました。
「マナ加速してデカブツを叩きつけろ!」偉大なる統一者、アトラクサデッキ
「ネズミ、ネズミ……で、ネズミ」ネズミの王、カルモニクスデッキ
「猫が装備品しょってやってくる」耐え忍ぶカー、ケンバデッキ
「機械戦車で突撃!」止められぬ巨大戦車、グラーツデッキ
それではみなさん、《マイコシンスの庭》でお会いしましょう。