新セット発売!どのデッキを使う?
みなさんこんにちは。晴れる屋メディアチームです。
ついに昨日発売された、新セット『ファイレクシア:完全なる統一』。どんなデッキを使おうか?どんなカードが強いのか?そんな嬉しい悩みを抱えている時期かもしれません。
今回は昨日につづいてHareruya Waifinderをお送りします。Hareruya Wayfinderとは、晴れる屋からスポンサードされているHareruya Prosによる新環境対応デッキの紹介企画です。
後編ではマッティ・クイスマ選手がスタンダードを担当し、マルシオ・カルヴァリョ選手がパイオニアを担当します。プロたちはどの新カードに目を付けたのでしょうか?
マッティ・クイスマ
青単コントロール
前環境から存在していた青単に《精神接合器》を採用。インスタント呪文が多く、相手のターンに構えるデッキなので相性が良いはずです。相手が打消し呪文を恐れて中途半端なアクションをしてきたときに《精神接合器》を設置しましょう。《知識の流れ》のような重くてリターンの大きい呪文も使いやすくなります。
そして新カードもう1枚は《青の太陽の黄昏》です。青という色は、盤面に出てしまった脅威に対して《消えゆく希望》のようなバウンス呪文で先延ばしにするのが基本ですが、《青の太陽の黄昏》ならば相手の切り札を奪いながら、コピートークンを生成して一発逆転を狙えます。勝ち筋が増えた青単を今一度試してみて欲しいですね。
エスパーミッドレンジ
《ヨーグモスの法務官、ギックス》《策謀の予見者、ラフィーン》《黙示録、シェオルドレッド》。骨太なクリーチャーを擁するエスパーミッドレンジですが、色拘束が厳しいという課題がありました。本セットで朗報となったのが《闇滑りの岸》をはじめとする通称ファストランドの加入です。
そして「盤面に残れば勝ち」とでも形容できるようなクリーチャーを守るのが《離反ダニ、スクレルヴ》です。ブロックされない能力も付与できるため、「謀議」を持つ《策謀の予見者、ラフィーン》や相手のライフを詰めていく《黙示録、シェオルドレッド》とは相性抜群でしょう。
マルシオ・カルヴァリョ
グルール機体
「剣」サイクルの系譜である《鉱炉と前線の剣》が登場しました。グルール機体はマナクリーチャーでマナを伸ばすため、設置・装備がさせやすいですし、マナクリーチャー自身も装備すれば脅威になり得ます。プロテクションはミラーマッチで勝敗を決定づけるでしょう。
《迷宮壊し、ミグロズ》は赤緑らしくサイズに優れていますね。起動コストはやや重いものの、このサイズ感にパンプ能力や《帰化》能力を備えている器用さは評価に値します。当然ながら、高速で攻めるグルール機体にとって《銅線の地溝》は大きな収穫です。
ハンマータイム
モダンで定番デッキとなっているハンマータイムですが、《耐え忍ぶカー、ケンバ》の登場によってパイオニアでも期待感が高まってきました。装備サーチの《ファイター・クラス》、ハンマー持ちのクリーチャーを守る《無私の救助犬》、装備コストを踏み倒す《カズールの徴収者》など、役者はそろっています。
昨日からお届けしてきたHareruya Wayfinder『ファイレクシア:完全なる統一』編はここまでとなります。強力な本セットには、みなさんに見つけてもらうのを待っているカードがまだまだたくさんあるはずです。ぜひお気に入りの1枚を見つけてみてください!
また『ファイレクシア:完全なる統一』の特設ページがオープンしています!こちらからも各種商品の購入ができるだけでなく、『ファイレクシア:完全なる統一』に関する記事や動画がまとめてご覧いただけますので、ぜひご活用ください!