本日はノンマジック!?
みなさんこんにちは。晴れる屋メディアチームです。
最新セット『機械兵団の進軍』が発売され、デッキ構築に余念がない時期かと思いますが、さらに嬉しいニュースが届いています。なんと、あの国民的パズルRPG「パズル&ドラゴンズ」と「マジック:ザ・ギャザリング」がコラボ中なのです!
本日より「マジック:ザ・ギャザリング」コラボが開始です!
— pad_sexy パズル&ドラゴンズ公式 (@pad_sexy) April 17, 2023
4/17(月)10:00~5/1(月)9:59までの開催となります!#mtgjp #パズドラhttps://t.co/sUKKfyzJNs pic.twitter.com/4APGAA0Q39
前回から約5年ぶり2度目のコラボであり、新規キャラクターも実装されたとのこと。これは遊んでみるしかありませんね。
それではさっそくパズドラを起動してみましょう!
パズドラとは?
「パズドラ」とは、『ガンホー・オンライン・エンターテイメント』から配信されているスマートフォンゲーム、『パズル&ドラゴンズ』のこと。キャラクターを収集、育成しながら最大5名からなるパーティーを構築し、スキルを駆使してパズルでダンジョンを攻略していくパズルRPGです。
pad_sexy パズル&ドラゴンズ公式(@pad_sexy)
数々の有名作品とコラボレーションを実施しており、マジック:ザ・ギャザリングは2018年6月25日から7月9日に初コラボレーションを実施。『ドミナリア』発売後ということで、《ウェザーライトの艦長、ジョイラ》や《ウルザの後継、カーン》《見えざる者、ヴラスカ》などのキャラクターがパズドラ内へ登場しました。
今回は5年ぶり2度めのコラボレーションということで、11体の新キャラクターが追加されています。
何はともあれガチャでしょ!
新規キャラクターは《ウルザ》や《ミシュラ》など最近のセットでカード化されたキャラクターばかり。性能が気になるところですが、スマートフォンゲームといえばまずガチャでしょ!
早速、コラボガチャを回してみましょう!記念すべき1回目は…
《ニコル・ボーラス》はマジック最古老のエルダー・ドラゴンであり、最古のプレインズウォーカー(魔法使い)とされているドラゴンです。昔から人気の悪役であり、何度もカード化されています。
興味深いのは《ニコル・ボーラス》のリーダースキルとターン経過とともに使用できるスキルです。
《ニコル・ボーラス》のリーダースキル(※1)は《霰炎の責め苦》、《王神、ニコル・ボーラス》のリーダースキルは《最古再誕》、スキル(※2)は共通して《破滅の刻》となっています。
※1)リーダースキル:パーティーのリーダーに選んだときのみ発動する能力。マジックでいうところの常在型能力。
※2)スキル:マジックでいうところの起動型能力
これらは実際にカード化されており、どれも絶対悪としてたちはだかる《ニコル・ボーラス》が描かれています。カードとしても非常に強力な効果をもったものばかりであり、パズドラのキャラクターとしてしっかりと落とし込まれています。
お次にガチャから登場したのは《ジェイス・ベレレン》!
プレインズウォーカーとして最初期にカード化された1枚であり、主要プレインズウォーカーの1人です。陰気で内向的な性格ですがお人好しなところもあり、青の魔道士らしく非常に強い好奇心と知識欲を持っています。
《ジェイス・ベレレン》も何度もカード化していますが、どれも強力なデザインであり、人気となっています。今回スキル名になっている《精神を刻む者、ジェイス》は歴代最強の1枚として、“神ジェイス”とまで呼ばれていました。パズドラのイラストからも連想させますね。
プレインズウォーカーの力とでもいうべきか。コレクション用のカード・セットも発売されており、いたるところで呪文を唱える《ジェイス・ベレレン》の姿を見ることができます。
気になるほかのコラボキャラは?
今回パズドラでキャラクター化されたのは、どんなプレインズウォーカーなのでしょうか。実は近年に発売された最新カードばかりとなっています。
《ウルザ》はウェザーライト・サーガまでのマジックを代表するキャラクターです。研究熱心だったウルザの名を関するカードも多く登場しており、マジックを語るうえで外せない人物といっていいでしょう。
実弟《ミシュラ》と繰り広げられた次元を巻き込んだ壮大な兄弟げんかは、『兄弟戦争』2022年11月に発売されたセット名になっているほどです。
パズドラに登場したのは『兄弟戦争』に収録された《護国卿、ウルザ》。スキルにある《ウルザの酒杯》はウルザがプレインズウォーカーへ覚醒するきっかけとなったアイテムであり、ストーリーが変身ギミックとして落とし込まれています。
では、弟の《ギックスに拾われし者、ミシュラ》はどうでしょうか。
人と接するのが苦手な研究肌のウルザと対照的に、人付き合いのよい子供だったミシュラ。仲の良い兄弟でしたが、兄・ウルザの魔法道具を奪おうとしたところから2人の道は分かたれます。《兄弟仲の終焉》となってしまったわけです。
パズドラの《ミシュラ》は変身スキルを持っていますが、マジックではどう表現されているのでしょうか。
実は一部のマジックのカードには2枚を1枚へと「合体」させるものがあります。《ファイレクシアに下りし者、ミシュラ》は《ギックスに拾われし者、ミシュラ》と《ファイレクシアのドラゴン・エンジン》が「合体」し、かたちを変えた姿なのです。
どのキャラクターも、マジックの世界観を壊さずに忠実に再現されていて嬉しいですね。元はどんなカードだったか、見比べてたり、探したりするのも面白い楽しみ方のひとつです。
コラボダンジョン
コラボダンジョンも登場しており、最奥にはボスが待ち受けています。せっかくガチャったので、出たキャラクターを使ってパーティーを構築し、潜ってみたいと思います。《ミシュラ》をリーダーに、火のキャラ(赤いキャラクター)で固めたパーティーで挑みます。
1~5階層からなるダンジョンをひとつずつ突破していくわけですが、《ラノワールのエルフ》や《セラの天使》などのお馴染みのキャラクターが敵として出てきます。
最終ステージで待っていたのは…《悪魔王ベルゼンロック》!
無事、撃破できました。今回のコラボではほかに《エリシュ・ノーン》も登場するようです。
おわりに
ここまでパズドラのコラボキャラクターとマジックのカードを見比べてきましたが、プレインズウォーカーを中心とした関連カードが余すところなく、ひとつのキャラクターへと表現されているとわかりました。普段はアナログゲームが中心のためか、仕事ということを忘れて夢中でパズドラにのめり込んでしまいました。今後も定期的にコラボして欲しいと切に願います。
このコラボをきっかけに、マジック:ザ・ギャザリングへ興味が出た方におススメしたいのが、マジックのデジタル版MTGアリーナです。リンク先からダウンロードすれば、あなたもプレインズウォーカー!最新セット『機械兵団の進軍』が発売されたばかりですし、始めるにはうってつけのタイミングとなっています。
また、思わぬところでパズドラとマジックの親和性にも気がつきました。ガチャを回す行為、それすなわちパック開封と同義なり。マジックのパックを開封して、そこから狙ったカードが出た瞬間を覚えていますか?それはまさに現世の桃源郷。ストレスから解放されたヘヴン状態。ガチャを回すことでも同様の境地へといたれるのです。
マジックとパズドラの意外な相関性が見つかったところで、再びガチャを回してこようと思います。それでは、また。