再びおとぎ話の世界へ!『エルドレインの森』プレビュー初日まとめ

いってつ

再びおとぎ話の世界へ!

晴れる屋メディアのいってつです。

『エルドレインの森』のカードプレビューが昨晩からスタート!ファイレクシアの侵攻を受けたエルドレインは大きく様変わりしたようです。

昨晩のプレビューで公開された新メカニズム、再録メカニズムをチェックしていきましょう!

すでに公開されている情報はこちらの記事もご覧ください!

新メカニズム「役割」

『エルドレインの森』では新しくエンチャントのトークンが登場します。

役割はカードの能力によって生成され、クリーチャーにエンチャントされるエンチャント・オーラ。クリーチャーについた状態で生成されますが、自分がコントロールしている別の役割がすでについていたなら、それは墓地に置かれます。

《王族》
トークン・エンチャント オーラ・役割

エンチャント(クリーチャー)

エンチャントしているクリーチャーは+1/+1の修正を受け護法(1)を持つ。

《若き英雄》
トークン・エンチャント オーラ・役割

エンチャント(クリーチャー)

エンチャントしているクリーチャーは、「このクリーチャーが攻撃するたび、これのタフネス3以下である場合、これの上に+1/+1カウンター1個を置く。」を持つ。

《怪物》
トークン・エンチャント オーラ・役割

エンチャント(クリーチャー)

エンチャントしているクリーチャーは+1/+1修正を受けトランプルを持つ。

《Cursed》/《呪われし者》
トークン・エンチャント オーラ・役割

エンチャント(クリーチャー)

エンチャントしているクリーチャーは基本のパワーとタフネスが1/1になる。

ニコ・アリス運命に導かれし者、ケイリクス

これまでエンチャントのトークンはあまり登場してきませんでした。この新メカニズムがどのようなシナジーやコンボを見せるのか楽しみです!

「役割」は全7種が収録され、そのうちのひとつである「聖者」は統率者デッキにのみ収録されるとのことです。

新メカニズム「協約」

新メカニズム「協約」を持つ呪文を唱えるに際し、アーティファクトやエンチャントを生け贄に捧げるとボーナスが発生します!

《鏡に願いを》は4マナのサーチ呪文ですが、「協約」すればサーチした呪文をそのままコストを支払わずに唱えることができます。踏み倒せる呪文のコストは4以下に限りますが、テンポよくサーチした呪文が使えます。実質0マナのサーチ呪文として使えることもあるでしょう。

税血の収穫者金属の徒党の種子鮫スクレルヴの巣

生け贄に捧げるアーティファクトとしては「血」「培養器」「ダニ」などが考えられそうです。リミテッドでは新メカニズムの「役割・トークン」を生け贄に捧げるのもいいですね。

《塔の点火》は「協約」すれば占術つきの3点火力に!!しかも《塔の点火》からダメージを受けたクリーチャーは死亡する代わりに追放。これは《実験統合機》を生け贄に捧げたい!

新メカニズム「祝祭」

画像のタイトル

「祝祭」は土地でない2つ以上のパーマネントが自分のコントロール下で戦場に出た場合にボーナスが発生する能力。トークンでも問題ないので、「役割」はここでも活躍してくれそうですね!

放浪皇税血の収穫者ヴォルダーレンの美食家

《放浪皇》など、トークンを出せるプレインズウォーカーなら「祝祭」の条件をすぐに達成できます。パーマネントをいつ展開するのか考えさせられるメカニズムになりそうです!パーマネントを複数並べられるカードを探すならいまのうちかも…?

再録メカニズム「出来事」

恋煩いの野獣砕骨の巨人厚かましい借り手

かつてスタンダードで大活躍し、現在もパイオニアやモダンで活躍する、「1枚2役」な出来事を持つカード。エルドレインを象徴するメカニズムが再登場します!

《砕骨の巨人》は《踏みつけ》として唱えることもでき、《踏みつけ》が解決されたあと、そのカードは追放領域に置かれます。追放領域にある《砕骨の巨人》は唱えることができ、まさに1枚のカードが2枚分の役目を果たします!

今回登場する当事者カードは「出来事・呪文」「本体」で色が異なるものも存在します。

《フェイの血筋のケラン》は《武器庫の開放》相当の出来事呪文を内蔵しつつ、自身も装備品やオーラの数を参照する能力を持った伝説のクリーチャーです。

統率者戦での取り扱いが気になりますが、8月28日(現地時間)の統率者ルール委員会の定例発表を待つとしましょう。

エルドレインおなじみの雰囲気抜群のショーケースも再登場します。

《知識の徳目》は初の出来事をもつエンチャント呪文です。

そのほか新カード

《帰還した王、ケンリス》と母《不動の女王、リンデン》《ケンリス王家の葬送》で見送ったウィルとローアン。二人のフレーバーテキストは対称的です。

二色の伝説のクリーチャーのサイクルが登場します。いずれもおとぎ話をモチーフにした、実にエルドレインらしいアートにデザイン!

《ハイドロイド混成体》を思わせるデザインの《ガチョウの母》。ドローやライフ回復にはすこしタイムラグがありますが、マナレシオはこちらが良好。果たして活躍できるでしょうか。

『エルドレインの王権』のテイザームービーを彷彿とさせる伝説のクリーチャー。プレインズウォーカーへの復讐心を感じるデザインですが、その理由は……テイザームービーをどうぞ。

スペシャルなアート

今回もフルアートの美麗な基本土地が登場!カラフルで視認性もよさそうですが、同時にエルドレインの妖しい森のアートでデッキを彩りましょう!

今回のボーナスシートはエンチャントをテーマにした「おとぎ話」カード!歴代のエンチャントたちがエルドレインの世界観のタッチで蘇ります!

展望

今後の日程

8月15日 デビュー配信+プレビュー開始
8月25日 全収録カード公開

9月1日 プレリリース
9月5日 MTGアリーナ実装
9月8日 公式発売日

近年屈指の人気を誇るエルドレインへの再訪にワクワクしている方は多いのではないでしょうか。

晴れる屋では『エルドレインの森』の予約を受付中!プレリリースイベントも開催予定です。ぜひ晴れる屋でエルドレインへの再訪を楽しんでください!

商品ページはこちら

それではみなさん、《僻境》でお会いしましょう!

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いってつ 晴れる屋メディアライターです。最近の悩みは記事執筆と動画出演で忙しくて統率者戦が1日2回くらいしか遊べないこと。Commander Format Panel メンバー。 いってつの記事はこちら

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