最高に盛り上がった2日間!プレイヤーズコンベンション愛知2023レポート

いってつ

マジック尽くしの2日間!

みなさんこんにちは、晴れる屋メディアのいってつです!

11月25-26日、愛知県常滑で開催された『プレイヤーズコンベンション愛知2023』では、たくさんのマジックファンが2日間めいっぱいマジックを楽しんでいました!

晴れる屋も販売ブースを展開してイベントに参加していました!今回は、大盛り上がりに終わったプレイヤーズコンベンションのレポートをお送りします!

プレイヤーズコンベンションとは

年に数回開催されるマジック好きによるマジック好きのための大型イベント、それがプレイヤーズコンベンションです。

「スタンダード3回戦」「シールド3回戦」といったおなじみのイベントから、「パイオニアオープン」といった大規模なトーナメントなど、さまざまな規模のイベントが会場内で2日にわたって開催されます!まさに日が暮れるまで、ずっとマジックを遊べるのです!会場への出入りは無料で、イベントに参加する際に参加費を払う仕組みです。

同時に会場内では、全国各地の予選を勝ち抜いた選手だけが参加できる「チャンピオンズカップファイナル」も開催されます。

つまり、最近始めたばかりの初心者から、長年競技シーンを戦ってきたプレイヤーまで同じ会場でマジックを楽しむことができるというわけです。

長年マジックをプレイしてきた方にとっては「より幅広い層のマジックファンが楽しめるグランプリ(GP)」といえばわかりやすいかもしれませんね。

イベントレポート

チャンピオンズカップ JAPAN & KOREA

まずはもっとも注目される”本戦”こと『チャンピオンズカップファイナル 』。日韓合同で行われるこのトーナメントに参加できるのは、各地域で実施された予選を勝ち抜いて参加権利を獲得した猛者たちです。

ここで優勝することは、すなわち「日韓最強」のプレイヤーという称号を得ることになります。さらに、トップ2までのプレイヤーは世界選手権への参加権を得て、さらなる高み、「世界一」をかけたトーナメントに挑戦することになるのです。上位入賞者もプロツアー権利を獲得でき、まさに世界への切符が手に入るトーナメントなのです。

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晴れる屋のスポンサードするプロチーム「Hareruya Pros」からは、平山 怜選手(画像左)、松浦 拓海選手(画像右)が出場しました。

なかでも松浦選手は初日1戦目から7連勝!破竹の勢いでトップ8に入賞しました!おめでとうございます!

地質鑑定士クイントリウス・カンド

《地質鑑定士》《クイントリウス・カンド》による発見コンボが話題になっていましたが、松浦選手の選択はラクドスミッドレンジです。

トーナメントを終えた松浦選手にショートインタビューを行いました。

――松浦選手のパイオニアといえば、プロツアー・ファイレクシアで3位入賞した際の「白単人間」が記憶に新しく、アグロデッキが得意という印象が強いです。なぜ今回はラクドスミッドレンジという選択になったのでしょうか。

輝かしい聖戦士、エーデリン地質鑑定士

「まず、いつもの人間は発見デッキがとてもキツくて。こっちが3ターン目に《輝かしい聖戦士、エーデリン》出したら相手がコンボして負けちゃうんですよね。で、違うデッキを探すことにしました」

「発見デッキはもちろん試しました。でも好みじゃなかったですね」

「ボロス召集も試したんですが、これもしっくりこなくて、結局使ったことのあるラクドスミッドレンジという選択になりました」

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――消極的な選択のように聞こえますが、それでも初日7連勝からトップ8入りと活躍しましたね。蓋を開けてみていかがでしたか。

「発見デッキはやはりメタられていました。サイドボードが発見デッキを意識したものになっているデッキが多かった一方、ラクドスミッドレンジを意識したカードが全体的に減っていて有利でした」

――では、最後に一言お願いします。

「応援していただいたみなさん、ありがとうございました。Twitchで配信もしていますのでぜひご覧ください!」

無限ドラフト

プレイヤーズコンベンションではスタンダードやパイオニアなどの構築フォーマットだけではなく、リミテッドのイベントも開催されています。コレクター・ブースターを使った「カオスシールド」やシールドでの多人数戦「大乱闘戦」など、バラエティ豊かです。

なかでも今回たくさんの参加者を集めていたのは「無限ドラフト」。デッキ構築後にシングルエリミネーションを行い、2勝したプレイヤーはなんともう一度「無限ドラフト」に無料で参加できるのです!

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ドラフトのテーブル

2勝し続ければ、理論上1回の参加費で1日中遊ぶことが可能なのです!実際、「朝10時からイベント終了まで勝ち続け、2500円で1日中ドラフトを楽しんだ」という猛者にも出会いました!

このイベント、あまりの人気っぷりに「ドラフト用のパックが足りなくなるかも……」とうっかり「有限ドラフト」になりかけるほどの人気だったそうです。

コマンドゾーン

コマンドゾーンでは、晴れる屋のコマンダーサミットと同様にゲーム感の近いプレイヤーどうしで統率者戦が楽しめます!

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いってつも休憩時間の大半をここで過ごしました。普段遊んでいる場所と違う環境で遊ぶと、デッキもプレイヤーも多種多様で楽しいですね!

コマンドゾーンの外、フリープレイエリアでも仲間うちで統率者戦を楽しむグループがいました。旧友と再開できる場としても、プレイヤーズコンベンションは貴重ですね。

いってつも大阪のコジレック野郎(統率者戦でコジレックを使うプレイヤーのことです)と運よく再開できたのでコジレックミラーをしてきました!

相手の《大いなる歪み、コジレック》が3ターン目に出てきて、負けじとこちらも《大いなる歪み、コジレック》を3ターン目に出しましたが、次のターンには《エルドラージ覚醒》を撃たれて負けました……

エルドラージ覚醒

そんな日もある……

次のゲームではコジレックを2ターン目に出したら、相手からも2ターン目にコジレックを出され、《現実の冒涜》を”一徹”で唱えられてしまい、負け。いってつはおとなしく仕事に戻るのでした……

現実の冒涜

いろんな意味で負け……

物販ブース

気を取り直して、イベントに戻りましょう。

みなさんご存知のとおり、マジックの楽しみは「買い物の楽しみ」でもあります。

主催者であるBIG MAGICさんをはじめ、さまざまなマジック取扱店が出張し、カードやサプライの販売、買取を行っていました。

「GP(プレイヤーズコンベンションの前身的イベント)はデュアランを買うところ」との格言通り、この日に備えてきた参加者はとても多く、《Underground Sea》を4枚買うために来たという方も……

晴れる屋ブースでは、プレイヤーズコンベンション限定でパワフルなドキドキ商品も用意していました!

もちろん、晴れる屋ブースが用意していたカードは高額品だけではありません。バインダーに大量のお手頃価格のカードを詰め込んで持ち込んでいました。

久しぶりのゲスト

前回のプレイヤーズコンベンションでもアーティストを招いてのサイン会は行われていましたが、今回は一味違います。

外国人アーティストが久しぶりに来日したのです!

rk post先生

rk post先生

マジックのアートを手掛けたアーティストが日本のイベントにやってきたのは新型コロナウイルスの流行以来初めて。

たくさんのマジックファンがアーティストとの交流を楽しんでいました。

イベントの終わりと続き

2日間にわたるイベントが終了。

マジックをたくさん遊んだ人、カードをたくさん買った人、そしてイベントを運営していた人。

会場にはたくさんの人がいました。みんなの共通点は「マジックが好き」だということ。

感染症によって長らく中断されていたテーブルトップのイベントもすっかり賑わいを取り戻しました。今回は海外からの参加者も非常に多く、言語の垣根を越えてともにマジックの楽しさを共有できる機会になりました。

マジックファンが大勢あつまり、一日めいっぱい楽しむ。そんな特別な体験ができる場所がプレイヤーズコンベンションです。

次回開催は2月11-12日、横浜で開催されます!

晴れる屋は次回もブースを出店予定!いってつも取材に赴く予定です。

日本最大級のマジックのイベントに参加して、日本のマジックファンの持つ熱量を実感してみませんか?

取材にご協力いただいた参加者のみなさん、イベント運営に携わったみなさん、ありがとうございました!みなさん、また次回のプレイヤーズコンベンションでお会いしましょう!

この記事内で掲載されたカード

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いってつ 晴れる屋メディアライターです。最近の悩みは記事執筆と動画出演で忙しくて統率者戦が1日2回くらいしか遊べないこと。Commander Format Panel メンバー。 いってつの記事はこちら