第25期スタンダード神挑戦者決定戦メタゲーム
晴れる屋メディアチーム
晴れる屋メディアチーム
デッキアーキタイプ | 使用者数 | 使用率 |
---|---|---|
白青黒ミッドレンジ | 14 | 16.67% |
版図ランプ | 13 | 15.48% |
赤単 | 5 | 5.95% |
白青兵士 | 5 | 5.95% |
白青ミッドレンジ | 4 | 4.76% |
白青召集 | 3 | 3.57% |
白青フラッシュ | 3 | 3.57% |
黒緑ミッドレンジ | 3 | 3.57% |
白赤人間 | 3 | 3.57% |
赤緑恐竜 | 3 | 3.57% |
そのほか(使用者2名以下) | 28 | 33.33% |
スタンダードといえば「エスパー(白青黒)」。《策謀の予見者、ラフィーン》と《スパーラの本部》の登場以来、長らくトップメタに君臨する白青黒ミッドレンジですが、『イクサラン:失われし洞窟』であらたな「パッケージ」を手に入れ躍進しています。
それが《大洞窟のコウモリ》&《地底のスクーナー船》パッケージ。
先週末のスタンダードオープンで優勝した白青黒ミッドレンジには《大洞窟のコウモリ》が4枚、《地底のスクーナー船》が2枚採用されていました。
今回のトーナメントでも白青黒ミッドレンジがトップメタとなりました。16のデッキのうち、15のデッキが《大洞窟のコウモリ》を使用していました。
以前から2ターン目《敬虔な新米、デニック》、3ターン目《策謀の予見者、ラフィーン》で謀議の乗った絆魂パンチでライフレースを崩壊させ、アグロデッキの顔面を歪ませてきました。それがいまではメインボードに絆魂クリーチャーが6~8枚のデッキがトップメタとなってしまいました。しかも《大洞窟のコウモリ》は手札を一枚抜きつつ行動してくるので、全体除去や クリティカルな一撃を隠し持つことさえ許しません。
今回挑戦者を迎え撃つ神・酒井達也選手は今回も白青黒ミッドレンジを選択。
こちらは《地底のスクーナー船》は採用していません。その一方で最近白青黒から数を減らしていた《黙示録、シェオルドレッド》が3枚と厚く取られています。
版図ランプもまた、スタンダードを代表するアーキタイプのひとつです。これまでは白青兵士などの打ち消しを擁するデッキに対して厳しい戦いを強いられていましたが、《魂の洞窟》の獲得によって《黙示録、シェオルドレッド》や《怒りの大天使》をノーリスクで叩きつけることが可能になりました。
隙のないデッキに見えた白青黒と版図ランプですが、神への挑戦権を得たデッキは赤単でした。
新カードはないものの、サイドボードの《勝負服纏い、チャンドラ》が印象的です。ボードに直接触ることができず、最近は《レジスタンスの火、コス》が主流でしたが、リソース勝負、奥義の決定力という観点で 《勝負服纏い、チャンドラ》 は素晴らしい選択と言えるでしょう。
実際、配信テーブルでは見事に白赤人間の猛攻をさばき切る活躍を見せました。
惜しくもトップ8に残れなかったものの、目覚ましい活躍を見せた「天才デッキ」をご紹介します。
先日晴れる屋で実施したデッキコンテストで入賞したデッキがスイスラウンドを9位で終えています。
《アクロゾズの放血者》で《精神連繋メカ》に搭乗して攻撃すると一挙16点ダメージとなるコンボデッキです。今後もトーナメントで存在感を持つアーキタイプとなるのでしょうか。