マジック・リーグについて
みなさん、こんにちは!スタンダード担当の紳さんです。
突然ですが、「マジック・リーグ」についてご存じでしょうか?
【イベント情報】カジュアルにリミテッド戦を楽しめる店舗イベント「#マジック・リーグ」開催中!少しずつパックを追加して、自分好みのデッキを育てよう!
— マジック:ザ・ギャザリング (@mtgjp) January 31, 2024
2024年より内容を大幅アップデート。詳細は以下の記事にてご確認ください!
⬇新マジック・リーグ紹介記事https://t.co/JHcxS5xcr1 #mtgjp pic.twitter.com/LXZIEsTW3i
マジック・リーグとは、好きなときに好きなだけマジックを楽しもう!がコンセプトの常時開催型リミテッドイベント。参加された方はブースターを3パック選び、まずはそこから出たカードと支給される基本土地で30枚以上のデッキを構築します。
あとはそのデッキを使って同じ店舗のマジック・リーグ参加者の方々と不定期に1ヶ月かけてじっくり対戦!店内には記録表があって自分の戦績がそちらに反映されていきます。さらにブースターパックの追加も可能で、日々デッキを育てていけるのもこのイベントの醍醐味となります!
という感じのカジュアルなイベントなのですが、最近リニューアルされてめちゃくちゃ遊びやすくなったんです!
今回はマジック・リーグの基本について説明しながら、実際に参加した様子をレポートしたいと思います!
日本独自の取り組み!マジック・リーグの歴史
マジック・リーグは2014年9月頃から試験的に開催され、2017年10月2日からWPNプレミアムストアを中心に正式導入されたカジュアルイベントです。
プレイヤーは好きなブースターパックを開封してデッキをつくって、超カオスなリミテッド戦を楽しむことができ、参加することで限定プロモーション・カードがもらえるなどのメリットもありました。
一度は公式のサポートが終了し、プロモ配布がない時期もありましたが、2022年からは日本限定で公式のサポート(プロモ配布)が復活。
▲ウサギ版《電結の荒廃者》もマジック・リーグ発!
日本独自のプロモが加わり、盛り上がっているマジック・リーグですが、2024年に大幅なリニューアルが発表されました。
新マジック・リーグは「スタンダード」への架け橋
2024年、マジック・リーグは完全に生まれ変わりました。
変更点1:プロモ配布条件の変更
まず、プロモ配布についてはマジック・リーグのみで完結せず、フレンドリーイベントと連動する形に変更となりました。
具体的にはマジック・リーグに参加することで「辰年プロモ引き換え券」を入手することができ、それを使ってフレンドリーイベントに参加することでプロモが貰えるようになります。
2024年は辰年ということでドラゴンに関する各種プロモカードが発表されました。統率者としても大人気の《フェイに呪われた王、コルヴォルド》が新イラストで登場するなど、マジック・リーグをきっかけに入手できるプロモにも注目が集まります。
晴れる屋で開催される各種フレンドリーイベントの情報についてはイベントページからご確認いただけます。
ひとえにフレンドリーといってもいろんな種類のイベントがあるので、【大会詳細検索】などを使ってチェックしてみてくださいね!
変更点2:マジック・リーグ基本ルールの変更
さらに大きな変更点として、これまでのようなカオスすぎるリミテッド戦ではなくなりました。
従来のマジック・リーグは最初に用意する3パックのブースターは任意のものが選べたのですが、2024年からは「最新のスタンダードセット3パック固定」へと変更。さらに、対戦するごとにブースターを1パック追加できるようになり、その追加分として選べるパックも「現在のスタンダード範囲のセットのみ」となりました。
つまり、新マジック・リーグはほぼスタンダードのカードだけで戦うリミテッドへと生まれ変わったのです。
もちろん、これまでのような「ごちゃ混ぜ」「闇鍋」的な要素があったマジック・リーグが好きという方もいらっしゃるとは思いますが、初期パックに「ジャンプスタート」を選ぶなどで極端に完成度の高いデッキが作れたり、参加するプレイヤーの属性(主にプレイしているフォーマット)にバラつきが起りやすいことが難点でした。
一方、新マジック・リーグのルールならば完成したデッキの強さに差がつきにくいですし、スタンダードのカード資産がどんどん増える構造となります。結果、参加するプレイヤーの属性もわりとスタンダードが好きな人が多くなるはずです。
ということは、マジックリーグを通じてスタンダードを一緒に遊ぶ友達と巡り逢える可能性が上がるということです。素晴らしい!
マジック初心者の友達を誘うイベントとしても最高ですね!
新マジック・リーグに参加してみた!
それでは実際に参加してみましょう!
マジック・リーグへの道1:最初のパックを購入してエントリー!
まず、マジック・リーグをやってるお店を探してエントリー(参加受付)をします。エントリー方法については店舗によって異なりますので、店員さんに聞きましょう。
晴れる屋TC東京では最新スタンダードセット3パックの購入と参加費100円を払うことでエントリーが完了します。1度払えば、その月はずっと遊び放題!
早速3パック購入!(撮影時の最新スタンダードパックは『イクサラン:失われし洞窟』)
ちなみに現在は『カルロフ邸殺人事件』が最新セットですので、参加するときにこちらのプレイ・ブースター3パックをご購入ください。コレクターブースターはマジック・リーグでは使えませんので、ご注意を!
また、『イクサラン:失われし洞窟』以前のスタンダードセットに関しては追加パックとして選べますが、初期の3パックには選べません。
エントリー完了後、「辰年プロモ引き換え券」と「マジック・リーグ用ストレージボックス」がもらえました!
「辰年プロモ引き換え券」は3月以降のフレンドリーイベントで使うことになります。そちらのイベントについても参加レポート記事を書かせていただきますので、お楽しみに。
ストレージボックスはわりと大きめで使いやすいです。オリジナルデザインもカッコいいですね。
※「辰年プロモ引き換え券」「マジック・リーグ用ストレージボックス」は数に限りがございます。在庫については毎月のエントリー時に店舗へお問い合わせください。
マジック・リーグへの道2:初期デッキをつくろう!
エントリーが完了して最初にやること、それは初期デッキをつくること!
さきほど購入した3パックを開封して最低30枚のデッキをつくります。可能であれば40枚でも50枚でも問題はありません。
ほとんどのWPN店舗ではランドステーション(リミテッド用の基本土地の貸出)の用意があるかと思いますので、土地に関しては心配無用です。
ちなみに僕の初期デッキは「探検」シナジーを活かしたバントカラーのデッキとなりました。
「探検」でうまいこと+1/+1カウンターがのれば、《君主のオキネク・アハウ》が大暴れする予感!
マジック・リーグへの道3:対戦相手を探そう!
エントリーが完了しデッキも完成。イベントコードの入力もして、あとは思う存分、戦うだけ!
…なのですが、対戦相手はどうやって見つけるんでしょうか?
マジック・リーグは大会イベントとちがって参加者同士をマッチングしてくれるシステムがありません。
どうすればいいのか晴れる屋のスタッフさんに聞いたところ、「マジック・リーグの対戦相手を探す待合席」があるとのこと!
僕にできることはニコニコしながら対戦相手が来てくれるのを待つだけです。
そのほか、LINEの晴れる屋TC東京オープンチャットを活用したり、SNSなどで対戦相手の募集を呼びかけるのもよいでしょう。
…おや?
どうやら、同じマジック・リーグの参加者の方が来てくれました。
鋭い眼光。なかなか手ごわそうな相手ですが、対戦あるのみです!
マジック・リーグへの道4:たくさん対戦してデッキを強化!
リミテッド戦は構築戦とはまたちがった独特の楽しさがあります!
最初はそんなに強いデッキは組めないと思いますが、新マジック・リーグのルールでは、勝ち負け関係なく、1度対戦するたびスタンダード範囲のパックを追加することが可能です。
たくさん対戦して、少しずつデッキを強くしていきましょう!
ちなみに、カードプールは月ごとにリセットされるため、一期一会の出逢いです。マジック・リーグのデッキは1か月限定のパートナーということを覚えておいてください。
はじめての対戦は、見事勝利!写真撮影に失敗してドヤ顔っぽくなってしまいました。
勝利したら白、敗北したら黒。記念としてマジック・リーグ対戦成績表にシールを貼ることをオススメします!
マジック・リーグの勝敗はとくに気にする必要はないのですが、このシールのおかげでその店舗でマジック・リーグに参加している方の人数が把握できるため、仲間を探す目安にもなるからです。
おわりに
今年から始まったばかりの新マジック・リーグ、興味を持たれた方はぜひともご参加ください!
僕やいってつさんも積極的に参加しておりますので、晴れる屋TC東京で見かけたらぜひ、お気軽に声をかけてくださいね!
ちなみに晴れる屋TC東京でマジック・リーグに参加すると、今回紹介した「辰年プロモ引き換え券」や「ストレージボックス」以外にも抽選で「最新プロモパック」がもらえるそうです!
最後まで読んでいただきありがとうございました。待合席でお待ちしております!