(※2024年3月11日の禁止制限告知にて《暴力的な突発》が、2024年8月26日の禁止制限告知にて《悲嘆》が禁止となりました)
リビングエンド サンプルリスト
デッキの動き
戦況をガラっと変える一撃必殺を好むなら、このデッキがオススメです。
サイクリングや想起などで事前に墓地にクリーチャーを送り込んでおき、続唱からの《死せる生》で一気に盤面をひっくり返すアンフェアデッキです。
対戦相手のエンド前に《否定の力》を構えながら《死せる生》を唱えるのが王道で、戦場を一掃しつつ一方的に大量の高打点クリーチャーを展開し、返しのターンでオールアタックして勝利となります。
また、「続唱」で《死せる生》を確実に唱えるため、デッキに2マナ以下のカードを採用できません。
序盤
1ターン目から優先して土地サイクリングをしていきます。安定して土地を伸ばしながら墓地にクリーチャーを送り込み、「サイクリングによって新たなサイクリング・カードを引く」という効率的な墓地肥やしを狙います。
また、土地サイクリング以外のサイクリング・カードに関しては《緻密》や《悲嘆》のピッチコストになりえるため、なんでもかんでもサイクリングするのではなく、温存する意識も大切です。
終盤
このデッキには中盤という概念がとくになく、準備が整ったらすぐに《死せる生》で勝ちにいくため、《暴力的な突発》や《断片無き工作員》が唱えられる3ターン目以降が終盤といえます。
ちなみに《暴力的な突発》で仕掛ける場合、青いデッキに対しては《否定の力》をピッチで唱えられることがない相手のターン中に唱えるのが基本となります。また、こちらの墓地に《悲嘆》がある場合には対戦相手のドローステップ中、ドロー後に唱えるといった選択も可能です。
苦手なカード
続唱デッキである以上、X=0で1ターン目に置かれてしまう《虚空の杯》への対応は必須です。
メインでは《耐え抜くもの、母聖樹》や《天上都市、大田原》、サイド後は《基盤砕き》などで対応します。また、《虚空の杯》が置かれただけではこちらの墓地に被害はないため、仕掛ける直前までは放置しても大丈夫です。
《時を解す者、テフェリー》も続唱という能力を事実上キャンセルしてくるうえ、こちらの《否定の力》も無効化するため、かなり厄介です。
そのほか、《虚空の力線》や《安らかなる眠り》などの墓地対策カードが置かれた状態ではまったくゲームになりませんので、対処を求められます。ただし、相手がこれらの対策カードをマリガンを繰り返してまで戦場に出してきた場合には手札が弱体化していることが想定されるため、《忍耐》や《緻密》といったクリーチャーを素出しして殴りにいくという逆襲の手段があります。
ちなみに、「一度のみ墓地を吹き飛ばせるアーティファクト」については、墓地のクリーチャーが3枚程度の状態でわりきって仕掛けていくのも悪くありません。起動を誘ってから、新たに墓地を貯め直すことで乗り越えることが可能です。
また、マナに余裕がある場合は《基盤砕き》などでアーティファクト破壊を宣言し、それに対応して起動された上で《暴力的な突発》を唱えるという奇襲が可能です。
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