(※2024年12月16日の禁止制限告知にて《一つの指輪》が禁止となりました)
アゾリウスコントロール サンプルリスト
デッキの動き
ギリギリで相手を交わして組み伏せる、そんな動きがしたいならこのデッキがオススメです。
《力線の束縛》《虹色の終焉》といった除去、《対抗呪文》をはじめとする打ち消しで相手の動きを封じ、複数のクリーチャーを並べてきたら《至高の評決》で一掃!
相手の攻めを受けきって、息切れを起こしたところで勝ちを狙う伝統的なコントロールデッキです。そのため相手がどのようなデッキで、どう動かれるとイヤなのか、しっかり理解して動いていく必要があります。
妨害が豊富な半面、勝ちに直結するカードが少ないので、相手の攻めを討ち漏らすと非常に厳しい展開を強いられますが、うまく対処できたときの全能感からファンが多いデッキです。
序盤
毎ターン土地を伸ばしながら、《対抗呪文》や《虹色の終焉》などで相手の行動を妨害し時間を稼ぎます。このとき、すぐに対処する必要があるかどうかの見極めが大事です。相手を妨害するカードが途切れると、一気に不利になってしまいますし、《至高の評決》などで1枚で対処できる可能性があるからです。
余裕があるときはできるだけ妨害手段を温存しておき、もっと強力なカードが出てくるまでとっておきましょう。とにかく自分のマナを安定して伸ばして、後半に備えることが大事です。
中盤
4マナまで揃ったら、1つのターニングポイントになります。このタイミングで1ターン2回行動ができて、相手の攻めを一気にくじいたり、1枚で2枚以上の価値になるカードを使えるようになるからです。できるだけ有利な交換になるようにカードを使っていくのが肝になります。いったん圧倒的なリソース補充が可能な《一つの指輪》を置くことをゴールに設定してみると、中盤動きやすいでしょう。
終盤
相手の攻撃を捌ききったら、ゲームをどう終わらせるかを考えていきます。あまり時間を与えると復活のチャンスを与えることになってしまうので、《孤独》や《緻密》を対象がない状態でも出して、攻めに使っていくことも肯定されます。相手の手札を一気に奪い、自分は手札7枚になる《覆いを割く者、ナーセット》と《一日のやり直し》を合わせたコンボを搭載しているタイプもあります。
苦手なカード
打ち消しを豊富に使う都合上、インスタントタイミングの行動を防ぐ《時を解す者、テフェリー》を対処できないとデッキの多くのカードが使えなくなってしまいます。3マナのカードなので打ち消しを構える時間はありますが、定着してしまうと一気に不利になります。
また、そもそも打ち消されない《喜ぶハーフリング》もありますが、除去が足りなそうだなと思ったら伝説のカードは除去で対処し、打ち消しは伝説以外の呪文に使ってお茶を濁すのもありです。
インスタントタイミングで出てくる《オークの弓使い》も厄介です。不自然に2マナを立ててターンを返してくる相手にはドロー呪文を安易に使わないことが大事ですが、カードを引かせてはくれるので、あえて《オークの弓使い》のダメージを受けて返しでまくることも考えておくとよいでしょう。