EDHオタクカード 第11回 (2022/03/15)
タイシン:《クオーツウッドの壊し屋》
クリーチャー – 恐竜・ビースト
トランプル
あなたがコントロールしていてトランプルを持つクリーチャー1体以上がプレイヤー1人に戦闘ダメージを与えるたび、トランプルを持つ緑のX/Xの恐竜・ビースト・クリーチャー・トークン1体を生成する。Xは、それらのクリーチャーがそのプレイヤーに与えたダメージの合計に等しい。
タイシン:トランプルを持つクリーチャーが戦闘ダメージを与えるたびにトークンが出るパワフルなカード!《ガラクの蜂起》などで自軍のクリーチャーすべてにトランプルが付いたら、もう止まりません。倍々計算でトークンが増えていくよ!
タイシン:《ヤヴィマヤの火》などで速攻を付与するのも強く、さらに《連続突撃》や《追い討ち》などで追加戦闘フェイズが得られると増えたトークンまで攻撃に参加できるので、一瞬でプレイヤーを倒せます!
タイシン:ただし、全体除去は本当に無理。すべてを失いますので注意してください。
スギちゃん:《腐蝕》
エンチャント
累加アップキープ(あなたのアップキープの開始時に、このパーマネントの上に経年(age)カウンターを1個置く。その後あなたがこの上に置かれている経年カウンター1個につきアップキープ・コストを1回支払わないかぎり、それを生け贄に捧げる。)
あなたのアップキープの開始時に、対戦相手1人を対象とする。そのプレイヤーがコントロールする各アーティファクトの上に、錆(rust)カウンターを1個置く。その後その上に置かれている錆カウンターの数がその点数で見たマナ・コスト以上である各アーティファクトを破壊する。これにより破壊されたアーティファクトは再生できない。
腐蝕が戦場を離れたとき、すべてのアーティファクトからすべての錆カウンターを取り除く。
スギちゃん:軽量アーティファクトを軒並み処理できるカードでありながら、この手のカードにありがちな全体を巻き込むカードではない点に注目です。
スギちゃん:アップキープに相手を選んで錆びつかせることができるので、序盤からアーティファクトをばらまいてアクションが増えそうだな、と脅威に感じるプレイヤーを集中的に狙うといったプレイングが可能に。また、自分のアーティファクトには一切の被害を及ぼさない点が非常に便利ですね。
いってつ:《銀のゴーレム、カーン》
アーティファクト・クリーチャー – ゴーレム
銀のゴーレム、カーンがブロックするかブロックされた状態になるたび、それはターン終了時まで-4/+4の修整を受ける。
:クリーチャーでないアーティファクト1つを対象とする。それはターン終了時まで、パワーとタフネスがそれぞれ自身の点数で見たマナ・コストに等しいアーティファクト・クリーチャーになる。
いってつ:マジックではとても有名なカード、伝説のアーティファクト・クリーチャーのカーンです。そんなことはどうでもよくて、1マナ払うだけでクリーチャーではないアーティファクトをマナ・コストに等しいパワーとタフネスのクリーチャーにするというスゴイ能力を持っています!
いってつ:まず、あらゆる機体は1マナ払うだけで搭乗することなくクリーチャー化できます。つまりこいつは最強のパイロットということです。なおかつ、対戦相手の0マナアーティファクトをクリーチャー化することで軒並み墓地送りにもできます。厄介な《魔力の墓所》をわずか1マナで処理!
いってつ:ちなみにこの性質を利用した無限コンボも存在します。《回収基地》がある状態で《魔力の墓所》から2マナを出し、カーンの能力で《魔力の墓所》をクリーチャーに変えれば墓地に行ってすぐにアンタップ状態で戻ってきます!
トロピ大塚:《虚無石のガーゴイル》
アーティファクト・クリーチャー – ガーゴイル
飛行
各ターンにクリーチャーでない最初の呪文が唱えられるたび、その呪文を打ち消す。
トロピ大塚:EDH禁止カードである《上位の空民、エラヨウ/エラヨウの本質》や《発展の暴君、ジン=ギタクシアス》のような強力な打ち消し能力を持ったクリーチャー!つまりは禁止級の強さということになります。まぁ、《上位の空民、エラヨウ/エラヨウの本質》はダメなのに《虚無石のガーゴイル》が大丈夫なのは9マナという重さが理由かな?
トロピ大塚:当然、9マナとか払うわけがないので、なんらかの踏み倒し手段で戦場に出すことになります。つまり、実質0マナの最強カード!!《虚無石のガーゴイル》の能力ではクリーチャー呪文は打ち消されないため、クリーチャーデッキとは相性抜群!《迷える探求者、梓》デッキとかなら9マナ出すことも不可能ではない!