(※2024年8月26日の禁止制限告知にて《傲慢な血王、ソリン》が禁止となりました)
ラクドス吸血鬼 サンプルリスト
デッキの動き
《傲慢な血王、ソリン》を軸とした吸血鬼シナジーを活かしながら戦うミッドレンジデッキです。
プレインズウォーカー – ソリン
+1:あなたがコントロールしているクリーチャー1体を対象とする。ターン終了時まで、それは接死と絆魂を得る。それが吸血鬼であるなら、それの上に+1/+1カウンターを1個置く。
+1:あなたは吸血鬼1体を生け贄に捧げてもよい。そうしたとき、クリーチャー1体かプレインズウォーカー1体かプレイヤー1人を対象とする。傲慢な血王、ソリンはそれに1点のダメージを与え、あなたは3点のライフを得る。
-3:あなたは、あなたの手札から吸血鬼・クリーチャー・カード1枚を戦場に出してもよい。
フェアデッキながら、3ターン目に《傲慢な血王、ソリン》着地から《血管切り裂き魔》を戦場に出すといった豪快な踏み倒しコンボも搭載されており、手札次第でいわゆる「ブン回り」が発生することがあります。
クリーチャー – 暗殺者・吸血鬼
飛行
護法―クリーチャー1体を生け贄に捧げる。
クリーチャー1体が死亡するたび、対戦相手1人を対象とする。そのプレイヤーは2点のライフを失い、あなたは2点のライフを得る。
ハンデス、除去もパイオニアを代表する優秀なカードが揃い、《鏡割りの寓話》など中盤~終盤で活躍するアドバンテージ源もあります。変身後の《キキジキの鏡像》と《税血の収穫者》のシナジーも強力です。
ラクドスというカラーを活かし、メタゲームに合わせた幅広いサイドボードプランを選択できるのも強みとなります。序盤・中盤・終盤、隙の少ない戦いができるデッキです。
序盤
このデッキに限った話ではありませんが、1ターン目の《思考囲い》はベストな動きです。
2ターン目は3点クロックながらいざとなれば小粒なクリーチャーを倒しにいける《税血の収穫者》をプレイするのが理想ですが、《密輸人の回転翼機》や《薄暮軍団の盲信者》でも及第点の動きとなります。
《致命的な一押し》は最大で4マナのクリーチャーまで倒せるカードなので温存するのも良いですが、極端に相手の展開が早そうであれば序盤に使って出鼻を挫くのも悪くありません。
中盤
3ターン目は《傲慢な血王、ソリン》か《鏡割りの寓話》のどちらかを確実にプレイしたいところです。
手札に《血管切り裂き魔》があれば問答無用で《傲慢な血王、ソリン》を叩きつけてコンボを狙います。
運悪く《傲慢な血王、ソリン》《鏡割りの寓話》のどちらもプレイできなかったとしても、《分派の説教者》が出せれば悪くない盤面となります。
終盤
ミシュラランドを含め、リソースを総動員してライフを詰めにいきます。
クリーチャー化した《変わり谷》は吸血鬼でもあるので、《傲慢な血王、ソリン》の[+1]忠誠度能力の対象にもできることを覚えておきましょう。
また《血管切り裂き魔》はスタッツもさることながら、クリーチャー死亡時に誘発するライフドレイン能力が非常に強力で、フィニッシャーとして申し分がありません。
《血管切り裂き魔》がいる状態では、「こちらのクリーチャーが一方的にブロックされて死亡したとしても2点のライフドレインが見込める」ということを計算に入れて戦闘を行うと良いでしょう。
苦手なカード
ことさら苦手なカードがあるわけではありませんが、《傲慢な血王、ソリン》や《血管切り裂き魔》が強いのはあくまで盤面で戦うデッキに対してであり、一撃必殺のコンボを使ってくる相手には基本的に無力であることから、コンボデッキ全般が苦手と考えられます。
しかし、序盤のハンデスやサイドボードから投入されるコンボ対策など、ラクドス吸血鬼相手にやすやすとコンボを決めることもまた難しく、どちらが有利・不利といった話ではなさそうです。