《不休のディサ》と激ヤバコンボ?《堕ちたる者の灰》の需要が急増!モダン採用枚数ランキングTOP5!新デザイン「ジャパン・ショーケース」など【晴れる屋ニュース】

紳さん

晴れる屋発!マジックニュース!

こんにちは。晴れる屋メディアの紳さんです。

今週の晴れる屋ニュースをお伝えします!

今週末はプロツアー『モダンホライゾン3』!

今週末の28日(金)~30(日)、オランダのアムステルダムにてプロツアー『モダンホライゾン3』が開催されます!

 
  

我らがHareruya Prosからは松浦 拓海選手、平山 怜選手、ハビエル・ドミンゲス選手、マルシオ・カルヴァリョ選手、マッティ・クイスマ選手が出場予定です。

また、フォーマットは『モダンホライゾン3』ブースタードラフトおよびモダン構築戦での開催となります。

プロツアーの様子はマジック公式YouTubeチャンネルで生配信されるほか、公式カバレージページでも随時、情報が公開される予定です。

ナカティルの最下層民、アジャニモンスーンの魔道士、ラル有翼の叡智、ナドゥ

『モダンホライゾン3』の発売から、まったく新しくなったモダン環境。世界の強豪プレイヤーたちはどんなデッキを選択するのでしょうか。とても楽しみですね!

『「東西モダン」採用枚数ランキングTOP5』!

東と西で白熱した戦いが行われ、大盛況に終わった『東西モダン最強決定戦2024』。

 

数々の名勝負を経て東の最強3名西の最強3名が決定しました。

この6名による『エキシビションチームマッチ』の行方も気になるところではありますが、まだまだこのイベントの余韻を味わうべく東と西で行われたそれぞれの大会の人気カードを調査してまいりましたので、この場を借りて発表したいと思います。

題して、『「東西モダン」採用枚数ランキングTOP5』!

※採用枚数については、東と西それぞれのTOP16に入賞したデッキを対象に調査を行っております。

東エリア第5位 《電気放出》 20枚

電気放出

東エリア第4位 《鏡割りの寓話》 21枚

鏡割りの寓話

東エリア第3位 《ナカティルの最下層民、アジャニ》 23枚

ナカティルの最下層民、アジャニ

東エリア第2位 《魂の導き手》 24枚

魂の導き手

東エリア第1位 《火の怒りのタイタン、フレージ》 28枚

火の怒りのタイタン、フレージ

東エリアはごらんの結果となりました。ボロスエネルギー関連のカードが多くランクインするなか、《火の怒りのタイタン、フレージ》はマルドゥ想起やジェスカイエネルギーといったデッキにも採用され、堂々の1位。

《鏡割りの寓話》もデッキを選ばず、赤絡みのデッキに広く採用されておりますが、4枚積みされにくいカードでもあるので4位に留まりました。

それでは続いて、西エリアの結果を見てまいりましょう。

西エリア第5位 《稲妻》 15枚

稲妻

西エリア同率3位 《静牢》 20枚

静牢

西エリア同率3位 《一つの指輪》 20枚

一つの指輪

西エリア第2位 《電気放出》 22枚

電気放出

西エリア第1位 《火の怒りのタイタン、フレージ》 24枚

火の怒りのタイタン、フレージ

西エリアはこういう結果に。やはり《火の怒りのタイタン、フレージ》は強かった!

また、西エリアではTOP16中ボロスエネルギーの入賞が2名だけでしたが、あまりのカードパワーの高さから《電気放出》《静牢》 がランクインしました。《静牢》はルビーストームのサイドボードに4枚採用されるなど、エネルギーシナジーがなくても採用したくなるカードだったようですね。

ここでランクインしたカードたちはきっと、プロツアー『モダンホライゾン3』でも活躍することでしょう!今、ボロスカラーのカードから目が離せません。

禁止制限告知、「全フォーマット変更なし」

偉大なる統一者、アトラクサイーオスの遍歴の騎士アマリア・べナヴィデス・アギーレ

今週の6月24日、マジック公式より禁止制限告知が発表され、今回は「すべてのフォーマットにおいて変更なし」という判断がされました。

ヴォルダーレンの美食家野茂み歩き

スタンダードのボロス召集などで猛威を振るう《イーオスの遍歴の騎士》2ターン目にして挽回がほぼ不可能な盤面をつくりますが、《ヴォルダーレンの美食家》がローテーションによって落ちるので大丈夫とのこと。

また、パイオニアでは数々のフェアデッキが涙を流しているアマリアコンボの凶悪さが問題視されていますが、地域チャンピオンシップがパイオニア・フォーマットで行われる関係上、このタイミングでは大きな変更ができないと判断されたようで《アマリア・べナヴィデス・アギーレ》も今回、お咎めはなしです。

次回の禁止制限告知は2024年8月の予定です。

『ダスクモーン:戦慄の館』から新登場!「ジャパン・ショーケース」

2024年9月27日(金)に発売予定のスタンダード新セット『ダスクモーン:戦慄の館』。まもなく公式のファーストルックが始まりますが、一足先に新しいブースター・ファンである「ジャパン・ショーケース」の情報が飛び込んでまいりました。

なんかスゴイぞ!

現在、公式よりジャパン・ショーケースについての記事が公開されておりますが、これまでのマジックのカードではあまり見かけなかったタイプのデザインですよね!

「ジャパン・ショーケース」のコンセプトを考えたとき、アートの魅力がフルで発揮されるよう、フレームは極力取り除くべきだと感じたのです。アウトラインがフレームの形を控えめに示唆し、マジックらしさを残しながらも見た目のインパクトを最大限に確保しています。

とのことです。ちなみにこれらのジャパン・ショーケースのカードはコレクター・ブースターからのみ入手可能とのことで、ジャパン・ショーケース限定の「フラクチャー・フォイル」という新しいフォイル加工のカードも存在するようですね。

また、『ダスクモーン:戦慄の館』のファーストルック情報が公開され次第、晴れる屋メディアでもご紹介いたしますので、お楽しみに!

トレードチーム ダイゴの注目カード!

発熱の儀式願い知りたがりの学徒、タミヨウ火の怒りのタイタン、フレージ

『モダンホライゾン3』発売から約2週間が経過し、既存のカードでは《発熱の儀式》《願い》などルビーストーム関連のカードが大きく価格変動をしてきました。

新カードも日々、評価が大きく変動し続けており、特に《知りたがりの学徒、タミヨウ》《火の怒りのタイタン、フレージ》は値動きが激しかったように思います。

さて、今回は直近でプロツアーも控えており、競技的なカードについては大会の結果でまた評価が変わることが予想されますので、ここでは少し趣向を変えてカジュアル向きの注目カードをご紹介したいと思います!

今週の注目カード①:《堕ちたる者の灰》

堕ちたる者の灰奸謀

《堕ちたる者の灰》は『神河救済』に収録されたアーティファクトで、戦場ではなく墓地のクリーチャーに対してのみクリーチャータイプを追加するという非常に珍しい効果を持っています。墓地限定の《奸謀》のような能力ですね。

《堕ちたる者の灰》 2

アーティファクト

堕ちたる者の灰が戦場に出るに際し、クリーチャー・タイプを1つ選ぶ。あなたの墓地にある各クリーチャー・カードは、そのクリーチャー・タイプに加えて、選ばれたクリーチャー・タイプでもある。

不休のディサ

この《堕ちたる者の灰》と相性抜群なのが、『モダンホライゾン3』統率者デッキで新登場した《不休のディサ》です。

《不休のディサ》 2BRG

クリーチャー – 人間・スカウト

ルアゴイフ・パーマネント・カード1枚が戦場以外のいずこかからあなたの墓地に置かれるたび、それを戦場に出す。

あなたがコントロールしている1体以上のクリーチャーがプレイヤー1人に戦闘ダメージを与えるたび、タルモゴイフ・トークン1体を生成する。

墓地にクリーチャー・タイプがルアゴイフのカードが置かれるだけで能力が誘発するため、《堕ちたる者の灰》《不休のディサ》が揃ったらとんでもないことになるんですね。

納墓生き埋め

《納墓》1マナでライブラリーから好きなクリーチャーを戦場に出すインスタント呪文に早変わり。《生き埋め》なら一気に3体、戦場に出すことができます。無限コンボどころか、簡単にゲームを終わらせることができそうですね。

《堕ちたる者の灰》《奸謀》よりも断然、マナコストが軽く使いやすいです。『神河救済』以降は再録もなく、海外ではすでにかなりの高値で取引されております。

在庫を見かけたら買っておいて損はないかもしれませんね。

今週の注目カード②:《暗黒のマントル》

暗黒のマントル

モダンではナドゥコンボが話題ですが、『モダンホライゾン3』発売と同時に最強の統率者として君臨したのが《有翼の叡智、ナドゥ》です。

有翼の叡智、ナドゥSea Kings' BlessingSylvan Paradise

《有翼の叡智、ナドゥ》を巡っては、《Sea Kings’ Blessing》《Sylvan Paradise》といった「好きな数のクリーチャーを対象とするカード」が高騰しました。

そんななか、少し遅れてジワッと値段が上がり始めているのが《暗黒のマントル》です。

《暗黒のマントル》 3

アーティファクト

装備しているクリーチャーは「3,:このクリーチャーは、ターン終了時まで+2/+2の修整を受ける。」を持つ。(はアンタップ・シンボルである。)

装備0

暗黒のマントル手甲稲妻のすね当て

無条件で装備0を持つカードは少なく、おなじみの《手甲》《稲妻のすね当て》を除けば《暗黒のマントル》しかありません《有翼の叡智、ナドゥ》にとって、コンボの火種となるそれらの装備品がいかに重要かは説明するまでもないですよね。

アンコモンではありますが、『シャドウムーア』での収録以降は『MysteryBooster』でのみ再録されたぐらいで、出回っている数はとても少ないです。

ティタニアの僧侶

もともと緑系の統率者デッキでコンボパーツとして使われており、さらにモダンで《ティタニアの僧侶》がリーガルとなったことで構築で使われる可能性も出てきたため、需要が急激に増えております。今のうちに抑えておいた方がよいカードかもしれません。

【重要】コマフェスのチケット、再販します!

最後に超重要なお知らせです。

7月7日(土)に開催される『コマンドフェスト・東京2024』ですが、大好評につきベーシック参加パッケージのチケットは現在、完売となっております。

ですが!!!

少しでも多くの方にご参加いただくため、調整を重ねた結果、28日18時からベーシック参加パッケージのチケットを再販いたします!!!

このラストチャンスをお見逃しなく!

『コマンドフェスト・東京2024』チケットのご購入についてはコチラ

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紳さん マジック愛に生きるフリーライターです。モダン、パイオニア、スタンダードでローグデッキを使い、勝利を目指す! 至って真剣勝負の毎日です。 紳さんの記事はこちら

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