黒単無駄省き サンプルリスト
デッキの動き
エンチャント
対戦相手がクリーチャー・カードを1枚捨てるたび、黒の2/2のゾンビ・クリーチャー・トークンを1体生成する。
対戦相手が土地・カードを1枚捨てるたび、あなたのマナ・プールに
対戦相手がクリーチャーでも土地でもないカードを1枚捨てるたび、カードを1枚引く。
対戦相手が何か捨てるたびにボーナスを得られる《無駄省き》を使った、ハンデスを軸にしたコントロールデッキです。
豊富に搭載された手札破壊で相手のゲームプランを狂わせ、盤面を除去でさばきながら《無駄省き》でアドバンテージを稼いでいきます。《ヴェールのリリアナ》は除去と手札破壊の両役をこなすプレインズウォーカーで、《無駄省き》が盤面にあれば[+1]能力を使ってもおまけがついてきます。
フィニッシャーには、場に残り続ければ勝てる《黙示録、シェオルドレッド》が採用されています。このデッキであれば、ハンデスであらかじめ相手の除去を抜くことができるので比較的安全に着地させることが可能です。
《敵意ある調査員》は出すだけで相手にカードを捨てさせることができ、追加で手掛かり・トークンをもたらしてくれます。こちらのハンデスがアドバンテージに繋がっていくので、相手とのリソース差がどんどん広がっていくことに。除去されてもすでにアドバンテージを得ているため、《黙示録、シェオルドレッド》を出す前のお膳立てにちょうどいいクリーチャーです。
黒単色のデッキでありながら、土地が優秀なのもこのデッキの良いところ。《廃墟の地》は《致命的な一押し》の「紛争」達成に役立ち、《ガイアー岬の療養所》は相手に手札がなくても強引にカードを捨てさせることができるので《無駄省き》と相性が良い土地です。
序盤
《思考囲い》や《強迫》で相手の初動を挫きつつ、ゲームプランを組み立てます。また《無駄省き》があれば、その後のハンデスにおまけがついてゲームを有利に運べるので、ぜひとも序盤に設置したいです。
中盤
ハンデスしきれなかったクリーチャーは各種除去で処理していきます。除去からの《ヴェールのリリアナ》はクリーチャーデッキ相手に効果的なムーブとなります。ほかにも2ターン目に《無駄省き》、3ターン目に《真っ白》の動きは、相手と大きく差をつけられるため非常に強力です。
終盤
相手のリソースが枯渇してきたら、《黙示録、シェオルドレッド》の出番です。《無駄省き》で得たゾンビ・トークンや《目玉の暴君の住処》などと一緒にライフを詰めていきます。
《勢団の銀行破り》や《ロークスワイン城》などドローも充実しているので、ロングゲームにも対応できます。
苦手なデッキ
ハンデスに除去とどんなデッキともある程度戦える黒単無駄省きですが、金太郎飴デッキである5色ニヴ＝ミゼットは天敵です。
特に《豆の木をのぼれ》は、ハンデスをテーマにしたデッキにとって非常にやっかいなカード。一度置かれるとその後の重い呪文にドローがついてくるため、ハンデスしたとしてもすぐに立て直されます。黒単色なのでエンチャントにほとんど触れないのもマイナスで、逆に相手は《力線の束縛》でこちらのカードをなんでも対処可能です。
仮に上手くハンデスできてトップデッキ勝負に持ち込めても、《白日の下に》や《ニヴ＝ミゼット再誕》を引かれるだけで大量にリソースを回復されます。黒単無駄省きは序盤から攻める術もないので、タップインの隙をつけないことも問題です。
