『ブルームバロウ』プレビュー開始！

晴れる屋メディアの紳さんです。

スタンダード最新セット、『ブルームバロウ』のプレビュー動画および公式トレーラーが公開されました！！！

メルヘンというか動物ファンタジーというか、ああもう！可愛すぎる！

それでは早速、『ブルームバロウ』で新たに発表されたカードや新メカニズムなど最新情報をお伝えします！

アニマルフォークが活躍する世界！

『ブルームバロウ』次元には人間が存在しない(できない？)ようです。さまざまな動物、もといアニマルフォークたちが楽しく、仲良く生活をしています。

しかし、平和なことばかりではなく、ときには争いに発展することもあります。とあるカエルフォークが「大いなる夜のフクロウ」の卵を盗んだことで怒りをかい、報復をされる事態が起こります。

また、脅威は「大いなる夜のフクロウ」だけではありません。動物と自然によるエレメンタルの魔力が境界を越えて1つになってしまったことで、「災厄の獣」が誕生してしまいます。

『ブルームバロウ』のアニマルフォークたちは、これらと共存しなければなりません。偉大なる英雄であるハツカネズミの《エイブル》とその仲間たちは、自分たちの故郷を「大いなる夜のフクロウ」や「災厄の獣」から守るために戦います。

ひょんなことから、カワウソに姿を変えた《ラル・ザレック》もエイブルたちに協力をすることに。カワウソになってもラルだと一目でわかるビジュアルですね！

また、各種アニマルフォークは属性的に2色のマナと結びつけられています。リミテッド戦などは特にそうですが、これらはデッキのアーキタイプの参考となりそうです。

※そのほか、『ブルームバロウ』次元にはキツネフォーク、アナグマフォーク、モグラフォーク、イタチフォーク、スカンクフォーク、ミンクフォークなどが生息しています。

新メカニズム

「新生」

「新生」は追加コストを支払って唱えることで、その呪文の1/1コピー・トークンを生成します。

英語版の能力名はオフスプリング(Offspring)となり、「子孫」という意味です。1/1というサイズのコピー・トークンであることから、繁殖して子どもが生まれるようなイメージの能力なんですね。

特定のカードには新生用にオリジナルのトークンカードがあるみたいです。

マナに余裕があるときには新生で唱えるなど、選択肢のあるカードとして重宝しますね。

そのほか、トークンを生成する効果を倍増させるカードと相性が良さそうです。

「贈呈」

「贈呈」は対戦相手になんらかのメリットを与える代わりに、呪文や能力をより強力な状態でプレイすることができます。

贈呈の内容も「タップ状態の魚1体」や「カード1枚」などさまざまです。「カード1枚を贈呈する」と書かれている場合、「カード1枚を引かせる」と読みかえることになります。

ちなみに贈呈は呪文や能力が解決されたときに効果が発動するため、打ち消されたり対象が不適正となって立ち消えとなった場合は、贈呈を含めてなにも効果がなかったことになります。

「給餌」

「給餌」は墓地のカードを3枚追放するか、食物を生け贄に捧げることで起動できる能力です。

ちなみに給餌以外の能力で墓地のカードを3枚追放したり、食物を生け贄に捧げたりしても起動の条件を満たすことにはなりません。

食物の新しい使い道ができたことで、既存の食物関連のカードは評価を上げることになりそうです。

4マナ5/5トランプルという破格のマナレシオでありながら食物・トークンを2つも生成する《逆棘芽の農家》は活躍が期待できそうですね。

「雄姿」

「雄姿」は各ターン内で初めてあなたがコントロールする呪文や能力の対象になったときに誘発する能力です。

1ターンに1度しか誘発しない能力ですが、自分のターンと対戦相手のターンで1回ずつ誘発させることは可能です。

装備能力の対象になることでも雄姿が誘発するため、《岩山炎の後継者、メイブル》が生成する岩山炎・トークンとは相性が良さそうですね。

剣を手にすることで勇気を奮い立たせ、巨大な敵に立ち向かいましょう！

「積算」

「積算」はターン中に呪文を唱えるためのX点目のマナを支払ったときに誘発する能力です。

覚えておきたいポイントとして、「X点のマナを支払うたび」ではなく「X点目のマナを支払ったとき」に誘発する能力ですので、基本的には1ターンに1回しか誘発しません。

また、例えば5マナを支払って《屑鉄刃の暴れ者》を唱えたあと、同一ターンに《屑鉄刃の暴れ者》の積算を誘発させたかったとしても、次に呪文を唱えるために支払うマナは6点目以降となるため、叶いません。

呪文を唱えていないターンに《放浪語りの導師》を2体連続で唱えた場合、先に戦場に出た放浪語りの導師Aには+1/+1カウンターが乗り、放浪語りの導師Bには何も起きないということになります。

「獣痕と季節」

新たに複数のモードを持つカード、「季節」シリーズが登場です。獣の足跡のようなマークは「獣痕シンボル」と呼ばれます。

各モードによって効果を1つ得るために必要な「獣痕」の数が定められおり、好きな組み合わせで獣痕5個分までモードを選んで唱えることができるようです。

また、同じモードを2回以上選んでもよいとのことで、極端な例では《機織りの季節》を6マナ5ドローのソーサリーとして唱えるといったことが考えられます。

かなり派手な効果を持つ呪文ですね！シンプルに強力なので、新スタンダードでも活躍しそうです。

各種、新メカニズムについては公式から紹介記事が公開されておりますので、そちらもぜひ参考にしてください。

注目の新カード！《三本木市》で大量マナ！？

新しく発表された土地のレアカード、《三本木市》は条件が揃うと大量のマナが出る土地として注目しています。

《三本木市》

伝説の土地

三本木市が戦場に出るに際し、クリーチャー・タイプ1つを選ぶ。

：を加える。

,：色1色を選ぶ。あなたがコントロールしていて選ばれたクリーチャー・タイプであるクリーチャーの数に等しい点数の、その色のマナを加える。

そのポテンシャルは最強の土地としても名高い《ガイアの揺籃の地》を彷彿とさせます。また、《三本木市》は好きな色のマナを選んで出せる点が唯一無二です。

《トーテンタンズの歌》のような同じ種類のクリーチャー・トークンを大量に出す呪文とは相性が良さそうです。もっとも、《トーテンタンズの歌》を強く使うために《三本木市》からマナを出したいというジレンマを抱えていることもまた事実。

デッキビルダーの腕が試される土地ですね！！！

また、『ブルームバロウ』で新たに登場する未発表のカードのなかにもおそらく、たくさんのトークンを出すものがあるはずです。(希望的観測)

繁殖力が強いことで有名な動物、ネズミ・マウス・兎には特に注目しましょう！

ブースターファン

アニメボーダーレス版

森林ショーケース

実地調査ショーケース

新アートで再録されるカード

ラルだけじゃない？ジェイス、リリアナも動物に変身？

統率者のカードとして再録される《精神を刻む者、ジェイス》《闇の領域のリリアナ》の新アートが発表されております。

2人とも動物に変身しちゃいました！狡猾なジェイスはキツネフォークでイメージピッタリですね！リリアナはどうしてリスなんでしょう？

これらは、もしもジェイス達が『ブルームバロウ』に訪れていたら……という”if”を描いた「イマジン：勇敢なる生き物たち」カードとのことです。

ほかにもニッサやタミヨウといった人気のプレインズウォーカーが新アートで再録されています。

《火と氷の剣》がスペシャルゲストで登場

マジック界で最強の剣といえば？そうです、《火と氷の剣》がスペシャルゲストで再録されます！

『ダークスティール』で初登場してから20年以上が経ちますが、いまだに需要も人気も落ちておりません。

新アートで剣を手にしているのはカワウソでしょうか。なんだか剣が魚の骨のように見えますが。とにかく欲しい！

新製品「ベーシック・ブースター」

ベーシック・ブースター(英語版製品名：Value Booster)はコンビニや一部の店舗でのみ販売される小型のブースターです。

コモン3枚とアンコモン2枚、不特定レアリティのカード1枚、そして土地またはフォイル仕様のカード、あるいは「スペシャルゲスト」のカード1枚が封入されており、お手頃価格での販売となります。

友達とスターターキットで遊んだあと、気軽にデッキを拡張したい方にもってこいの製品ですね！

ほかにもプレイ・ブースター、コレクター・ブースター、バンドルセットや各種統率者デッキなどおなじみのラインナップが揃っております。詳しくは公式の製品情報ページをご確認ください。

展望

駆け足で紹介してまいりましたが、最後に『ブルームバロウ』の今後の展望ついてご案内します。

7月19日には公式のカードイメージギャラリーにて収録されるすべてのカードが公開されます。

本日より随時、新カードの情報が追加で掲載されますので、楽しみにチェックしていきましょう！

そして、最後の最後に重要なお知らせです。

今回、またしてもウィザーズ様の特別なはからいにより、独占プレビューカードをいただいております！

7月12日(金)19時より、晴れる屋メディアの記事と晴れる屋チャンネルの動画にて新カードの情報を世界初公開いたしますので、お見逃しなく！