世論調査!!『ブルームバロウ』でみんなが注目しているカードを大紹介!

晴れる屋メディアチーム

『ブルームバロウ』世論調査!!みんなはこのカード、どう思ってる?

ついに今週、新セット『ブルームバロウ』が発売されます!

今回は『ブルームバロウ』で話題の新カードをピックアックし、Xのアンケートでリアルな意見を集めました。回答してくださったみなさま、本当にありがとうございます!

それでは早速、アンケートの結果をチェックしていきましょう!

(※カードの価格はいずれも執筆時点のものです。また、価格はカードの強さだけでなく、供給量やコレクション性、使用されるフォーマットの種類など複合的な要素によって変動します)

《跳ねる春、ベーザ》

跳ねる春、ベーザ

こちらのカードは60%以上の方が「使われる」と判断しました。初動2,000円という評価。

機を見た援軍黄昏の享楽

古くは《機を見た援軍》、最近だとスタン落ちした《黄昏の享楽》のような対戦相手のリソースを参照して、条件が合えば効果を上乗せするタイプの能力を内蔵したクリーチャーです。

どの効果も有用ですが、特に重宝されるのは4点のライフ回復と1/1トークンを2体出す効果ではないでしょうか。

現スタンダード環境ではボロス召集やグルール果敢のようなアグロデッキが台頭しており、それらのデッキに対して有効に働きます。《跳ねる春、ベーザ》自身も4/5とそれなりに信頼できるブロッカーで、使い勝手は良さそうです。

《カワウソボールの精鋭、キッツァ》

カワウソボールの精鋭、キッツァ

注目のカワウソ、《カワウソボールの精鋭、キッツァ》64%の方が「使われる」と判断しました。初動2,200円と高評価。

嵐追いの才能渓間の洪水呼び熾火心の挑戦者熾火心の挑戦者嵐捕りの導師知識の真珠

今回、果敢やカワウソ関連のカードが軒並み人気となっており、かなりの期待が寄せられています。

《嵐捕りの導師》でインスタントやソーサリーのコストを軽減し、呪文連打からの一斉攻撃はかなりの迫力があります。《知識の真珠》は1マナ2ドローと破格のスペックですし、カワウソデッキが活躍する見込みは大いにありそうです。

召集をもった呪文と《渓間の洪水呼び》の相性の良さにも注目したいですね!

《腐敗口のバイパー》

腐敗口のバイパー

今回のトップレア、《腐敗口のバイパー》66%以上の方が「使われる」と予想しております。初動はなんと3,500円

望み無き悪夢税血の刃甘歯村へようこそ

《望み無き悪夢》《税血の刃》など、戦場に出たときにほぼ仕事を終えているパーマネントを生け贄コストに充てると強さが際立ちます。

2ターン目に《甘歯村へようこそ》をプレイし、3ターン目に着地させることも可能です。

溶岩拍車のブーツアライグマの結集者

また、少しハードルは高くなりますが速攻を付与したときの爆発力は凄まじいです。

《腐敗口のバイパー》の能力は自身に置いてある荒廃カウンターの数だけ誘発するため、戦場に出たときに1個置いて1回誘発、攻撃したときに2個目を置いて2回誘発、と合計3回の誘発が見込めます。

「土地でないパーマネントを生け贄に捧げる」 「カード1枚を捨てる」「ライフを4点失う」のいずれかを対戦相手が任意に選べる点は弱点ですが、さすがに6/6が攻撃した上でそれらを3回選ばせるのは強そうです。

《運命の大嵐、ドラゴンホーク》

運命の大嵐、ドラゴンホーク

このカッコいいドラゴンに対しては71%の方が「使われない」と回答。初動は1,500円でしたが、現在は1,000円と落ちついてきました。

アンケートの結果だけを見ると、スタンダードでの活躍はさほど期待されていないようです。

宝物庫生まれの暴君荒野無頼団の先駆者密輸人の驚き百発百中のカクタスフォーク

しかし、『サンダー・ジャンクションの無法者』で「パワー4以上」を参照してボーナスを得るカードが多く登場したこともあり、《運命の大嵐、ドラゴンホーク》を軸としたデッキは比較的組みやすい環境といえます。

攻撃したときにも能力が誘発するため、やはり速攻と相性がよいです。《百発百中のカクタスフォーク》はまさにベストパートナーではないでしょうか。

《亭主の才能》

亭主の才能

このカードには多くの方が期待しているようで、75%の方が「使われる」と回答しました。初動は900円とリーズナブル。

渓間の怪力呼び植物の喧嘩屋打ち砕かれた尖塔、オゾリス

毎ターン安定して+1/+1カウンターを置く強力な能力は《光輝王の野心家》を彷彿とさせます。効果を倍増させる《植物の喧嘩屋》《打ち砕かれた尖塔、オゾリス》とは特に相性が良いですね。

また、《光輝王の野心家》と違って自身がクリーチャーではないため、1ターン目に《渓間の怪力呼び》のような+1/+1カウンター・シナジーがあるクリーチャーを出してテンポ良く動きたいところです。

首謀者、オーコふくれた汚染者完全なる統一

LV2、LV3の能力も強力で、その恩恵は+1/+1カウンターに限らず、すべてのカウンターとシナジーがあります。

LV3にいたっては《巨怪な略奪者、ヴォリンクレックス》のようなもので、たとえばプレインズウォーカーならば戦場に出たときに置かれる忠誠度カウンターも2倍となるため、即奥義を使うことも不可能ではありません。

毒カウンターも2倍の速度で貯まるようになり、増殖を誘発させる《ふくれた汚染者》とは特に相性が良さそうです。LV3にするのがそれなりに大変ですが、ロマンがありますし、いろいろな使い方が考えられる楽しいカードです。

《悪名高い残虐爪》

悪名高い残虐爪

これまた大注目カードの《悪名高い残虐爪》は、約76%の方が「使われる」と回答。初動は2,500円とかなり期待されています。

原初の征服者、エターリ多元宇宙の突破偉大なる統一者、アトラクサ

3マナ3/3が生き残れるかどうかはともかく、威迫を持っているのは好印象です。1回でも攻撃を通すことができればビッグターンになる可能性を十分に秘めています。

どうせ踏み倒すのなら《原初の征服者、エターリ》《多元宇宙の突破》でゲームを決めるほどのインパクトを起こしたい気持ちもありつつ、《強迫》《喉首狙い》のような堅実なカードもデッキには欠かせず、デッキ内の配分はなかなか難しそう。

狡猾なコヨーテ

2ターン目に《狡猾なコヨーテ》を計画し、3ターン目に《悪名高い残虐爪》に速攻を付与して奇襲するような使い方は面白いかもしれません。

《三本木市》

三本木市

《腐敗口のバイパー》と並んでトップレアとなった《三本木市》ですが、約58%の方が「使われない」と回答。通常レアでありながら英語版は初動3,500円とかなりの人気ですね。

ニクスの祭殿、ニクソス

《ニクスの祭殿、ニクソス》のように、カードプールが広ければ広いほど強力な使い方ができそうです。アンケートの結果を見ても、どうやらスタンダードではそこまで使われないと考える方が多いようですね。

下水王、駆け抜け侯トーテンタンズの歌ネズミの王、カルモニクス

横並べしやすいネズミデッキが《三本木市》を強く使えそうですが、わざわざ大量マナを出さなくても《ネズミの王、カルモニクス》で勝負を決めたほうが速そうです。

ただ、スタンダードでは使われないかもしれませんが、統率者戦では大いに期待できるカードです。

元統率者神の吉田さんも言っていましたが、《エドガー・マルコフ》《群衆の親分、クレンコ》《骨齧り》などトークンをたくさん生成するカードが活躍する統率者戦では、《三本木市》を強く使う方法がたくさんあります。

統率者戦をよく遊ばれる方は、手に入れておいて損はなさそうです。

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季節サイクル

巣ごもりの季節機織りの季節損失の季節勇者の季節集会の季節

各色で神話レアとして収録された季節サイクルですが、黒の《損失の季節》以外は「使われない」という回答がとても多かったです。

一方で唯一、「使われる」と判断された《損失の季節》の支持率は87.4%と驚異的で、今回のアンケートでは断トツの結果となりました。初動は2,000円と期待されております。

損失の季節

「獣痕」最大5つ分のモードを選ぶことができる季節サイクル。モードの組み合わせしだいで臨機応変に効果を変更できるのが特徴です。

例えば《損失の季節》であれば1つ目のモードを5回選ぶことで「各プレイヤーはクリーチャー1体を生け贄に捧げる」効果が5回発動し、全体除去のように使用することができます。

一方で、1つ目のモード2回 + 3つ目のモード1回のように組み合わせることも可能で、「あらかじめ切削しまくって墓地を肥やし、対戦相手に大量のライフルーズを強要する」といった攻撃的な使い方もできます。

《損失の季節》は除去・ドロー・フィニッシャーと3つの役割を担うことができ、5つの季節サイクルのなかで一番使い勝手が良いカードに思えますね。

多様な道のリクー

ちなみに《多様な道のリクー》「モードを持つ呪文1つを唱えるたび、モードを選んだ回数分、能力が誘発する」という、とてもユニークな能力を持っています。

季節サイクルと組み合わせることで「衝動的ドロー1枚」「自身の上に+1/+1カウンターを1つ置いてトランプルを得る」「飛行を持つ1/1の鳥・トークン1体を生成」のいずれかの効果を最大で5回誘発させることが可能で、地味ながら強そうです。

《損失の季節》の1つ目のモードを5回選んだ場合、《多様な道のリクー》の能力で鳥・トークンを5体生成することで、対戦相手のクリーチャーだけ全滅といったことが狙えます。

《轟く機知、ラル》

轟く機知、ラル

『ブルームバロウ』で唯一のプレインズウォーカー・カード、《轟く機知、ラル》61%以上の方が「使われる」と回答。初動は2,000円でした。

嵐追いの才能渓間の洪水呼び熾火心の挑戦者熾火心の挑戦者嵐捕りの導師知識の真珠

先述した《カワウソボールの精鋭、キッツァ》と同様に、果敢やカワウソ関連のカードと一緒に使われることが予想されます。

「クリーチャーでない呪文1つを唱えるたびに忠誠カウンター1個を置く」という能力はかなり強力で、定着すればかなり強固なプレインズウォーカーとして活躍しそうです。

精神の決闘者プロフトの映像記憶

また、【-3】能力は手札が1枚しか増えないものの、カードを3枚引いていることに変わりなく、《精神の決闘者》《プロフトの映像記憶》のようなカードと相性が良いです。

《噴水港》

噴水港

最後に紹介するのは土地のレアカード、《噴水港》76%の方が「使われる」と回答し、かなり期待されています。初動は800円とお買い求めやすい価格。

遠眼鏡のセイレーン名もなき都市の歩哨逆棘芽の農家

2,Tとトークン1つを生け贄に捧げることでカード1枚を引く能力を持ちます。

土地の能力でカードを引けるのはかなり強く、地図・トークンや食物・トークンを生成するカードと一緒に使うのが良いでしょうか。

ミレックス

また、1/1の魚・トークンを生成する能力も強力です。《ミレックス》が生成するダニ・トークンと違い、ブロッカーにもなるのがポイントですね。

色マナが出ないことは少し不安ですが、《ミレックス》も使われていたことですし、アゾリウスコントロールのようなデッキで採用されるのではないでしょうか。

『ブルームバロウ』の新カードに期待!

以上、世論調査でした。あなたの推しカードはどんな評価でしたか?

羽の夜のマーハ玉虫色の蔦打ち熾火心の挑戦者

今回、アンケートを行ったカードのほかにも『ブルームバロウ』で注目したいカードはたくさんあります。また、「使われる」「使われない」の判断はとても難しく、このアンケートの結果がすべて正しいとはまったく限りません。

腐食の荒馬

前回、『サンダー・ジャンクションの無法者』の世論調査では《腐食の荒馬》にまったく注目しておらず、初動も150円ほどでした。実際に使われみると環境トップクラスのクリーチャーであったことは記憶に新しいです。

スタンダード環境はローテーションしたばかりで未知の世界です。今後、どんなカードが活躍するのでしょうか。

次回の『ダスクモーン:戦慄の館』の世論調査もお楽しみに!それではまた。

『ブルームバロウ』

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