《地獄の樹》コンボ サンプルリスト
デッキの動き
《アガサの魂の大釜》などで「タフネスが低いクリーチャーに《地獄の樹》の起動型能力を付与する」一撃必殺コンボです。
クリーチャー – 植物
防衛
:対戦相手1人を対象とする。そのプレイヤーのライフの総量と地獄の樹のタフネスを交換する。
《地獄の樹》は「自身のタフネスと対戦相手1人のライフ総量を入れ替える」というユニークな能力を持っています。《地獄の樹》のタフネスは13なので、対戦相手のライフが13になる程度ではそこまで脅威とはいえません。
しかし、墓地に落ちた《地獄の樹》を《アガサの魂の大釜》で追放したり、あるいは《殺人人形、マーヴィン》と《地獄の樹》を戦場に揃えることで、タフネスが平凡なクリーチャーに《地獄の樹》の起動型能力を持たせることができます。
このコンボにかかれば、対戦相手のライフがどれだけあろうと、一瞬にして「2」程度になり、風前の灯火となります。あとは攻撃を1回通すか、《ヴォルダーレンの興奮探し》の能力を起動して勝利です。
《ヴォルダーレンの興奮探し》の能力も先述した方法でほかのクリーチャーに付与できるほか、《ヴォルダーレンの興奮探し》自身に《地獄の樹》の能力を持たせても一撃必殺コンボが実現するなど、勝つためのルートが豊富にあるデッキです。
序盤
コンボの準備が整うまでの間、ハンデスや除去で時間を稼ぎます。
また、これらのクリーチャーは盤面を賑やかにしながらルーティング能力によってコンボパーツを探しにいくことができます。
3/2の《税血の収穫者》は《地獄の樹》や《ヴォルダーレンの興奮探し》の能力を憑依させる先としても優秀なスタッツです。1体で一撃必殺を実現するためには、パワーがタフネスより高いクリーチャーが望ましいです。
最優先ではありませんが、ハンデスによって安全確認ができているなら、コンボパーツである《アガサの魂の大釜》や《殺人人形、マーヴィン》を序盤からプレイしていくのも悪くありません。特に《殺人人形、マーヴィン》はあらかじめ戦場に出しておいた方が、のちのち起動型能力をすぐ使えるようになるため便利です。
また、恐ろしいことに《殺人人形、マーヴィン》がいる状態で《地獄の樹》と《ヴォルダーレンの興奮探し》を戦場に出すと、1体で必殺コンボを完遂できる最強の人形が完成します。
中盤
言わずもがなですが、3ターン目の《鏡割りの寓話》は中盤のベストな動きです。
相手にゴブリン・シャーマン・トークンの処理を押しつけながら、手札にきた《地獄の樹》や《ヴォルダーレンの興奮探し》を墓地に送りつつ、さらに《アガサの魂の大釜》を探しにいけるなど八面六臂の活躍を見せます。
仮にコンボが成立しなかったとしても、ゆくゆくは《鏡割りの寓話》が裏返って《キキジキの鏡像》になることで《税血の収穫者》と強力なシナジーを実現させるなど、盤面を制圧して勝つルートも存在します。
終盤
状況が整ったら、積極的にコンボを狙って勝利を目指します。
厳しい妨害が予想される相手に対しては、まずは《殺人人形、マーヴィン》《ヴォルダーレンの興奮探し》《地獄の樹》と順番にプレイしていくことで相手に除去などの対応を求めることができます。
除去されたとしても《アガサの魂の大釜》が控えており、二段構えでコンボを狙う動きが強力です。リソース勝負では簡単に負けません。
また、墓地が肥える終盤は昂揚を達成した《逸失への恐怖》による追加戦闘フェイズの獲得も狙えます。たび重なる妨害によってコンボが封じられた場合はビートダウンプランによる勝利を狙いましょう。