ディミーアマークタイド サンプルリスト
ディミーアマークタイドは打ち消しと除去で相手の動きをいなしながら《超能力蛙》や《濁浪の執政》で攻め切るテンポデッキです。
クリーチャー – カエル
超能力蛙がプレイヤーやプレインズウォーカーである1つに戦闘ダメージを与えるたび、カード1枚を引く。
カード1枚を捨てる:超能力蛙の上に+1/+1カウンター1個を置く。
あなたの墓地にあるカード3枚を追放する:ターン終了時まで、超能力蛙は飛行を得る。
除去と打ち消しの1:1交換を繰り返しているだけではジリ貧になってしまうため、ゲームに勝つためにはどこかでカードアドバンテージを得る手段が必要となります。
戦闘ダメージを与えることでドローができる《超能力蛙》はまさにうってつけのカードで、積極的にプレイしたいクリーチャーです。
序盤に出した《超能力蛙》を打ち消しと除去でバックアップし、ドローを進めながら殴り勝つプランが最もわかりやすく、強力です。
終盤にはこのデッキのエースである《濁浪の執政》が控えています。最大で2マナ8/8飛行という破格のマナレシオを誇り、モダンを代表する強力なフィニッシャーとなります。
デッキの動き
序盤
1マナで2マナ以上のアクションに対処できる《致命的な一押し》と《呪文嵌め》は、相手の出鼻を挫く動きとして最適です。
相手がなにもしてこないようであれば《考慮》を唱えたり、フェッチランドを起動して《地底街の下水道》を戦場に出し、諜報でドローの質を高めるのも悪くありません。相手のエンドに諜報を行い、次のターンにドローする動きは実質的に《考慮》を唱えているようなものです。
このデッキのキーカードである《超能力蛙》はなるべく2ターン目にプレイしたいカードです。プレイするターンに多少のリスクを負いますが、生き残ればその後のゲーム展開をグッと有利にしてくれます。
ピッチコストで唱えられる《否定の力》でバックアップできるとさらに安心です。失ったカードアドバンテージは《超能力蛙》がすぐに取り戻してくれるでしょう。
中盤
中盤以降は《超能力蛙》の攻撃を通してドローを進め、打ち消しと除去を構え続けます。クリーチャーを展開しつつ、さらに打ち消しや除去を構えるといった2アクションが取れると理想です。
ちなみに、《海の先駆け》をメインボードから採用している場合はフェッチランドから持ってくる土地に気をつけましょう。青マナに余裕があるなら、《沼》を置いておくと安心です。
終盤
打ち消しと除去を駆使し、相手の動きをさばき切ったら、残されたライフを詰めにいきます。終盤は墓地にインスタントやソーサリーもたくさん落ちている予定ですので、待望の《濁浪の執政》をキャストし、ゲームを終わらせましょう。
ちなみに《超能力蛙》に飛行を持たせるコストとして墓地のインスタントやソーサリーを追放することで、《濁浪の執政》が強化されるというシナジーがあります。
対戦相手の残りライフと与えられるダメージはこまめに計算をするとよいでしょう。気がつかなかった勝ち筋が見つかるかもしれません。