青単ベルチャー サンプルリスト
青単ベルチャーは《ゴブリンの放火砲》を起動して相手のライフを削りきる、一撃必殺のコンボデッキです。《ゴブリンの放火砲/Goblin Charbelcher》の英語名からベルチャーと呼ばれます。
アーティファクト
, :クリーチャー1体かプレイヤー1人を対象とする。土地・カードが公開されるまで、あなたのライブラリーの一番上からカードを1枚ずつ公開する。ゴブリンの放火砲はそのクリーチャーかプレイヤーに、これにより公開された土地でないカードの枚数に等しい点数のダメージを与える。公開された土地・カードが山であったなら、ゴブリンの放火砲は代わりにその2倍のダメージを与える。それらの公開されたカードをあなたのライブラリーの一番下に望む順番で置く。
このデッキに採用されている土地は全て表面が呪文の両面ランドであるため、《ゴブリンの放火砲》を起動するとデッキの枚数分ダメージを飛ばせることになり、ほとんどの場合はゲームに勝利することができるでしょう。
《ゴブリンの放火砲》は強力ですが、唱えるのに4マナ、起動に3マナが必要となる重めのカードです。必要なマナを確保するために《睡蓮の花》と《現実の設計者、タメシ》によるコンボも搭載されています。
《睡蓮の花》はマナ総量0のカードであるため、《現実の設計者、タメシ》の能力を使えばの支払いとコントロールしている土地1つを手札に戻すことで、墓地から戦場に出すことが可能です。
これによりコントロールしている土地1つにつき有色2マナを生み出せるため、大量のマナが獲得できるコンボとなります。
デッキの動き
序盤
デッキの構成上、タップインの両面ランドが多いため、序盤のテンポロスは受け入れるしかありません。
3点ライフを払ってアンタップインできる《海門修復》や《朦朧への没入》もありますが、相手のデッキ次第では致命傷になりえます。
《ゴブリンの放火砲》を起動できるターンまで生き残ることを第一として考えながら、土地のセット方法については熟慮しましょう。
序盤のブロッカーとしては《ファラジの考古学者》と《稲妻罠の教練者》が優秀です。デッキの約7割が非クリーチャー呪文であるため、手札に加えられないカードはほとんどありません。
中盤
《ゴブリンの放火砲》と起動に必要なマナの準備ができるまで、打ち消しやバウンスを駆使して時間をかせぎます。
もちろん、こちらのデッキがベルチャーだと分かった対戦相手は急いでライフを詰めにくるでしょう。《ベイーンのヴェール》はその計算を大きく狂わせることができるカードで、エネルギーデッキのような軽量クリーチャーを並べてくる相手には特に強力です。
ちなみに、マイナス修正が入るのは相手のクリーチャーのみであるため、《稲妻罠の教練者》や《現実の設計者、タメシ》のブロック次第では、相手のクリーチャーを一方的に討ち取れるチャンスがあります。
終盤
土地が伸びた終盤、待機が明けた《睡蓮の花》などを契機に一気に勝負をかけます。
《睡蓮の花》と《現実の設計者、タメシ》のコンボが決まれば、手っ取り早く大量マナを出して勝利に近づくことができるでしょう。
《ゴブリンの放火砲》が手札にない場合は探します。新生コストを払った《稲妻罠の教練者》や《海門修復》の大量ドローでデッキを掘り進め、《ゴブリンの放火砲》か《発明品の唸り》にたどり着けば勝利は目前です。
安全にコンボを決めるために、《否定の契約》や《拒絶の閃光》を複数枚抱えた状態で《ゴブリンの放火砲》をプレイするのが理想です。