世論調査!!『霊気走破』でみんなが「本当に注目しているカード」が判明しました。

晴れる屋メディアチーム

『霊気走破』世論調査!!みんなはこのカード、どう思ってる?

ついに今週、新セット『霊気走破』のプレリリース期間がスタートします!

正式な発売日は2月14日(金)となりますが、WPN加盟店舗ではプレリリース期間中にパック・BOX・シングルカードなど『霊気走破』関連製品の先行販売が開始されます。気になるカードは早めに手にいれたいところですよね!

霊気灯灯を追う者、チャンドラ新たな夜明け、ケトラモーズ

また、先日は世論調査として、晴れる屋メディアのXアカウントにて、「このカード、スタンダードで使われる or 使われない?」という2択のアンケートを実施し、たくさんのご投票をいただきました。みなさま、ご協力本当にありがとうございます!

今回は世論調査アンケートの結果をチェックしながら、改めて『霊気走破』で注目されているカードの紹介をさせていただきます!

(※カードの価格はいずれも執筆時点のものです。また、価格はカードの強さだけでなく、供給量やコレクション性、使用されるフォーマットの種類など複合的な要素によって変動します)

《霊気灯》 使われる率 34.5%

霊気灯

マジック初となるプレインズウォーカー兼装備品。装備能力は持たない代わりに、自信の能力でマナコストを支払わずにクリーチャーに付けることができます。

クリーチャーに付いている限りは攻撃されることがありませんが、アーティファクト破壊で簡単に対処されるなど、不安要素があります。初動価格4500円と、今セットの無色カードにおけるトップレアです。

ただし、アンケートでは「使われる」と回答された方の割合は3分の1程度となりました。

プレインズウォーカーとしても装備品としても、これまでにない性能過ぎて、評価が難しくなっているようですね!

《灯を追う者、チャンドラ》 使われる率 46.8%

灯を追う者、チャンドラ

プレインズウォーカーの灯を保持しているチャンドラ。今セットでもプレインズウォーカーで登場です!

戦闘の開始時に機体をクリーチャー化し、速攻を付与する能力を持ちます。[0]忠誠度能力で3/2機体・アーティファクト・トークンを生成できるため、なにもない盤面でも、とりあえず4マナ3/2速攻としての運用が可能

初動価格2200円と、《求道神、ハゾレト》を抑えて今セット赤のトップレアになりました。

アンケートではおよそ半数の方々が「使われる」と回答。イラストもカッコいいので、ぜひ機体デッキを組んで使ってみたいカードです!

《開拓者、おたから》 使われる率 50.3%

開拓者、おたから

超強力な「消尽」能力を持った新おたから。《アガサの魂の大釜》とのシナジーが注目されていますね。

初動価格1500円と、かなりお手頃な価格となっております。

アンケートでは「使われる」と「使われない」の意見が真っ二つに分かれました。能力自体は間違いなく強力なので、上手く活用するデッキの登場に注目しましょう!

《新たな夜明け、ケトラモーズ》 使われる率 58.9%

新たな夜明け、ケトラモーズ

マジックにおける神といえば、「破壊不能」。《新たな夜明け、ケトラモーズ》は「墓地や戦場から1枚以上のカードが追放領域に置かれるたび、あなたはカードを1枚引き、1点のライフを失う。」という能力を持ち、「破壊不能でありながら、強力なドローエンジンになれる」ということもあって、大きな注目を集めています。

初動価格5000円と、今セットのトップレアとなりました。

モダンのオルゾフブリンクでの活躍が期待されているようですが、スタンダードではどうでしょうか。

アンケートでは約60%の方が「使われる」と回答するなど、スタンダードでも注目されているみたいですね!

《光輝の睡蓮》 使われる率 12.4%

光輝の睡蓮

アーティファクトを生け贄に捧げた数×3点の選んだ色のマナを出すという、豪快な能力を持った新しい睡蓮。

スタンダードでは《地図トークン》《ノームトークン》など、アーティファクト・トークンをたくさん並べることは難しくありません。それらをすべて3マナに変換できるのは、なかなかに強力です。

統率者戦での活躍が期待されてか、初動価格3000円とトップクラスのレアとなりました。

アンケートでは「使われる」と回答した方の割合はわずか12.4%に留まりました。6マナはちょっと重いですかね?

しかし、スタンダードのカードとしては類を見ないほどの大量マナが出せるカードであることに違いなく、誰もが驚くようなコンボデッキが誕生するかもしれません。

《忍耐の記念碑》 使われる率 55.6%

忍耐の記念碑

カードを捨てるたびに、3つのモードから1つを選んで能力が発動するアーティファクト。各ターン、同じモードは1回までしか選べないという制限はあるものの、3つのモードはどれも有用であるため、かなり強力な置き物といえるでしょう。

また、3つのモードのなかに、「カード1枚を引く。」が含まれているため、単発のハンデスでは手札を減らされることがありません。《上げ潮、キオーラ》《鉄面提督のトンネル掘削機》など、ルーティングできるカードとは相性が抜群ですね。

通常レアにもかかわらず、初動価格3000円と大注目のカードです。

アンケートでは半数以上の方が「使われる」と回答。ハンデス対策としても、シナジーカードとしても優秀なアーティファクトなので、大活躍すること間違いなし!?

《壮大な玉突き衝突》 使われる率 73.8%

壮大な玉突き衝突

白といえば、ド派手な全体除去ソーサリー!今セットにもありました。クリーチャーに加えて機体も破壊することができますし、除去が不要なときにはサイクリングでドローに変えることができるなど、使い勝手がとても良さそうです。

初動価格700円と、大変お買い求めやすくなっています。

アンケートではなんと、73.8%の方々が「使われる」と回答!ものすごい注目度ですね!

7月のローテーションによって《太陽降下》がスタンダード落ちとなった場合、全体除去界のエースは《壮大な玉突き衝突》になりそうです。

《風乗り、ムー・ヤンリン》 使われる率 35.2%

風乗り、ムー・ヤンリン

すべての機体を空に浮かべ、さらに「1体以上の飛行を持つクリーチャーがプレイヤー1人に戦闘ダメージを与えるたび」にドローを進めることができる伝説のクリーチャーです。

戦場に出たとき、3/2の機体・アーティファクト・トークンを生成するなど、1体で能力が完結しています。神話レアながら初動価格600円とかなりリーズナブル。

意外にも、アンケートでは「使われない」と回答した方の方が多いという結果に。書いてあること、めちゃくちゃ強いんですけどね。

永劫の好奇心

4マナというコストが《永劫の好奇心》と被っていることも、少なからず影響しているのでしょうか。

飛行付与がある分、《風乗り、ムー・ヤンリン》の方が盤面に与えるインパクトが大きいように感じます。今セットの「今のうちだぞ」枠かもしれません。

《スピードデーモン》 使われる率 57%

スピードデーモン

5マナ5/5飛行・トランプルと十分なスタッツのクリーチャーでありながら、終了ステップの開始時にX(=速度の値)枚のカードを引き、X点のライフを失うというスーサイド的なドロー能力を持っています。

最高速度に到達すれば、毎ターン4枚も追加でカードを引けますね!ただし、4点のライフルーズは痛すぎるかも?《黙示録、シェオルドレッド》との相性は最高です。

初動価格1800円と、黒のトップレアとなりました。

アンケートでは半数以上の方が「使われる」と回答しました。さすがに強そうですね!

スタンダードやパイオニアにおいては、クリーチャー・タイプがデーモンというのも追い風となっております。

《轟音の速百足》 使われる率 63.3%

轟音の速百足

3マナ5/5トランプル、搭乗3の機体です。この機体があるときに自軍のクリーチャーや機体が戦場に出ると、マナ総量を参照して+1/+1カウンターが1個 or 3個置かれた状態で出るという強化能力を持ちます。

ちなみに、「+1/+1カウンターが置かれた状態で出る」というテキストでも、「+1/+1カウンターが置かれるたび」に誘発する能力はしっかりトリガーするので、覚えておきましょう。

初動価格2200円と、緑のトップレアです。

アンケートでは60%以上の方が「使われる」と回答。緑らしいハイパワーな機体の登場に興奮している方も多いのではないでしょうか。

荒々しい三つ子

《轟音の速百足》がある状態で《荒々しい三つ子》をプレイすると、三つ子全員に+1/+/1カウンターが3つ乗るので得した気分になります。全体除去されなければ勝ちでは?

《輝晶の機械巨人》 使われる率 66.9%

輝晶の機械巨人

4マナ先制攻撃・トランプルと十分なスタッツに加えて、戦場に出たときに「1マナ以下のアーティファクトやクリーチャーやエンチャントを最大2枚探して手札に加える」という強力な能力を持っています。実質、1枚でカード3枚分の価値がある優秀なクリーチャーです。

ただし、GGWWと色マナ要求がかなりきつく、デッキ構築には工夫が必要となりそうです。

初動価格3500円と、今セットのトップ・ギアハルクとなっております。

もちろん、アンケートでは3分の2以上の方が「使われる」と回答。強すぎですよね。

金脈のハイドラ

サーチしたいカードは多岐に渡りますが、《金脈のハイドラ》はかなりオススメです。全体除去が苦手なセレズニアカラーですが、《輝晶の機械巨人》によって2枚もの《金脈のハイドラ》を手札に入れたのなら、リセットされた返しの反撃が楽しみになります!

《ムラガンダ・サーキット》 使われる率 54.5%

ムラガンダ・サーキット

「最高速度」に到達するとCCが出せるようになる、なかなか夢のある土地です。

ジンジャーブルート

「エンジン始動!」を持っているため、1ターン目に《ジンジャーブルート》をプレイして攻撃すれば、すぐさま速度を2まで上げられるなど、意外と現実的にCCが出せる土地なのかもしれません。

初動価格1200円。実は今が最安値の可能性も?2マナ土地には夢がありますね。

アンケートでは半数以上の方が「使われる」と回答。多色デッキにはなかなか無色土地は採用しづらいところがありますが、どの色との組み合わせになるのでしょうか。

《救出エンジン》 使われる率 27.8%

救出エンジン

自軍のこれでないアーティファクト・クリーチャーすべてを+2/+2修正する機体です。さらに、攻撃するたび、墓地にあるアーティファクトを戦場に出すという強力なリアニメイト能力を持っています。

「搭乗6」はなかなかにハードルが高いコストに感じますが、自身の強化能力のおかげで、1/1のアーティファクト・クリーチャーを2体コントロールしていればOKと、噛み合いは悪くありません。《灯を追う者、チャンドラ》でクリーチャー化するのも楽しそうですね!

初動価格1000円と、神話レアとしてはお手頃価格です。

気になるアンケートの結果は、「使われる」が圧倒的な少数派となりました。逆に考えると、このカードは警戒されにくいということでもあります!

ファイレクシアへの門

久しぶりに、例のアレを釣り上げるデッキが誕生するかもしれませんね。

《再利用隔室》 使われる率 42%

再利用隔室

アーティファクトを生け贄に捧げると、「生け贄に捧げたアーティファクトのマナ総量に1を足したマナ総量のアーティファクトを、ライブラリーから探して戦場に出す」ことができるアーティファクトです。起動コストが2,Tになった《オズワルド・フィドルベンダー》、もしくはアーティファクトをサーチできる版の《出産の殻》といったところでしょうか。

通常レアながら初動価格1500円と期待されています。やはりサーチして戦場に出せるカードは強力です。

アンケートでは「使われる」と回答した方の割合は42%と、やや控えめな結果に。どちらかというと、スタンダードよりもカードプールが広いフォーマットでの活躍が期待されているのでしょう。

奇怪な宝石ピットストップの自動機械身代わり合成機

起動コストを丸々補えるため、《奇怪な宝石》《ピットストップの自動機械》とは相性が抜群です。

1ターン目《奇怪な宝石》、2ターン目《バネ仕掛けの鋸刃》で攻撃してきたクリーチャーを除去、3ターン目に《再利用隔室》をプレイ、約目を終えた《バネ仕掛けの鋸刃》《身代わり合成機》に変換というムーブはかなり強そうです。アゾリウスアーティファクトの隆盛はあるでしょうか。

《略奪するアオザメ》 使われる率 86.4%

略奪するアオザメ

今回の世論調査アンケートで唯一、アンコモンながらピックアップしたカードです。

1マナながら「カードを捨てるたび、その枚数に等しい個数の+1/+1カウンターを置く。」という凄まじいスタッツ強化能力を持っています。ゲーム終盤に手札にきても、サイクリングで有効牌に変えられるなど、隙がありません。

鉄面提督のトンネル掘削機

ルーティングができるカードとは軒並み相性が良いですが、なかでも《鉄面提督のトンネル掘削機》ですべての手札を捨てるムーブは一度、やってみたいところです。

初動価格600円と、今セットで断トツのトップアンコモンとなりました。

アンケート結果ですが、「使われる」と回答した方の割合が86.4%と、驚異的な数字です。新スタンダードのエースアタッカーとなるでしょうか。

海の災い魔、ハウラー船長

部下があまりにも注目されていますが、《海の災い魔、ハウラー船長》の動向も気になります。キャプテンとしての意地を見せてほしいですね。

《世界軟泥の進撃》 使われる率 26.7%

世界軟泥の進撃

自軍クリーチャーすべての基本スタッツを6/6にするという、豪快なエンチャントです。横並びを軸としたトークン系のデッキでの採用が検討されるほか、基本スタッツが0/0の《培養器/ファイレクシアントークン》《地区のマスコット》のようなクリーチャーと組み合わせるのも面白そうですね。

初動価格800円と神話レアとしてはお手頃価格。

アンケートでは「使われる」が圧倒的な少数派となりました。6マナのエンチャントは構築戦では少々、厳しいのかもしれません。

トーテンタンズの歌

《トーテンタンズの歌》と組み合わせれば、6/6速攻のネズミ・ウーズがX体で襲い掛かります。夢のあるカードですね。

《死の車》 使われる率 36.7%

死の車

「デスシャドウ」こと《死の影》にちなみ、「デス車両」「デス車道」などと呼ばれている愛され機体

2Bと2点のライフを支払うことでカードを1枚、引くことができます。自傷する能力自体は噛み合っていますが、3マナが少し重そうです。

奇怪な宝石

今、じわじわと人気を集めている《奇怪な宝石》と組み合わせるとB+2点ライフペイで1ドローと、なかなか悪くない性能です。

神話レアということもあり、初動価格1200円となかなかのスタートです。

アンケートでは「使われる」が36.7%という結果となりました。この数字、通常のカードであれば少ないと感じますが、デス車両に関しては、むしろ多いのではないでしょうか。

もうすでに熱狂的なファンがいるようです。

《恐血鬼》 使われる率 65.6%

恐血鬼

《恐血鬼》がスタンダードに帰ってきました!

「上陸」するたびに墓地から戦場に舞い戻る、なかなか用途が広い便利なクリーチャーです。昔からの固定ファンもたくさんいることでしょう、

かつての憧れのカードは初動価格600円と、大変お買い求めやすくなりました。

アンケートでは「使われる」と回答した方の割合が約3分の2と、さすがの注目度です。

《咆吼部隊の重量級》 使われる率 52.9%

咆吼部隊の重量級

これでない、すべてのゴブリンに速攻を与える新ゴブリンです。戦闘開始時に強制アタックを命じられた1/1ゴブリン・クリーチャー・トークンを生成するのも、3マナゴブリン界ではおなじみとなりました。

また、「最高速度」に到達すると、「コントロールしているゴブリンの数だけRを生み出す」という驚愕のマナ・クリーチャーとなります。

赤だし、ゴブリンだし、「最高速度」に到達すること自体はそう難しくないのではないでしょうか。

今回、晴れる屋がウィザーズ様よりいただいた独占プレビューカードでもあり、なかなか想い入れのあるゴブリンとなっております。

初動価格500円。独占プレビューの思い出はプライスレス。

アンケートでは半分以上の方が「使われる」と回答しております。スタンダードにゴブリン旋風が吹き荒れるか!?

『霊気走破』の新カードに期待!

灯を追う者、チャンドラスピードデーモン開拓者、おたから

以上、『霊気走破』の世論調査でした。みなさんのお気に入りカードは、世間にしっかりと評価されていましたか?

また、メタゲーム的には、「使われない」と回答されたカードにこそチャンスがあるということになります!今回のアンケートの結果をぜひ、デッキ構築に活かしていただければ幸いです。

まもなく、各フォーマットは新環境に突入します!「速度」と「消尽」が新環境にどのような影響を与えるのか、本当に楽しみですね!

アンケートにご協力くださったみなさま、ありがとうございました。それでは、また!

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