『タルキール:龍嵐録』
みなさん、こんにちは。晴れる屋メディアです。
4月11日発売の新セット『タルキール:龍嵐録』のファーストルックの情報が公開されました。
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公開された新カードを見て、「え? 氏族が復活?」とビックリされた方もいらっしゃるかもしれません。
今回は興奮必死の新カード含む、ファーストルックで公開された情報をまとめながら、タルキール次元に想いを馳せたいと思います!
『タルキール:龍嵐録』のストーリー
タルキールといえば、龍と人間(氏族)がフィーチャーされた次元です。一度は人間によって滅ぼされた龍ですが、1200年前にタイムトリップしたサルカンの活躍(運命再編)によって、龍が再び支配する世界となった……はずでした。
ところが、眠りから目覚めたウギンがタルキールを離れたことによって龍の嵐の力が弱まり、さらに新ファイレクシア軍が侵攻。多大な犠牲を払った龍たちは弱体化しました。
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ここがチャンスとばかりに反旗を翻したのが、龍王たちに圧政をしいられていた龍以外の種族(人型生物および人間など)。反乱軍はやがて、アブザン、ジェスカイ、スゥルタイ、マルドゥ、ティムールと古い氏族名を掲げるようになり……
という展開から、『タルキール:龍嵐録』では龍と精霊龍の戦い、氏族間の争いなどが熱く描かれるようです!マジックファンとしては、龍の活躍も氏族の活躍もどっちも楽しみですね!
0マナの新モックスも!注目の新カードが公開!
それでは早速、公開された新カードをチェックしていきましょう!
《モックス・ジャスパー》
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スタンダードでモックス!? 0マナのマナアーティファクトが!?
《モックス・ジャスパー》はドラゴンをコントロールしていれば好きなマナ1点が出せるようになる、新しいモックスです。『タルキール:龍嵐録』のヘッドライナーカードとなります。
低マナ域のドラゴンや「多相」を持ったクリーチャーがいれば、序盤からマナを出してかなり強力な動きができるため、大注目のカードといえるでしょう。
現在のスタンダードでは該当するクリーチャーがほとんどいませんが、これから新カードとして公開される可能性もあり、期待は高まります!
《龍へと昇る者、サルカン》と新メカニズム「後見」
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タルキールといえばこの人、《龍へと昇る者、サルカン》が新登場。
2マナ2/2と標準的なスタッツに加え、戦場に出たときにドラゴンの後見を受けると宝物・トークンを生成します。さすがはサルカン、今回もやはり、自身を強化してドラゴン化する能力を持っています。
「~の後見」とはどうやら、「~に該当するクリーチャー・タイプをコントロールしているか、手札から見せる」ことで条件を満たし、さまざまな効果を得ることができるメカニズムのようです。
「ドラゴンの後見」の場合、プレイヤーたちの間では「ドラゴンボーナス」と呼ばれるなど、おなじみの能力といえそうですね。過去には《龍詞の咆哮》《シルムガルの嘲笑》などが活躍しました。
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こちらは《龍へと昇る者、サルカン》のショーケース枠、「幽霊火」版。ハロー・フォイル仕様のものも存在する用です。めちゃくちゃカッコいい!
これが精霊龍の力!《道の体現者、シィコ》
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タルキールといえばドラゴン!
……ですが、なにやらスピリット・ドラゴンとあります。能力も「墓地にある3マナ以下の土地でないカードを追放し、それのコピーを唱える」という、いかにもスピリット的な要素がある能力で、タルキールの空を縦横無尽に飛び回っているドラゴンたちとは、ちょっと性質が違いそうですね。
よく見るとカードのテキスト欄には氏族のマークが入っています。《道の体現者、シィコ》もそうですが、『タルキール:龍嵐録』では3色のマナ・シンボルのカードが多く登場しそうです。
自身が5マナ飛行・警戒4/5というスペックに加え、墓地にある3マナ以下の呪文であれば、なんでもコピーしてしまえるのはかなり強そうです。ただ、「コピーを唱える」ということで、《忌まわしき眼魔》を追放してコピーした場合、追加コストが掛かる点には注意しましょう。
シィコの真のベストパートナーは《三匹の盲目ネズミ》ではないでしょうか。Ⅱ章、Ⅲ章の能力で自身を増やすことで、文字通り「ネズミ算」式に《三匹の盲目ネズミ》が増えていきます。
……普通に除去とかドローソースをコピーしてドラゴンで殴った方が強いかも?
多色のカードに注目!
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マナの準備に四苦八苦するのが常のマジックの世界では、3色のカードはそれなりに唱えるのが大変です。逆にいうと、だからこそ強いカードが多いのではないでしょうか。
《遊撃サイ》は良いデザインですね。これは《包囲サイ》の子供なのか部下なのか。
《不可視の敗北》は多色で4マナとかなり重めのインスタントですが、効果は劇的です!コントロールで使ってみたいカードですね。
今後、環境的に多色のカードが増えるようでしたら、《ホーントウッドの大主》はかなり使い勝手が良さそうです。強大なオーバーロードの力を借りて、多色ゆえに強力なカードをたくさん唱えたいですね!
『タルキール:龍嵐録』関連製品の紹介
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『タルキール:龍嵐録』プレイ・ブースターは1BOX30パック入り。リミテッドを遊ぶのにも最適なパックですね!
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シリアル番号付きの《モックス・ジャスパー》含む、さまざまな特別仕様のカードが出現するコレクター・ブースター。《遊撃サイ》の「幽霊火」版ハロー・フォイルが欲しい!
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今回、氏族がテーマになっていることもあり、5種類の統率者デッキが登場します。
カジュアルな遊び方としては、友達と5人で集まって、変則的に5人統率者を楽しむなんてこともできますね!あなたなら、どの氏族を選びますか?
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ちょっと特別なプレリリースはいかがでしょうか。今回、各氏族がテーマとなったプレリリース・パックが5種類あります!
プレイ・ブースター5パックと、プレリリース・ブースター1パックによるシールド戦を楽しむためのパックで、プレリリース・ブースターからは選んだ氏族のカラーのカードが出やすくなっているのだと思われます。
パッケージにも描かれていますが、各氏族を率いるドラゴンにも注目ですね!
今後のスケジュール
現在、『タルキール:龍嵐録』のカードギャラリーが公開されています。そのほか、新カードの情報については、ぜひマジック公式Xやハッシュタグ#MTGTarkirをチェックしましょう。
そのほか、今後の重要なイベントのスケジュールは下記の通りです。
『タルキール:龍嵐録』イベントスケジュール
『タルキール:龍嵐録』ストーリー公開:3月10~17日
デビュー配信とプレビュー開始:3月18日
カードイメージギャラリーにて全収録カード公開:3月28日
MTGアリーナにてリリース:4月8日
テーブルトップ公式発売日:4月11日
今後も、新しい情報が入り次第、晴れる屋メディアでもお伝えしてまいります。
「龍の嵐の目」のなかでお会いしましょう。それではまた!
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