
ボロスモニュメント サンプルリスト
デッキの動き
ボロスモニュメントとは、《忍耐の記念碑》を軸にしたアグロデッキです。
アーティファクト
あなたがカード1枚を捨てるたび、以下からこのターンにまだ選ばれていない1つを選ぶ。
・カード1枚を引く。
・宝物・トークン1つを生成する。
・各対戦相手はそれぞれ3点のライフを失う。
《忍耐の記念碑》を設置し、能動的に手札を捨て、効果を誘発させてリソースを伸ばしていきます。手札を入れ替えて有効牌を引き込み、複数枚の《忍耐の記念碑》の設置を目指します。
《略奪するアオザメ》や《歴戦の神聖刃》など序盤からクリーチャーを展開し、ライフを攻めていきます。《鏡割りの寓話》はダメージソースであると同時に、このカラーボードでは貴重なドローソースであり、《忍耐の記念碑》へたどり着く助けとなります。
《マイコシンスの庭》のコピーを含めて、複数枚の《忍耐の記念碑》を設置できればゲームエンド間近です。自分と相手のターンで手札を捨て、ライフを攻めていきます。20点のライフもわずか4ターンで削りきれます。
序盤
序盤はマナカーブに沿ってクリーチャーを展開していきます。《新ベナリアの守護者》と《歴戦の神聖刃》は除去耐性をもっているため、優先的にプレイしたいカードです。
《略奪するアオザメ》は理想的なスタートです。《逸失への恐怖》をプレイすれば手札を入れ替えつつサイズアップできますし、前述の《新ベナリアの守護者》や《歴戦の神聖刃》と並べば、相手に大きなプレッシャーをかけられます。
相手のクリーチャーを火力で対処しながら、効率良くライフを攻めていきましょう。《癇しゃく》は「マッドネス」でプレイできればテンポ良く相手のクリーチャーを除去しながら、副次的に《略奪するアオザメ》を育てられます。
中盤
中盤はキーカードである《忍耐の記念碑》を設置する時間。能動的に手札を捨てられる《新ベナリアの守護者》や《歴戦の神聖刃》と並べば、毎ターン効果を誘発させることができます。
手札をどんどん入れ替えて2枚目の《忍耐の記念碑》や《マイコシンスの庭》を引き込み、終盤へ向けて準備を進めましょう。
赤い中速デッキではお馴染みの《鏡割りの寓話》が、このデッキでも採用されています。単体のカードパワーは申し分なく、Ⅱ章は《忍耐の記念碑》を誘発させます。ゴブリン・シャーマン・トークンを展開しつつ、カードアドバンテージを稼いでいきましょう。
終盤
終盤は《忍耐の記念碑》を軸にライフを攻めていきます。《マイコシンスの庭》があれば《忍耐の記念碑》のコピーとし、倍速で効果を誘発させます。この状況下で自分と相手のターンでカードを捨てれば各ターン6点のライフを失うため、たとえ20点のライフがあったとしてもわずか4ターンで削りきれます。
この際《癇しゃく》があればプレイヤーを対象にとることで、勝利までの時間をより早めてくれます。
仮に《忍耐の記念碑》がない場合は、クリーチャーでのビートダウンを目指します。《癇しゃく》や《幽霊による庇護》でサポートしていきましょう。
《キキジキの鏡像》と「昂揚」中の《逸失への恐怖》がそろえば、マナの続く限り《逸失への恐怖》のコピーを生成し追加の戦闘フェイズを獲得できます。
手順は《キキジキの鏡像》で《逸失への恐怖》を対象に能力を起動し、コピートークンを生成。コピートークンで攻撃し、《キキジキの鏡像》をアンタップするだけ。これにより、1マナで繰り返し《逸失への恐怖》をコピーできるというわけです。
ボロスモニュメントは《忍耐の記念碑》をキーとしたアーキタイプですが、《略奪するアオザメ》をはじめとした小型クリーチャーによるビートダウン、《キキジキの鏡像》と《逸失への恐怖》のコンボなど複数の攻めパターンを持ち合わせた柔軟なアグロデッキなのです。