はじめに
みなさん、こんにちは。元統率者神の吉田です。今回も『マジック:ザ・ギャザリング | マーベル スパイダーマン』の発売に合わせてカードレビューを担当させていただきました。
今回のセットで「モードを持つ両面カードかつ変身カード」が登場したので変身に関してルール変更が行われ、変身先がパーマネントの場合に限り、モードを持つ両面カードを変身させることができるようになりました。といっても《月霧》を使う人以外あまり関係はないでしょうが……。
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今回のセットも「FINAL FANTASY」のとき同様、伝説のクリーチャーが非常に多く収録されていて90種近くになるとか!コモンの伝説のクリーチャーも10種登場しており、統率者がアンコモン指定であるパウパーEDHもいつか変わっていくかもしれませんね。
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マーベルファンの方には申し訳ないのですが、スパイダーマンにあまり詳しくないので、ここではいつも通りのカード紹介をしていきますが、いってつさん含めマーベルシリーズに詳しい人が個別に記事を書いている&これからも記事が増える……?と思われるのでそちらも参考にしてみてください。
カードレビュー
白
《家賃を払え》
1マナのカードながら毎ターン追加ドローができる破格のカードですが、クリーチャーと宝物を合わせて2個要求してきます。直接のマナではなく、宝物がタップ状態になるのを眺めるのが家賃になる大家の嗜好は一体……。
攻撃することのない《ロフガフフの息子、ログラクフ》や、タップ状態になることで恩恵を得られる《アヴェンジャーの名手、サンウェル》《協約の魂、イマーラ》《アティインの英雄、ワイリー・デューク》では安定してドローできそうです。
色さえ合っていれば《果敢な泥棒》《欺瞞の信奉者》などの「神啓」持ちも使いたいですね。
《スペクタキュラー・スパイダーマン》
2マナの瞬速持ちにしては英雄らしく3/2と屈強。飛行も付与できるので、使われる側としては雑な飛行アタックがしにくくなりました。破壊不能は《サイクロンの裂け目》《毒の濁流》のはびこる統率者戦ではやや心もとないですが、《軍団のまとめ役、ウィノータ》を始めとするクリーチャーを並べて攻撃するデッキでは、打ち消されにくいこともあり頼りになるでしょう。
《サイオニック・ウィーバー、アラクネ》
マナ加速の多い統率者戦では、とりあえずアーティファクトと言っておけば相当の減速になるでしょう。妨害が嫌ならインスタントで。
《サイオニック・ウィーバー、アラクネ》に限った話ではありませんが、1マナの「ウェブスリング」持ちが複数枚あれば《伝説の秘宝》でお互いを回せるので、《統べるもの、ジョダー》や《永久忠義の義丸》、今回登場の《ウェブ紡ぎ、シルク》のようなカードがあれば無限に誘発させられます。
「忍術」のようなウェブスリング能力ですが、唱えているので打ち消しは当たりますし、統率領域から唱えれば統率者税も普通にかかるので注意しましょう。
青
《スパイダーセンス》
「ウェブスリング」でわずか1マナで範囲の広い打ち消しが使えます。とはいえ、統率者戦では《断れない提案》《白鳥の歌》《狼狽の嵐》といった優秀な1マナ打ち消し呪文があり、最近では《ルイゾワの献身》も追加されたのでこれを採用するかは怪しいですね。
軽さを求めた結果クリーチャーを打ち消せず《勝利の楽士》1枚に負けたなんてことも多いので、個人的にはクリーチャーに当たらない打ち消しに対しては懐疑的。
ただ、誘発型能力を打ち消せるのは便利で《タッサの神託者》や対処しにくい《約束された終末、エムラクール》から身を守ることができます。ほかにも、攻撃が通らず死亡することもできなくなった《虎の影、百合子》や《呪文探求者》《永遠の証人》のようなクリーチャーを手札に戻せるのは、ほかの打ち消しにはない強みですね。
《傑出した発明家、レディ・オクトパス》
何もしなくても毎ターン1個、さらに《渦まく知識》《帳簿裂き》《謎鍛冶》《ウスロスの調査船》があればガンガンカウンターが置かれていきます。
《老いざる革新者、ジョイラ》と比べると直接場に出せない分若干劣りますが、1マナの統率者というのは強力で、1ターン目から《モックス・アンバー》《激情の後見》の恩恵を受けられ、除去されても3マナで出し直せるのは大きいです。
踏み倒せるのが毎ターン1回じゃ足りない!って人は《ミラディン人のスパイ》や《きらめく短剣、つらぬき丸》で何度もアンタップしていきましょう。
《インポスター症候群》
戦闘ダメージを与えたクリーチャー全員が倍になるド派手なエンチャント。しかも「伝説」を失うので、統率者もコピーして増え続けます。《ズルゴとオジュタイ》《知恵の目、ゼンドスプルト》《スリヴァー軍団》あたりが増えるとかなり強力。《永遠の策謀家、ズアー》でこれ自身をクリーチャー化させても面白そうです。
《五足のフェリクス》や《双子唱者、アドリックスとネヴ》ではデジタルゲームだとクラッシュしかねません。グチャグチャになる前に対戦相手はなんとかブロックしてください!
黒
《情け容赦無き者、グウェノム》
《ボーラスの城塞》と同等の効果を持つクリーチャー。1マナ軽くなりましたが即効性は失われ、相手の《金粉のドレイク》や《士気溢れる徴集兵》は警戒しないといけません。
それでも1マナ軽いのは魅力的で、《納墓》→《浅すぎる墓穴》で奇襲することもできます。伝説カードに飢えている《意志を縛る者、ディハーダ》ではすんなり入るのではないでしょうか。
伝説のクリーチャーなので当然統率者に指定できますが、ブラケット4以上だと《師範の占い独楽》を探すだけのデッキになりそうなのですぐ飽きてしまうかも。あえてサーチカードを減らしてランダム性を上げると長く楽しめそうです。
《ソウル・ストーン》
2マナのアンタップインのマナアーティファクトだけでだいぶん強いのに、破壊不能に長期戦向けの能力までついてきました。「装着」はインスタント・タイミングで起動できるので、相手の全体除去に合わせて適当なクリーチャーや統率者を餌に起動すれば、すぐに帰ってこれてお得。
一度装着しても再度装着することができるので、クリーチャーをコントロール奪取されそうになったら追放しちゃいましょう。2色以下の黒いデッキならシンプルに強いカードなので、予算に都合がつけば1枚は持っておきたいですね。コズミック・フォイルは無理です、諦めましょう。
《狡猾な怪盗、ブラックキャット》
《豪華の王、ゴンティ》より1マナ重くなりましたが、効果は大体倍になりました。《我々の刃》を装備すれば毎ターン18枚見て4枚強奪!戦闘を挟まず相手のカードを奪うものとしては最優秀なので、《切断マジック》や《まだ死んでいない》などで相手のカードを駆使して戦ってみたいですね。オンライン対戦ではまったく向いてませんが……。
コマンダーパーティやコマンダーサミットなどのイベントで対戦中の実績達成項目があると、それに合わせたデッキを組むよりも相手のカードを使ったほうが早いので、《船砕きの怪物》などでこれを無限に使い回すデッキが現れるかも!?
赤
《襲い来る電池、エレクトロ》
《語りの神、ビルギ》のようなマナ生成能力を持ちますが、あちらと違ってマナの持ち越しはターン終了時までの制限がないので《炎の踊り手、アシュリング》《マナの座、オムナス》に近いかもしれません。
呪文連打では《ウラブラスク》に軍配が上がるので、《炎の編み込み》や《倍化の立方体》で馬鹿みたいな量のマナを貯め、困ったときに《ラゾテプの採石場》などで放電していきましょう。



次のセット『マジック:ザ・ギャザリング | アバター 伝説の少年アン』でも「火の技」という相性の良い能力が公開されているので期待できるカードです。
《スパイダーパンク》
赤2マナにしてはかなり滅茶苦茶なことが書かれているクリーチャー。《溺神の信奉者、リーア》同様、自分相手問わずすべての呪文が打ち消されなくなるので、除去からこれを守ることはできませんし、相手のコンボも止められません。それでも2マナと軽いうえに伝説なので、《堂々たる撤廃者》が使えない白以外のデッキや[-3]能力で回収できる《意志を縛る者、ディハーダ》では採用を検討できるでしょう。
そのほかにも、ダメージが軽減されないので《一つの指輪》によるプロテクションも貫通できるのが強み。能力打ち消し不可は非常にレアな能力なので存在を忘れそう……護法を気にせず《マダラの鉤爪門》でフェイズアウトさせることができます。
緑
《意志を貫く力》
《硬化した鱗》と《歩行バリスタ》のコンボで無限ダメージが話題になっているカード。統率者戦では《調教師の神童、ウェイタ》というオリカで倍速で育つので《硬化した鱗》の代用ができます。誰???
ほかにも《地震土竜、アンズラグ》《頂点のアルティサウルス》で盤面を蹂躙したり、《全てを喰らうグロサーマ》と格闘させてサイズを爆上げしたり。+10/+10じゃまだ足りないって人は《サンスターの弩級艦、ドーンサイアー》が誤射すれば+100/+100です。これが宇宙の統率者戦か……。
《協力的な両親》
《樺の知識のレインジャー》のエルフ縛りをなくしたカードで、見ようによっては1/2《ガイアの揺籃の地》です。本当か??
《永劫の活力》と比べると戦場に出たターンからマナを出せる点で差別化できそうです。《硬鎧の大群》と《トリトンの英雄、トラシオス》でずっとチェインを繋げたり、《救助のけだもの、コーナ》を即タップしたり、《終わりなき巣網のアラスタ》《蛇穴》などで相手ターン中に出たトークンからマナを出して構えられます。
《永劫の活力》は《眷者の神童、キナン》でマナを増やせますが、こちらは増えないので気をつけましょう。
多色
《ノーマン・オズボーン》/《グリーンゴブリン》
「大混乱」付与の能力が目を引くグリクシスカラーの統率者。一度墓地から唱えたカードは、領域移行で手札から捨てたという情報がなくなるので無限コンボは狙いにくいです。
《スカージの使い魔》+《セドラクシスの錬金術師》で無限キャスト、《アーチリッチ、アサーラック》なら無限ダンジョン探索、くらいでしょうか。《抜け目ない潜り手、ニアディヴ》で引いたり《謎鍛冶》でアーティファクトチェインを目指すのも面白そうですね。
ブラケット4以上では表面がメインで、各種統率者ピッチや《モックス・アンバー》が最序盤から使え、ルーティングでデッキを掘れるので《むかつき》《ネクロポーテンス》を使った高速系の統率者として採用されそうです。裏面のコスト2軽減で《死の国からの脱出》→《研磨基地》で自身をサクり続けて無限墓地入れ替えできるのも魅力。
《マスタープランナー、ドクター・オクトパス》
《石の賢者、ダミーア》から緑がなくなったらかなり強化されました。これが令和か……。《ライオンの瞳のダイアモンド》《ダイアモンドのライオン》と相性は良いですが、統率者にした時点で間違いなく妨害やコピー合戦が始まるので、先置きできる《呪文滑り》《退去の印章》は欲しいですね。
「8枚引くのではなく8枚になるように引く」なので、いらないカードは《超能力蛙》や《Bazaar of Baghdad》で捨てておきたいところ。統率者にしない場合でもリアニメイト先としては優秀。《核の占い師、ジン=ギタクシアス》よりは素出しも狙えるでしょう。
《ミスターネガティブ》
着地しただけでライフ交換ができる変わったカード。自分が勝っている場合でも、弱っている相手と交換すれば大量ドローできるので《配分の領事、カンバール》がいれば10枚以上引けそうです。
統率者にするなら《セラの高位僧》とかがないとライフをほどほどに削られそうなので、誘発中に《血の執行司祭》などでライフを1まで削って相手を追い詰めたいですね。《Lich》があるなら1人を即死させつつ相手のライフ分ドロー!
そこまで危ないことをしなくとも、自分のライフを多少削って《パンハモニコン》や《切断マジック》でネガティブ→ポジティブとなるだけでそれなりの枚数にはなるでしょう。相手とのライフ差という不確定要素があってシンプルに強いわけではないのが面白いですね。
《ライノの猛威》
ソーサリーですが1マナで2枚除去できるのは破格。壊すアーティファクトは格闘するクリーチャーと全然関係ないプレイヤーでもいいので、多少交渉ができそうです。《オークの弓使い》が消えるなら《太陽の指輪》差し出しちゃうよ……。
せっかくなら《究極のハイブリッド恐竜、インドラプトル》《古き者どもの激怒、ヴロンディス》で「激昂」も達成したり、《Zangief, the Red Cyclone》や《Wolverine, Best There Is》で格闘ボーナスも得ていきましょう。
《驚嘆の救い手、スパイダーウーマン》
《盲従》内蔵の2/2・飛行クリーチャー。クリーチャーになったので除去されやすくなりましたが、《織り手のティムナ》や《浄火の戦術家、デリーヴィー》でのアタッカー要員として優秀。《モックス・アンバー》を動かしたり《意志の力》の餌にもなるので攻防一体の活躍が期待できそうです。
《センセーショナル・スパイダーマン》
とりあえず攻撃するだけで1ドロー、《眠り呪いのフェアリー》がいれば1回だけ3ドローできます。もっと寝ててくれ!
逆に《そぞろ歩く嵐甲羅》がいれば毎ターン起こして6ドローです。自軍クリーチャーの睡眠の質にうるさい謎のヒーロー。
ほかにも《氷結往生》や《水中の監視者》などで麻痺カウンターを用いたり、《夢潮の鯨》で増殖していけばかなり効率よくドローできるでしょう。もちろんそれだけでは勝てないので、どうやって勝つのか構築力が問われそうです。
無色・土地
《ピーター・パーカーのカメラ》
《ストリオン共鳴体》と《ブライトハースの指輪》を足して割ったようなカード。1マナになった代わりに回数制限ができましたが、マナアーティファクトごとまとめてブリンクする《永遠王、ブレイゴ》では無問題。もともと《ストリオン共鳴体》を全力で探していたのが、1マナになって《粗石の魔道士》《ウルザの物語》で探せるようになったのは大幅強化でしょう。
また、起動型能力もコピーできるので《艦長シッセイ》や《アーカム・ダグソン》でも使えますし、設置マナが軽いので単純にフェッチランドの起動コピーも強そうですね。個人の道具なので伝説のアーティファクトだと思っていましたが、使い捨てなのか特に伝説ではないようです……。
《ドク・オックの触手》
《虚空喰らい、ズロドック》《船壊し、ダーゴ》などのパワー7の統率者では、統率者ダメージ21点が狙いやすくなるので1マナのカードにしては便利。《元ソルジャー、クラウド》や《奥義継承者、マッシュ》のような速攻持ちはかなりテンポよくダメージを稼げるでしょう。
インスタント・タイミングで装備されるので《首席議長ゼガーナ》では、ドロー解決前に自身に装備して+4ドロー!そこから《幻影の像》などでコピーすると、さらに+4ドローされ普通に10枚以上ドローできます。今回は昔の統率者のオリカみたいなカードが多いですね……。
《マルチバースへの通り道》
単色ショックランドのような土地。《虹色の眺望》と比べると基本土地に枠を割かずに済むのが強み。2色デッキでは《潮水路の小道》のような小道ランドと同じ使用感。基本土地タイプが付与されるので、《Lake of the Dead》や《神秘の聖域》を使うならこちらを優先しましょう。
《戦争の世継ぎ、ローアン》では自傷しながらマナを出せるのでかなり強いです。固有色に合っていない基本土地タイプを使える数少ないカードでもあるのですが、現状活かせる機会は少なそうです。《ヴィセリッドの徒食者》や《岩への繋ぎ止め》を単色で使いたいって物好きな人がいればぜひ。
《都市の避難先》
《朧宮の微風呼び》で《ガイアの揺籃の地》をアンタップしつつ、手札に戻した《マダラの鉤爪門》を能力で出して無限マナを狙うコンボが一部で使われているのでこれでも狙えそうですが、タップ状態のクリーチャーの用意が面倒ですね。ええと《大地の知識》も準備して……?
過去セットの注目カード
今回の特徴的な種族といえば「蜘蛛」。蜘蛛をサポートできるカードを挙げ……ようとしたのですが、《群がりの庭》も《蜘蛛の襲来》も直近で再録されていてあまり書くことがない……。なので過去の蜘蛛・クリーチャーを何体か挙げてみます。
《ドラゴンの巣の蜘蛛》
6マナと重いものの、相手が何か唱えるたびに1/1トークンが湧いて出る強力な蜘蛛。1-2周するころには凄い数が並びそうなので、全体修整をかけて殴りきりましょう。ところで蜘蛛は昆虫じゃないんですが、この昆虫・トークンは一体……?
《ウンゴリアントの末裔、シェロブ》
蜘蛛に「接死」と「護法」を与えるロード。蜘蛛だけど到達は持っていません。地味にデーモンでもあるので《暗黒の儀式の達人》で加速できます。
蜘蛛からダメージを与えられれば接死で死亡するので、統率者にするなら格闘呪文を多く採用することになりそうです。自分の《献身のドルイド》を食物にすれば無限マナ!死んでも働かされる《献身のドルイド》があまりに不憫。死は労働をやめる理由になりません。
《破滅の織り手》
サクリ系のチェインデッキでは便利な1枚。《悲嘆》《ファイレクシアン・ドレッドノート》のように勝手に死亡するクリーチャーと組めばどんどん手札が増えていきます。
《人骨調和奏者、ズー・イフィット》で何度もパワーの高い相方を釣ってはサクったり、ホラーなのでパワーが上がりやすい《恐怖の顕現、ウンブリス》に入れてウンブリスをコピーし続けてドロー枚数を増やすのもいいですね。
これで『マジック:ザ・ギャザリング | マーベル スパイダーマン』カードレビューは以上となります。
今回紹介したカードの他にも面白そうなカードがたくさんあるので、みなさんもいろいろ試してみてください!
吉田 敏行
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