『マジック:ザ・ギャザリング | アバター 伝説の少年アン』世論調査!!みんなはこのカード、どう思ってる?
先週の11月14日(金)、『マジック:ザ・ギャザリング | アバター 伝説の少年アン』が先行販売され、各フォーマットは新環境へと突入しました。
注目のカードはトーナメント(競技)シーンで頻繁に見かけることになるのか、それとも……!?
先日、晴れる屋メディアのXアカウントにて世論調査アンケートを行いましたので、気になる結果をまとめていきます。アンケートにご協力くださった皆様、ありがとうございました!
(※カードの価格はいずれも執筆時点のものです。また、価格はカードの強さだけでなく、供給量やコレクション性、使用されるフォーマットの種類など複合的な要素によって変動します)
《不動の守護者、アッパ》 使われる率 51.9%
【アンケート】
— 晴れる屋メディア (@hareruya_Media) November 14, 2025
『マジック:ザ・ギャザリング | アバター 伝説の少年アン』世論調査!
《不動の守護者、アッパ》は競技シーンで使われると思いますか?https://t.co/udkE8ZKggo#mtgjp #MTGxATLA
意外にも、アンケートでは評価が低かった《不動の守護者、アッパ》。半数近くのプレイヤーがこのカードは使われないと考えているようです。
しかし、すでにスタンダードでも「気の技」と《灰毛の天才、オーロック博士》を利用した無限コンボが発見されており、将来性は高そうです。
- 2025/11/14
- 新デッキ紹介!Hareruya Wayfinder『マジック:ザ・ギャザリング | アバター 伝説の少年アン』編
- 晴れる屋メディアチーム
また、無限コンボならずとも、戦場に出たときの能力を使い回すために気の技を利用することは十分に考えられます。とくに「兆候」で出した大主たちに気の技を使うと、
でクリーチャーとしてプレイできるのは強力ですね!
《アッパ》は4マナ瞬速・飛行3/4と、奇襲性と戦闘面にも優れたスペックであり、実は非の打ちどころがないクリーチャーです。手に入れるなら今のうちかも!?
《司書、ワン・シー・トン》 使われる率 81.1%
【アンケート】
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初動価格12,000円だと!?
とんでもないカードがスタンダードセットに収録されました。今セットのトップレアとなったのは《司書、ワン・シー・トン》。アンケートでも支持率80%超えと高評価です。
戦場に出たときにX個の+1/+1カウンターが置かれて、さらにXの端数を切り捨てた半分の枚数のカードを引くことができます。X=2(

)でプレイしたとしても瞬速・飛行・警戒3/3で戦場に出たときに1ドローということになるので、破格のスペックと言えるでしょう。
そして、対戦相手が自分のライブラリーを探すたび、《司書、ワン・シー・トン》の上に+1/+1カウンターを置いて1ドローするという”サーチお咎め鳥”の側面も持っています。フェッチランドを多用する下環境であれば
で唱えることも十分に考えられますね。
対戦相手が3人いる統率者戦ではさらに強力です!……ちょっと強すぎませんか?
《見下す高手、メイ》 使われる率 80%
【アンケート】
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“黒いサリア”こと《見下す高手、メイ》。ヘイトベアーデッキの新星として注目度が高まっています。アンケートでも支持率80%とかなり期待されていますね!
堀 愛里(@aililith)先生のイラストも素敵すぎます!
はてさて。実際、《サリア》かと言われると、そんなに《サリア》ではないような気がしており、テンポを遅らせるようなカードではありません。どちらかというと《大歓楽の幻霊》や《魔道士封じのトカゲ》のような使われ方をするのではないでしょうか。
《メイ》の性能を活かすのであれば、序盤からライフをガンガン詰めていって、呪文を唱えられなくするような工夫が必要ですね。
色がぜんぜん合わなくて恐縮ですが、《メイ》は同盟者なので《恐れを知らぬ者、カタラ》がいればクリーチャーではない呪文を唱えるたびに4点のライフを失うという地獄のゲームがスタートします。
《茶屋「ジャスミンの龍」》と《魂の洞窟》があるおかげで同盟者デッキは多色化もしやすく、クリーチャー主体のデッキになるので、自分はそこまで被害を受けません。意外と成立するかもしれませんね。
《月殺し、ジャオ》 使われる率 78.9%
【アンケート】
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『マジック:ザ・ギャザリング | アバター 伝説の少年アン』世論調査!
《月殺し、ジャオ》は競技シーンで使われると思いますか?https://t.co/5zjYkerFl6#mtgjp #MTGxATLA
《月殺し、ジャオ》は赤単デッキの新たなエースになるかもしれません。支持率78.9%と、こちらも高い評価を受けました。
「基本出ない土地はタップインとなる」という能力は白の専売特許でしたが、ついに赤でも出来るようになりました。自分の基本出ない土地もタップインとなりますが、ほぼ《山》しか使わない赤単ならば問題ありません。
ただでさえスピードが速い赤単にこれをやられてしまうと、基本土地をあまり使えない多色デッキはかなり苦戦するのではないでしょうか。
自分が使う分には、1ターン目から攻撃的なクリーチャーを展開し、2ターン目に《ジャオ》をプレイできれば最高ですね。土地がタップインするために満足に動けない対戦相手をタコ殴りにしましょう。ただし、単色デッキ相手にはほぼ効果がないので、おとなしくサイドアウトすることになります。
地味ながら威迫を持っているのも《ジャオ》の強いところです。装備品やオーラで強化したくなりますね。
《アナグマモグラの仔》 使われる率 87.7%
【アンケート】
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『マジック:ザ・ギャザリング | アバター 伝説の少年アン』世論調査!
《アナグマモグラの仔》は競技シーンで使われると思いますか?https://t.co/omNV1PsRFG#mtgjp #MTGxATLA
初動価格9,000円!!
《司書、ワン・シー・トン》がいなければ間違いなくトップレアになれた逸材でしたが、今回は2番手に甘んじています。アンケートでは支持率87.7%とダントツ1位の評価を獲得。
自分がマナを生み出す目的でクリーチャーをタップすると追加で
が生み出せるようになり、爆発的な展開力を実現します。
マナクリーチャーはもちろん、《ドライアドの東屋》のようなクリーチャー兼土地とも相性がよいカードです。また、《アナグマモグラの仔》自身も持っていますが、「土の技」を使って土地をクリーチャーに変えれば、マナ能力が実質2倍となります。
ちなみにこれまで、土地をクリーチャー化させることはリスクが高い行動とされていました。あらゆる除去によって土地を失いやすくなるからです。
しかし、土の技はこの弱点を克服。なんと、「墓地や追放領域に置かれた場合、戦場に戻ってくる」という保証つきの商品となっております。これを利用すれば、フェッチランドや《不毛の大地》に土の技を使い、生け贄に捧げても戻ってくるように細工ができますね。《ウルザの物語》を延々と使う動きも面白そうです。
《アバター・アン》 使われる率 20.3%
【アンケート】
— 晴れる屋メディア (@hareruya_Media) November 14, 2025
『マジック:ザ・ギャザリング | アバター 伝説の少年アン』世論調査!
《アバター・アン》は競技シーンで使われると思いますか?https://t.co/QcfVJ3oIKc#mtgjp #MTGxATLA
使われる率20.3%は低すぎませんか!?
今セットの主人公、アンの完全体となるバージョンのカードですが、ほとんどのプレイヤーが使われないと判断しました。
しかし、《アバター・アン》は「技を行うたび」にカードを1枚引ける能力を持っており、自身も4マナ飛行4/4と及第点のスタッツです。アン自身が「火の技」を持っていることもあり、実質的に「攻撃するたびにカード1枚を引く」と書いてあるようなもので、けっして悪くない性能ではないでしょうか。
ちなみに、火の技は誘発させるのにコストがかかりません。2マナ程度のクリーチャーでも簡単に行うことができる技なので、《アバター・アン》デッキを作るとしたら、まずは火の技を中心に考えたいところです。この際だから4色であることには目をつぶりましょう。大量ドローができるので、我慢です。
ところで、もしも《アン》を変身させようとしたら、それはそれは大冒険となります。
「水の技」を使うのが鬼門で、なかなか「同一ターンにすべての技を使う」という条件は難しそうですね。ただし、達成できたときの喜びは大きそうです。(勝てるとは言っていない)
『マジック:ザ・ギャザリング | アバター 伝説の少年アン』の活躍に期待!
さあ、各フォーマットは新環境に突入しました!
注目の競技シーンとしては、11月23日からパシフィコ横浜で『プレイヤーズコンベンション 横浜2025』が開催され、そのなかで「ジャパンスタンダードカップ:『アバター 伝説の少年アン』」や『チャンピオンズカップ ファイナル(モダン)』などが行われます。
どんなデッキが勝ち上がるでしょうか?『マジック:ザ・ギャザリング | アバター 伝説の少年アン』の新カードの活躍にも期待したいですね!それでは、また。
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