2025 Asia Legacy Championship:メタゲームブレイクダウン

晴れる屋メディアチーム

メタゲームブレイクダウン

納墓有翼の叡智、ナドゥ

禁止制限告知」を経て、新環境のレガシーの頂点を決する場となった今大会。

司書、ワン・シー・トンアナグマモグラの仔隕鉄剣

『マジック:ザ・ギャザリング | アバター 伝説の少年アン』はスタンダード向けセットながら、エターナル環境でも注目されるカードが少なくない。

まだ誰も知らない、2025年のアジア覇者はいったいどんなデッキになるのか。

それでは、注目のメタゲームをお届けしよう。

(※12月12日時点で提出され、参加者が申告したアーキタイプに基づき集計しています)

アーキタイプ 使用者数 使用率
ディミーアテンポ649.50%
エルドラージストンピィ619.05%
イゼットデルバー598.75%
スニーク・ショー334.90%
ドゥームズデイ304.45%
カーンフォージ304.45%
オムニテル284.15%
親和274.01%
青単ポスト253.71%
アゾリウス石鍛冶233.41%
The Spy213.12%
ディミーアリアニメイト152.23%
バント豆の木131.93%
ANT121.78%
クレイドルコントロール121.78%
赤単ペインター111.63%
赤単プリズン111.63%
デス&タックス111.63%
土地単91.34%
ボロスイニシアチブ91.34%
4色豆の木コントロール71.04%
鏡ストーム50.74%
ディミーア忍者50.74%
グリクシステンポ50.74%
マーフォーク50.74%
ラクドスリアニメイト50.74%
セファリッド・ブレックファースト50.74%
スゥルタイ豆の木50.74%
ジェスカイコントロール40.59%
マルドゥエネルギー40.59%
マーベリック40.59%
スタイフルノート40.59%
ティムールデルバー40.59%
アゾリウスコントロール40.59%
ボロスエネルギー40.59%
ゴブリン40.59%
エスパーテンポ30.45%
ゴルガリポックス30.45%
感染30.45%
イゼットテンポ30.45%
黒単アグロ30.45%
黒単コントロール30.45%
黒単リアニメイト30.45%
青単デルバー30.45%
青単ペインター30.45%
オルゾフブリンク30.45%
ルビーストーム30.45%
セレズニアデプス30.45%
TES30.45%
エルフ20.30%
ドレッジ20.30%
ベルチャー20.30%
スゥルタイテンポ20.30%
エルドラージポスト20.30%
版図豆の木20.30%
緑単ポスト20.30%
その他436.38%
合計 674 100%

注目アーキタイプ紹介!

エルドラージストンピィ 使用率2位

デッキリストページ

まばゆい肉掻きエルドラージの戦線破りコジレックの命令

《古えの墳墓》《ウギンの目》で早期に脅威を送り込む。《魂の洞窟》で青系デッキにも真正面からぶつかることができ、《虚空の杯》《不毛の大地》での封じ込め戦略も強力だ。

攪乱のフルートアメジストのとげフェアリーの忌み者

The Spyやドゥームズデイのような高速での決着となるコンボデッキに対しては、メインボードは脆弱であるものの、サイド後は1ターン目から繰り出される《攪乱のフルート》《アメジストのとげ》で突破を目指す。

イゼットデルバー 使用率3位

デッキリストページ

レガシーの顔と呼ばれつつも、長らくディミーアリアニメイトの影に隠れてたが、ついに復権のとき!

秘密を掘り下げる者ドラゴンの怒りの媒介者

“デルバー”に加え、ほとんどのリストで同じく1マナのクリーチャーである《ドラゴンの怒りの媒介者》も採用され、1ターン目から脅威を送り込む、まさに王道の「テンポデッキ」となっている。

コーリ鋼の短刀

対コントロールやミラーマッチでは有利になる《コーリ鋼の短刀》だが、コンボデッキや《古えの墳墓》デッキには弱くなるとみられ、採用の有無・枚数に差異が見られる。はたして「何枚」が正解になるだろうか?

アゾリウス石鍛冶 使用率10位

デッキリストページ

石鍛冶の神秘家隕鉄剣溌剌の牧羊犬、フィリア

直近で注目を集めているデッキといえば、アゾリウス石鍛冶だろう。

『マジック:ザ・ギャザリング | アバター 伝説の少年アン』で新たに登場した装備品《隕鉄剣》《石鍛冶の神秘家》で叩きつけ、それを《溌剌の牧羊犬、フィリア》でブリンク。《隕鉄剣》は土地さえ叩き割ることができ、ボードコントロール力は圧倒的。

量子の謎かけ屋

2025年最強のクリーチャー・カードの一枚、《量子の謎かけ屋》をブリンクして大量のアドバンテージを得ることも可能だ。

石のような静寂安らかなる眠り記憶への放逐

白青というカラーからサイドボードの選択肢の幅も広く、このデッキ相手にイージーウィンできるデッキはほとんどいないだろう。

展望

以上、『2025 Asia Legacy Championship』のメタゲームブレイクダウンをお届けした。

果たして、勝ち上がるのはどのデッキだろうか。勝負の行方に注目したい。

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